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天気がいいので、急に思い立って、40分ほどで行ける紅葉名所へドライブ。午後に出発、トンネルを越えて滋賀県、東近江市の「永源寺」へ。南北朝時代に創建された臨済宗の古刹です。ここは比較的お手軽に行けるので、紅葉の季節にはけっこう何度も足を運んでいます。いつもは表門側から石段を登って行っていましたが、今回は初めて裏手から入ることにしました。お寺のHPを見ていて紅葉時期だけネット予約できる駐車場を発見、有料ですがあらかじめスマホで予約しておきました。料金もネット上で先払い、駐車枠も指定されます。山の中に急ごしらえした感のある臨時駐車場なので、車のすれ違いも難しい山道をおそるおそる進み、なんとか支障なく到着。 今年からの設置らしいので、あまり知られていないためかガラガラ。係の人も見当たらず、入場チェックもありませんでした。ただ、予約の際に車種とナンバーを登録してあるので、時々見回りにくるのかもしれません。「裏参道」と呼ばれる山道を数分歩くと、その名の通り境内の裏手にたどりつきました。駐車場自体が山の上にあるので、表門からのお参りと違い長い石段を登ることはありません。年寄りにはこっちの方が楽かも(笑)不思議?だったのは、裏手から境内に入るのにも特に検問はなくノーチェックでした。拝観料500円が必要なはずなんですけど。まあ、いいかって感じで境内を散策しました。一目見まわして、早いのか遅いのか、それとも色づき自体があまり良くないのか、全体的にちょっと期待していたほどじゃない光景が広がっていました。まあ、でも、ところどころきれいに色づいた真っ赤な紅葉もあったので、アングルを工夫しながらの撮影です。 まだ色づいてない木もありましたが、グラデーションと考えれば綺麗にみえてきます。もちろん、参拝もしてきました。限定切り絵御朱印をゲット。また、郵便局の出張販売所があって限定記念切手を売ってたのでついつい購入しました。限定という言葉に弱いんです(笑) さすがに拝観料を払わないままというのには罪悪感もあって、正門の受付まで行って、事情を話して拝観料を納めてきました。拝観料収受係の爺さんはネット予約の駐車場のことは知らないらしく、「だれもいなかったので裏参道からそのままお寺に入ってきた」と説明しても「???」と首をかしげるだけでらちが明かなかったので、お金を置いて「戻ってもいいでしょ」と断ってから再び本堂のほうへ戻りました。受付の横にいた案内係のおばさんが、やり取りを聞いていたらしく「正直にありがとうございます」と話しかけてきたので、「黙っておこうと思ったけど、さすがに気色悪かったんで」と返すと笑って見送ってくれました。 広大な自然の紅葉名所や京都の東福寺のような目をみはるような美しさや迫力はありませんが、こうした山寺の紅葉は、建物の周囲や庭園のところどころに人工的に配置されていて、そこに風情や宗教的な世界観を感じるところに趣があるんじゃないかなと思ったりもしました。小一時間、境内をうろついてから、再び裏手から駐車場に戻りました。やはり誰も係らしい人はいません。山を少し降りたところに予約制ではない別の有料駐車場があったので、ひょっとしてそこに立ち寄って拝観料を払わなければいけなかったのかなあ・・謎のまま帰路につきました。途中、廃校になった中学校を再利用した道の駅に立ち寄って、名物のこんにゃくと地酒を買いました。地域の防災拠点にもなっているようで、市役所の分所や診療所も併設されているそうです。
2024年11月21日
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上着がないと寒いほどの天気と思えば、季節外れの暖かさ、そしてまた肌寒い1日・・・冬準備スケジュールも体調も狂っちゃいますね先日、珍しくカミさんのほうから「クリスマスツリーの飾りを買いたいからIKEAへ行こう」と言ってきました。K子ちゃんも行きたいと言うので3人で長久手に行ってきました。日曜だったのでほぼ満車、駐車場に入る車の行列でしたが、屋上まで行って、ちょうど空いたところに入れることができてラッキーですが、お目当てのオーナメントのセットは人気商品らしくすでに品切れでした。ゴールド系が軒並み品切れだったので、仕方なくレッドを中心にほかの色のものを買い込みました。まだ11月の上旬なので大丈夫だろうと思ってたんですが甘かったようです。ネット販売で他のIKEAの店舗も検索してみたんですが、やはりどこも同様でした。でも、そこは転んでもただでは起きないカミさんです。ゴールドはあきらめましたが、同じレッドで少し形が違うセットも、やはり売り物は品切れだったんですが、値札のついてない展示品を店員に交渉して無理やり?値札をつけてもらい買っていました。しかも、通常の売値より割引で・・・(笑)今年のクリスマスは、去年、ここで買った210cmのツリーのお目見えです。12月に入ったら飾りつけを始めようと思います。カミさんが、久しぶりにクロスステッチの新作に挑戦しています。小さなものですが、「見えやん」と嘆きながらルーペ片手に苦労しているようです。同じものをK子ちゃんもやっていて、お互い競争しながらやってるみたいです(笑)はたしてクリスマスの飾りつけまでに間に合うでしょうか
2024年11月13日
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11月に入ってすぐ、京都へ行ってきました。大学の同窓会です。専攻の同級生、まあクラスメイトみたいなもんですが、12年ぶり、2回目の開催です。3連休の二日目なので、早めに電車の予約はしておきました。昼前に家を出て、乗り継ぎ乗り継ぎして京都に着いたのは3時半ごろ。(ちなみに、カミさんはケンちゃんたちが静岡の甥っ子けいちゃんのアパートに行くのに一緒についていきました。案の定、ケンちゃんが眠気を発症?して帰れなくなり、結局、けいちゃんアパートに、ケンちゃん夫婦とうちのカミさんの3人、泊めてもらったそうです。狭かっただろうなあ。)京都市営地下鉄の丸太町駅から歩いて会場のホテルに向かいます。その途中、2か所、神社に立ち寄り参拝しました。もちろん御朱印目当てです。最初に立ち寄ったのが「菅原院天満宮」こじんまりした境内ですが、菅原道真の生家だった場所なんだそうです。知らなかったので、ちょっとびっくりそして、次に寄ったのが「護王神社」平安京創建に力を尽くした貴族、和気清麻呂を祀っています。清麻呂が都から九州に向かった際にイノシシの群れに道案内され、無事に目的地にたどり着いたという故事から、のちに崇敬者が狛犬の代わりに狛猪を寄進したところから「いのしし神社」とも言われているそうです。また、清麻呂がイノシシの群れに出会ってから持病の足腰の病が治ったことから、足腰の健康維持や病気の回復にご利益があるそうです。高齢者やスポーツ選手の参拝も多いとか。亥年生まれで腰に不安を抱える私ですから、参らないわけにはいきませんね。狛犬ならぬ狛猪ですね。亥年生まれの人は、申し出れば記念品をもらえるとのことだったので、もちろん申し出ました。5月に葵祭を見物した場所にほど近いところに同窓会場の「京都ガーデンパレス」はありました。受付に行くと懐かしい顔ぶれがそろってました。ここに宿泊するので、部屋に荷物を置きに行ってから、5時宴会スタート。専攻同級生の総数は60人。今回、参加したのは23人(うち女性7人)です。返事のなかった人や消息不明の人、亡くなった人も1人いましたが、卒業後40数年たって、これだけの人数が集まったのはなかなかのことかもしれません。九州から関東まで全国に散らばっています。前日は季節外れの大雨で新幹線も止まっていたので、あぶないところでした。円卓がいくつかあるパーティー形式、料理は和洋折衷です。あとは飲んで語って・・一人ひとり近況報告もしました。元合唱サークルの奴は、いきなり歌いだしました(笑)やはり、大病を患ったとか、大けがをしていまだに障害が残っているとか、介護がたいへんとか、そういう話が多かったですね。でも、まだ非常勤で教師を続けているとか、地域ボランティアとか、街づくり団体の理事とか、不登校児童の支援活動をしているとか、地元の軽音サークルや合唱団で活躍しているとか、大学サッカー部の顧問をしているとか、趣味の藍染めで藍を育てることから始めているとか、メキシコレストランのオーナーとか、みなさん、それぞれ充実したシニアライフを送っているようです。ほとんど学生時代と雰囲気や容貌が変わってない連中や、わたしのように?体型が変わって髪も薄くなったけれど面影は残っている人、昔の姿かたちや雰囲気を残したまま、いい感じのじいさんばあさんになった人たち・・・でも、どうしても学生の頃と結びつかないのが一人いました。卒業以来の参加で、学生時代はひょろっと痩せてニヒルなイケメンだったのが一転、貫禄がついて、偉いさんオーラを漂わせていました。参加者の中に学生時代に彼とつきあっていた女性がいたんですが、彼女も「最初はわからんかった(笑)」と言ってました。いまや年商130億の染料メーカーの社長さんなんだそうです。今回の同窓会のびっくり第一位です。最後にみんなで集合写真を撮ってお開き。家へ帰る人や違うところに宿をとった人が抜けて、結局、このホテルで泊まるメンバーは9人。その9人で、部屋に場所を移して2次会。ここでも、当時の学園生活の話や、ふだん真剣に考えることもなくなった世界情勢や政治、歴史についての議論などなど、時間も忘れて話し込みました。なかなか話についていくのが大変で、もう、頭の中がクラクラ・・・さすがに、寄る年波で疲れてきたので、二次会も解散。それぞれの部屋に散りました。時間はすでに午前1時過ぎ。わたしは4人部屋。例の社長さんと枕を並べました。彼はものの3分もたたないうちにいびきをかき始め・・・難しい話をいっぱい聞いて興奮しているせいか、なかなか寝付けませんでしたが、いつのまにか寝てしまったようです。年寄りは朝が早い。6時過ぎには同室の連中はごそごそ起き始めました。部屋から拝んだ朝日、緑深いのは京都御所です。朝食はホテルのレストランで洋定食。泊まり組の連中とはここで再会を期してお別れです。チェックアウトして、一人になりました。このまま帰るのはもったいないけど、大混雑の観光スポットに行く気も起こらず。母校に行ってみることにしました。その前に、学校からほど近い、かつて下宿(死語ですね)していたところへ足を伸ばしました。金閣寺の北、衣笠山という小高い山の麓にある住宅街なので、けっこうな坂道です。下宿させてもらっていたお宅はまだありましたが、下宿生の居住スペースだった別棟は倉庫みたいになってました。学生の頃は、行きは自転車をこがずに学校までたどりつきましたが、帰りは自転車をひいてゼーゼー言いながら坂を登っていたことを思い出しました。下った先の森は、金閣寺です。キャンパスに入れるか心配でしたが、フリーパスでした。休日ですが、学生や教員らしき人や、近所の住民らしき親子連れとかもけっこう歩いていました。わたしらがいた頃にはなかった建物もいっぱい建ってましたし、上の写真の芝生広場は当時はグラウンドでした。わたしらが学んだ校舎。外観はあまり変わってなかったです。最後に、学校のすぐ近くにあるお寺に参拝。足利氏の菩提寺である「等持院」です。しばし、庭や仏像、室町幕府歴代将軍の木像などを眺めながら、歩き疲れた体を癒しました。市バスで京都駅まで戻りました。駅ビルの伊勢丹レストラン街で遅めの昼食。行列が比較的少なかったので、少々お高そうな店でしたが天ぷら割烹のカウンターで面前で揚げてもらった天ぷらを肴に昼飲みです。天ぷらも京都の地酒も美味しかったあ。 エビや鱧も良かったけれど、特に安納芋の天ぷらは、これまでに食べたことのあるサツマイモの天ぷらの中で一番のおいしさ。ホクホクと甘くて絶品でした。(撮影可でしたが撮った写真はSNSにあげるなと書いてあったので写真はありません)お土産を買ってから、大混雑の京都駅をあとにしました。家には7時前に帰着。いやあ、同窓生っていいものですね。一気にあの頃の思い出がよみがえりました。ちなみに、帰ってきた翌日もグループラインで何時間も、学園祭でやった演劇やら夜店やらの思い出のやり取りで盛り上がりました。
2024年11月05日
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まだ2カ月あるんですけど、テーマパークのクリスマスCMやら、おせちの広告やら、年賀状の発売開始やら、気ぜわしくさせてくれます。でも、今日は台風くずれの低気圧の影響で、季節外れの大雨。連休初日なのに新幹線も一時ストップしたようですね。扇風機は片づけて、ガス会社の無料レンタルのガスファンヒーターも届いたので、間違いなく冬へと歩みは進んでいるようですが・・・11月の朔日餅です。明日は天気は回復してくるようです。明日、明後日と、大学の同窓会で京都へ行ってきます。12年ぶりです。
2024年11月02日
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東照宮界隈から東武日光駅までの約1.6kmの「表参道ストリート」には、スイーツや土産物屋、カフェレストランなど人気のお店が点在していて歩く人も多いようです。この日も、わたしらとは逆に東照宮方面に向かって歩いてくる観光客が目立ちました。外国人が多かったような気もします。その中の1軒、「日光ぷりん亭」に立ち寄りました。電車の時間があったので、テイクアウトして車内で食べることにしました。20分ほど歩いて東武日光駅に到着。駅前の土産物屋を少し物色。車内用に「あげゆばまんじゅう」を購入しました。帰りは、楽しみにしていた東武ご自慢の新型特急「スペーシアX」に乗ります。「スペーシアX」には、「スタンダードシート」、バックシェル式リクライニングシートの「プレミアムシート」、半個室の「ボックスシート」、4名定員の個室「コンパートメント」、7名定員で1室のみの走るスイートルームといわれる「コックピットスイート」、そして先頭車両にはラウンジタイプの「コックピットラウンジ」の6種類の座席バリエーションがあります。今回、乗り込むのは「コックピットラウンジ」です。日光金谷ホテルをモチーフにしたラウンジカーで、1人、2人、4人用の各種ソファーがあります。また、カフェカウンターを併設していて、ドリンクや軽食などを楽しむことができます。スタンダードシートの特急料金に500円/人 プラスです。 スペーシアX 4号 浅草行は11時55分発車。さっそくカフェカウンターでドリンクを購入しました。わたしはもちろんクラフトビール、カミさんは「ニッコリーノ」というネーミングの、栃木産梨をベースにゆず、山椒などを加えたシロップを炭酸で割ったドリンク。昼食がわりに、駅前で買った「あげゆばまんじゅう」。おいしかったけど、ちょっと油っこかったかな。デザートは「日光ぷりん」。これはなめらかで美味でした。わたしはさらにもう一杯、ゆずシロップをビールで割ったものを追加ですけっこう、これでお腹が膨れました。甘いものをつまみにビール飲めるって、肝数値と血糖値と尿酸値が上がるはずですね。😵💫スペーシアXのキーホルダーも売ってたので、これも購入。カフェカウンターでは、この「コックピットラウンジ」と最上級の「コックピットスイート」の乗客は自由に購入できますが、あとの車両の乗客は時間指定の予約制です。乗車してしばらくたつと予約開始のアナウンスが流れ、スマホアプリで来店予約を入れます。これがなかなか競争率が高いようで、すぐに満杯になるそうです。なので、なんとしても、時間指定なしでカフェカウンターが利用できる「コックピットラウンジ」を確保したかった次第です。1か月前に、この列車を予約する際はコックピットラウンジの2人席はラスト1枠でした。ラッキー🤩でも、この列車は観光地からの帰路ということもあってカフェの利用予約が少なかったせいか、他の車両の乗客も予約なしで自由にカフェで購入できるように途中からなったようです。ちょっと拍子抜け。確かに買いに来るお客さんはちらほらで、一番利用したのはわたしかもしれません(笑)栃木県はいちごの産地ということで、駅の表示板もいちご柄。車掌が、「お写真をお撮りしましょうか」とやってきました。貧乏人のさがで、「有料ですか?」と聞くと、「いいえ、プロのカメラマンじゃなくてただの車掌ですので無料です(笑)」と、いうことで撮ってもらいました。この車掌さん、ヒマなのかどうなのか、しょっちゅう、このラウンジカーにやってきては、カフェ担当のおねえさん達と雑談してました(笑)そうこうするうちに13時32分 北千住に到着して、ここで下車。列車はこのあと、東京スカイツリーを経て浅草まで行きます。JRに乗り換えて東京まで向かったんですが、乗った電車が上野終点。東京行きをしばらく待つ羽目になりました。東京駅には14時半ごろ到着。まだ時間が早いので、東京駅のレンガ駅舎を正面から見物しに行きました。そのあと、改札を入って、エキナカの「グランスタ東京」を散策。カミさんが買いたいというスイーツがあるとのことなので、少し探し回ってようやく見つけました。待ち合わせの名所「銀の鈴」駅1階コンコースの天井からぶら下がっているというイメージがあったので、まさか、地下でガラスケースに収まっているとは意外でした。そうこうするうち、そろそろ夕方になってきて、疲れてもきたので帰りの新幹線をスマートEXで予約しようとしましたが、2人席の窓側が軒並み1人客に占拠されていて、2人席が並びで取れる列車を探すのにスマホと20分近くにらめっこ。(3人席でもよかったんですが、変な奴と相席になるのが嫌だったので)ようやく17時9分発の列車の2人席が確保できました。18時49分 名古屋着。地下街の「山本屋」で味噌煮込みうどんの夕食。家にたどりついたのは午後9時半ころ。お疲れ様。雨にもいっさい降られなかったし、いろいろと見学、体験できて有意義な旅でした。この日、大好きな俳優の西田敏行さんが亡くなりました。合掌。
2024年10月17日
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背中が痛くなることもなく(笑)、最終日の目覚めです。早朝から東照宮のお祭りを知らせる花火がポンポンと打ちあがっていました。ブレックファーストは8時から9時半の間の好きな時間に、ということだったので8時半くらいにメインダイニングへ行きました。ドリンクは、わたしにしては珍しく牛乳を頼みました。那須高原のしぼりたて牛乳と書いてあったのでついついひかれまして。パンはやっぱり美味しい。直営の金谷ホテルベーカリーで焼いたものだと思うんだけど。そういえば、ホテルの坂を下りたところの大通りにも、鬼怒川温泉駅や東武日光駅にもお店がありました。タマゴ料理は、オムレツ、スクランブル、目玉焼きの中から選べ、ということだったので、迷わずオムレツを頼みました。これもまた、金谷ホテル名物らしいです。ふんわりした口当たりで美味。優雅な朝食を終えて、ショップを物色。ホテルの名前が入ったクッキー缶やチョコ缶、ステッカーを購入。カミさんは金谷ホテルベーカリーのパンを買っていました。チョコ缶は、東照宮の三猿のパロディーになっていて面白いのでついつい買っちゃいました。わたしらの部屋はここです。前日の館内ツアーのKさんの話を少し思い出しました。わたしが手を振っている部屋は3階ですが、もともと本館は2階建てで、2階にあるダイニングがフロント、ロビーになっていたそうで、昭和になってから地下に掘り下げ現在の1階部分が増設され3階建てになったそうです。端っこだと思っていたわたしらの70号室から奥へ、まだ廊下が続いていました。昨夜の館内ツアーでは案内されませんでしたので、ちょっと探検。何やら古い学校の教室か役場の会議室のような、ちょっと怪しげな古ぼけた部屋と廊下が続いています。これまた夜に来ると怖そうなドアと上へ続く階段に突き当たりました。 行きついた先は、なにやら廃墟のような光景。実はこれ、かつてはプールやスケートリンクだったそうです。すぐ上の池のような写真は、天然のスケートリンク。いつごろまで使っていたのかはわかりませんが、冬はスケートができるほど氷が張ったんですね。当時のポスターも飾ってありました。こんな物騒な注意書きも・・高台なので、ホテルの建物が一望です。廃墟のようだと言った建物は、かつて展望台や観覧室だったとかで、「竜宮」と名付けられているそうです。さあ、そうこうするうちに日光金谷ホテルともお別れです。部屋に戻って荷造り。汚れ物とか使わないものはキャスターバッグに詰め込み、宅配で自宅へ送ることにしました。10時半ごろチェックアウト。もう一度、ホテルの周りを散策しました。別館ロイヤルハウスの前に、クラシックカーの送迎車?最後に玄関前で記念写真を撮ってもらいました。駅までは歩いていくことにしました。坂を下りたところに「金谷ホテルベーカリー」の店舗がありました。2階には営業しているかわかりませんが、「日光食堂」という看板も。これもまた由緒ありげで、文化財にも指定されているようでした。 息子に「土産はなにがいい?」と聞くと「漬物!」ということだったので、近くの土産物屋で日光名物らしい「たまり漬」を購入。次回、最終回。
2024年10月17日
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館内ツアーは午後4時と5時の2回あります。わたしらが散策から戻ってきたときに、ちょうど4時の部がスタートしていきました。ロビーに5時までに集合、最初わたしらだけでしたが、徐々に集まり始め最終的には10人ほどの参加でした。案内してくれるのは、Kさんという女性スタッフ。まず、このホテルの沿革の話から始まりました。もう一人、ベテランの男性スタッフと交代で案内をしていて、男性のほうは主に日光全体の歴史や観光の話をされるそうですが、Kさんは金谷ホテルそのものの歴史やうんちくを得意にしていて、自分のことを「金谷ホテルオタク」と自認しているそうです。ロビーでの前説が5分くらいあって、館内ツアーへと出発しました。話自体はあまり覚えていない(笑)ですが、重厚な造りに圧倒されました。 今は使われていない、かつてのダイニングルームとかダンスホールとかも案内してもらいました。 このホテルには海外の著名人が数多く訪れていて、左の写真は、ヘレン・ケラーやアインシュタインの宿帳だそうです。ほかにも、チャップリンや飛行家のリンドバーグ、女性探検家のイザベラ・バードとかも宿泊しているそうです。また、別館には昭和天皇ご夫妻や、現在の上皇さま、上皇后さまもお泊りになったとのことです。 このホテルにも、「眠り猫」がいました。東照宮のに比べると、起きかけているような。約40分のツアーが終わり、ショップを物色してから部屋に戻りました。シャワーで汗を流し、食事までの間、まったりして過ごしました。バスルーム(トイレと併設)にはスチーム暖房のパイプ、部屋にはこんな温度計と懐中電灯。 なんか、懐かしくないですか? 各部屋にはエアコンもついていますが、寒い日光の冬を温めるため、ホテル全体ではスチーム暖房がまだ現役だそうです。7時40分、ダイニングルームへ。ディナーの始まりです。肉中心の「本日のディナー」と、名物の「金谷ディナー」のどちらかを選びます。名物や限定品に弱いわたしは、もちろん「金谷ディナー」をチョイスしました。カミさんも同じく。まずは、誕生日と結婚記念日の乾杯。 アミューズ(先付け)、説明されましたが忘れました(笑)右はオードブル。白身魚やホタテ、エビ、いくらにわさびソースをかけたもの・・だったかな?? 金谷ホテルの名物料理 左が「大正コロッケット」 カニクリームコロッケですね。右は「日光虹鱒のソテー」 ニジマスを甘辛くソテーしたもの。臭みはまったくなくて、香ばしく柔らかかったですが、川魚なので少々小骨が厄介でした。たいへん、優雅で美味しいディナーコースでした。しあわせ・・お飲み物は、ビール、ホテルオリジナル白ワイン、ウェイターのおじさんに押し売り?された甘いデザートワイン、カミさんはゆずジュース。お値段はそれなり、と申し上げておきます(笑)デザートには、うれしいサプライズがありました。(ブログ友達のT・Nさん、あまり覚えてないので、「このソースは何? この付け合わせは何?、あの白いのは何?」とかいうご質問はご勘弁を(笑) )満ち足りた90分ほどを過ごして、ダイニングを後にしました。腹ごなしに、ホテルの周りをぐるっと散歩しました。向かって左はわたしらが泊まった本館、右は皇族もお泊りになった「別館 ロイヤル・ハウス」。 部屋に戻り、バスタブに湯を張ってゆっくりとつかりました。湯上りに持ち込みの缶ビールで一日の締め。(食事中のお酒は量が少なくて飲み足らなかったんですっ(笑) )こうして、誕生日の夜はリッチな気分とともに更けていきました。
2024年10月16日
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敷布団が薄くて、少々背中が痛い目覚めでした目覚ましにもうひとっ風呂。朝食は8時から、昨晩と同じ大広間で定食でした。「ザ 日本旅館の朝ごはん」という感じ。チェックアウトは10時前。旅館の看板前で記念写真を撮ってもらいましたが、愛想のいいフロントのおじさんが気さくに応じてくれて好感を持てました。コンビを組む東南アジア系の外国人の女性は少々たどたどしい感じでしたが一生懸命感はありました。例にもれず、食事の際のお給仕もほとんどが外国人(インド系?)でした。そういえば、昨夜の入浴の際、マッサージコーナーがあって、銀髪のちょっと不思議な雰囲気のじいちゃんが担当でしたが、コーナーの名前が「花仙人」・・まさに仙人って感じで笑えました。しきりに咳き込んでいたので近寄りませんでしたが・・・あと、売店の品数が少なくて少し残念。しかも、レジは無人、勘定はフロントで、でした。でも、まあまあ全体的にはいい宿でしたね。リーズナブルでしたし。(口コミでは酷評する意見もありましたが・・・)昨日、チェックインの際に、温泉街巡回バスの10時便の予約をしておきました。駅から各旅館へはバスに乗ってから運転手に泊まる宿を告げたんですが、宿から駅はあらかじめ予約をしておくシステムのようです。この旅館のお客さんで満員。10分もかからず鬼怒川温泉駅に到着しました。昨日、このバスに乗った時は気づきませんでしたが、数軒廃業したような旅館があって、少しさびれた温泉街という印象がありました。10時48分の列車で下今市駅まで戻り、ここで乗り換えて東武日光駅に11時36分到着。東照宮の玄関口の駅だけあって、バス乗り場もタクシー乗り場も行列ができていました。路線バスで約10分、「神橋(しんきょう)」という停留所で下車。東照宮をはじめとする日光社寺の最寄りのバス停ですが、今夜の宿、「日光金谷ホテル」も、ここから徒歩5~6分ほどです。まずは、荷物を預けにホテルへと向かいました。距離は近いのですが、けっこうな坂を登らねばなりません ぜーぜー言いながらようやくホテルの正門にたどり着きました。 1873年(明治6年)、創業者の金谷善一郎が自宅を改装して開業した訪日外国人向けの民宿「金谷カテッジイン」を前身とし、1893年(明治26年)、現在の場所に日光金谷ホテルがオープンしました。現存する最古のリゾートホテルと言われており、昨年、創業150周年を迎えました。たたずまいからして、明治大正にタイムスリップしてしまうかのような、ただならぬオーラを漂わせています。荷物を預け、チェックインの手続きも済ませました。入室は午後3時以降なので、身軽になって散策へと向かいました。天気予報では午後から雨模様とのことだったので、少し急いでの行動開始です。ホテルの坂を下り切ると、さきほどのバス停近くに朱塗りの「神橋」があります。日光山内への入り口にかかるこの橋は、後で訪れる予定の「二荒山神社」の橋で、かつては神事にも使われたとか。有料で渡れるようでしたが、ここはパスしました。まずは、「日光山 輪王寺」へ。前回訪れた際(2016年5月)は、輪王寺から毎年送ってもらっている「鬼門除けのお札」が貯まったのでそれを納めにきたのですが、あれから、また古いお札が貯まってきたので、同じ理由で日光を目的地にした次第です。さらにケンちゃん家の分まで預けられました。これが「鬼門除け」のお札です。鬼門の方向に掲げます。お札と言っても、ずしっとした分厚いものなので、束になるとけっこうな重量です。真っ先に荷物を減らしたかったので、最初にこのお寺を訪ねました。拝観料を払って本堂の「三仏堂」に入る際にチケットのチェックを受けましたが、係のおねーさんに「古いお札を納めたいのだけれど、どこに行けばいいですか」と聞くと、「ここでお預かりしますよ」と軽く言われてしまい、ちょっと拍子抜け そういえば、前回は堂内で通りかかったお坊さんに預けたんだっけ。この三仏堂には、「阿弥陀如来」「千手観音」「馬頭観音」の三体の仏様が鎮座していて、前回来たときはちょうど50年ごとに行われる大修理の真っ最中でした。2019年に修理が完了したそうです。外国人の団体も予想通り数多くみかけました。さて、お札を返して軽くなったリュックを背負いなおして次へ向かいます。たまたまだったんですが、16日と17日の二日間、東照宮のお祭りが行われていて、初日のこの日は参道で「流鏑馬神事」が行われていました。ラッキーなことにちょうど、その真っ最中に出くわしました。 明日17日は、この場所で「武者行列」が行われるそうです。しばし迫力のある人馬一体のパフォーマンスを見物してから「日光東照宮」へ。ここのランドマーク「陽明門」も前回は修理のため囲いに覆われていて残念だったんですが、今回はその荘厳な姿を拝むことができました。 まあ、ベタではありますが、「三猿」と「眠猫」も観ないわけにはいきませんね。前回は、輪王寺と東照宮だけしかお参りしなかったんですが、今回は、「世界遺産 日光山内の社寺」をコンプリートします。山内のすべての社寺が徒歩で回れる距離に点在しています。続いて向かったのは、さきほどの「神橋」のところで触れた「二荒山(ふたらさん)神社」。1200年以上の歴史を誇る山岳信仰の中心となった古社だそうです。縁結びにご利益があるそうで、「笹の輪くぐり」なるものがありました。くぐりませんでしたけど(笑)最後は、輪王寺の塔頭で、三代将軍家光が祀られている「大猷院(だいゆういん)」です。ラストでしたが、けっこう石段がきつくて、足がヨレヨレになっちゃいました。もちろん行った先々で御朱印もいただきました。息子にも御朱印帳を渡され「もらっといて」と言われていたので二人分(笑)山内をぐるっと巡ったあとの、ホテルへの坂道はかなりハードでしたけど、なんとか4時ごろホテルに帰りつきました。幸いにも雨には降られずすみました。神仏のご加護が雨男の力に勝ったようです(笑)案内された部屋はクラシックホテルらしい雰囲気に包まれた本館の3階、70号室です。昨年、150周年を記念してリニューアル工事をしたとかで、レトロさは残したままですが、全体的に小ぎれいな印象がありました。 すでに荷物は部屋に運び込んでもらってました。 このあと、5時から「館内案内ツアー」というのに参加しました。ディナーは7時40分からです。ディナーに備えてお昼ご飯は抜きました。その様子は次回。
2024年10月16日
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わたしの誕生日を含む2泊3日の旅をしてきました。行先は日光です。前回はじいさんがまだ存命のころ、10時間くらいかけて車で行ってきましたが、今回はさすがにちょっと心配だったので、鉄道で行くことにしました。早朝6時前に車で家を出ました。四日市駅近くの駐車場に預かってもらい、7時すぎの近鉄特急アーバンライナーで名古屋へ。8時20分発ののぞみで約1時間半、東京には10時前に着きました。JR上野東京ライン(常磐線)で北千住まで。ここで東武鉄道に乗り換えるのですが、いったん駅を出て近くのそば屋で軽い昼食。東武 北千住からは特急で栃木方面へと向かいます。 この駅では、一般のホームの隣、壁の向こう側に特急専用ホームがあって、入り口で特急券のチェックを受けます。わたしはネットで予約していたので、スマホで購入済み画面を示して入場しました。ちょっとややこしい・・・11時42分発 「特急スペーシア けごん21号」東武のスペーシアといえば、現在は「スペーシアX」という新型特急がフラッグシップ列車になっていますが、これは旧型のスペーシアの車両です。途中、「春日部駅」に停車したときは、「(クレヨン)しんちゃんの駅や」、栃木県に入ってからは、「うちらの方とあんまり変わらん景色やね~」とか、しょうもない会話をかわしながらの1時間半の車窓でした。13時09分 下今市駅で下車。列車はこのまま東武日光へと向かいます。今夜の宿 鬼怒川温泉へは、ここで乗り換えです。ここから「鬼怒川温泉駅」へは、趣向をこらして、こういう列車を予約しました。 「SL大樹 5号」SLに乗るのは初めてです。楽しみにしてました。 13時30分、汽笛とともに発車。車内ではアテンダントや車掌による機関車の紹介や沿線案内、記念グッズの販売がありました。車窓を眺めていると、各所で駅員や観光客、フォトスポットに陣取る「撮り鉄」たちが手を振っていました。黒煙が流れてくるので窓は開けられません。「沿線の家はさぞや迷惑かも。たぶん「迷惑料」が払われているだろうな」、とか、「SLは走ってるのを見るのは楽しいだろうけど、乗ってる分にはあまり面白くないな~」とか、しょうもないことを思いながらの約30数分のSLの旅を終え、14時6分 鬼怒川温泉駅に到着。便利なもので、今回の鉄道の乗り継ぎは、新幹線のスマートEXをはじめ、特急券、乗車券すべてスマホをピッピッとかざすか、予約画面を駅員に示して改札を通りました。紙切符はありません。でも、スマホが充電切れになったり故障したりすると万事休すですけれど・・・幸いにも、現地は曇り気味ではあるものの、雨の心配はなさそうです。 駅前には機関車の方向転換のための「転車台」があり、今乗ってきた機関車が向きを変えるため、14時30分に入線してきます。大勢の観光客に交じって見物しました。いや~ いいものを見れました。さて、歩いて行ける距離に、鬼怒川にかかる「鬼怒楯岩大吊橋」という観光スポットがあるので、宿に入る前に見物していくことにしました。最初は、タクシーを拾って吊橋見物したあと、そのまま宿へ行ってもらおうと算段していたんですが、全然タクシーが来ません。仕方なく、荷物を持ったまま歩くことにしました。歩くこと約20分、途中、道を間違えて遠回りしてしまったりもして、着いた時には汗だくでした。往復しましたが、歩くとゆらゆらと揺れて、眼下には鬼怒川の渓谷、なかなかの迫力でした。 山道を登れば展望台もあるようでしたが、さすがにパス。再び、よたよたと駅まで戻りました。ちょうど、鬼怒川温泉の宿を巡る「ダイヤルバス」という有料の巡回バスが出発するところだったので、「待ってくれ~」って感じでラストスパート、なんとか間に合いました。満員です。途中のちょっと大きな温泉旅館で、おばちゃんたちのグループが大勢降りたあと、やっと座れたかと思ったら、すぐに私たちの宿に到着しました。一人300円均一です。今夜の宿は「ものぐさの宿 花千卿(はなせんきょう)」です。チェックインして、ロビーに積まれた浴衣を選んで、部屋へ。フロントが6階にあります。わたしらの部屋は10階です。部屋番号が”1015”号室。今日の日付です。ちょっとうれしかった(笑)鬼怒川沿いの渓谷にへばりつくように建てられた旅館で、部屋からの眺めも絶景です。さっそくお風呂へ。大浴場は1階までエレベーターでぐ~んと降りていきました。まあ、可もなし不可もなしのまあまあのお風呂でした。室内の浴槽で小さな兄弟がバシャバシャと「泳いで」いたので、露天風呂にだけ入ってきました。父親もじいさんも、騒ぐ子供たちをまったく注意もせず、ちょっと気分がそがれました気を取り直して、18時から大広間で夕食です。ほぼ満席に近くて、おばちゃんのグループ、年配のご夫婦、外国人のグループ、一人旅らしき女性、そして、さっきのお風呂の子供と父ちゃん、じいちゃん、ばあちゃんの5人ファミリーもいました。お母ちゃんはいないようでした。お留守番かな?どうでもいいですが。満腹です。ふとんに寝っ転がって、少しうとうとしてしまいましたが、寝る前にもう一度お風呂へ。今度は「貸し切り」状態でゆっくり入れました。暗かったのでよくは見えませんでしたが、鬼怒川の流れの音がざ~ざ~とけっこう大きく聞こえてきました。日付が変わる午前0時まで起きて、誕生日を迎えました。寝ていたカミさんをゆり起こして、「前期高齢者になったで~」と言うと、ねぼけた声で「あっそう。おめでとうね~」(笑)・・・お月さんも祝ってくれている?ようでした。
2024年10月15日
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10月の朔日餅は「栗餅」です。 日中はまだ30度を超える真夏日だったりしますが、朝夕は涼しさを感じるようになり、ようやく秋めいてきたかのようです。でも、記録的猛暑は植物のサイクルも狂わせたようで、お彼岸が過ぎて1週間以上たって、やっとヒガンバナが咲き始めました。
2024年10月01日
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先月末、台風のため伊勢志摩旅行がキャンセルになってしまったことは、すでに記事にしたところですが、ささやかな「リベンジ」で、鳥羽と伊勢に日帰りドライブに行ってきました。賢島のホテルに一泊した「翌日」のスケジュールとして考えていたコースの再現です。昼頃に鳥羽に到着。JR・近鉄の鳥羽駅裏にある「鳥羽さざえストリート」という、焼き貝を食べさせるこじんまりした店が4、5軒並んでいるところで昼食。知る人ぞ知る穴場グルメスポットです。一番手前にある「焼貝 いろは」という店に入りました。すでに10人くらいのおばちゃんたちが宴会してましたが、なんとか二人席を確保できました。まず、しらす丼を注文。貝は、ざざえ、大アサリ、ヒオウギ貝を焼いてもらいました。伊勢エビやアワビ、岩ガキなんかもありましたが、ちょっと気軽に注文できるお値段ではなかったです。地酒も各種ありましたが、車なので、涙をのんでノンアルコールビールで我慢。貝は水槽から出して、そのまま焼いてくれます。おいしゅうございました。おばちゃんたちが宴たけなわだったので、早々に退散(笑)伊勢へ向かいました。まず、お伊勢さんの外宮を参拝。 お伊勢参りはまず外宮を参拝してから内宮にお参りするのがしきたりだそうです。これまでは、内宮だけお参りというパターンが多かったですね。じりじりと太陽が照りつけてきて少し歩いただけで汗が噴き出しましたが、参道は杉の巨木に陽が遮られて涼しくさえ感じられました。神社用の御朱印帳の空きページが残り少なくなってきたので、あらかじめ「伊勢神宮崇敬会」の通販で入手していたお伊勢さん限定の御朱印帳を持参して、まず最初のページに外宮の印をいただきました。外宮の境内と、JR・近鉄の伊勢市駅とを結ぶストリートを少し散策。内宮のおはらい町と比べるとやはり閑散としています。その通りのなかほどにある「菊一文字」という老舗の刃物屋さんに立ち寄りました。カミさんが包丁を見たいと言うので。店内は老舗らしいたたずまいです。 包丁と爪切りをお買い上げ。さすがに暑さでクラクラしてきたので、赤福の支店で「赤福氷」を食べていくことにしました。満席でしたが、5分もたたないうちに席が空きました。 抹茶シロップがかかったかき氷を掘っていくと、中からあんこと小ぶりのお餅が現れました。おなかの底から冷えてきて、汗も引いていきました。やっぱり暑い日はかき氷ですね。内宮へ行く前に、もう一か所立ち寄りました。外宮から車で10分もかからないところにある「伊勢製餡所」という老舗のあんこ屋さんです。主にスーパーや和菓子屋、パン屋とかに自家製のあんこを卸している隠れた名店です。わたしも伊勢にそんな店があるって知りませんでした。たまたま、県内向けのテレビドキュメンタリーで紹介されていたのを見て、そこで創業百周年を記念した羊羹が発売されるということを知って、食べてみたいな~と思ってました。数日前の新聞でも紹介されていたので、せっかく近くまできたから、ということでやってきた次第です。店はいたってありふれた外観でしたが、百周年記念の「伊勢ようかん 五色」を購入。 そして、内宮へと向かいます。さすがに、シーズンオフの平日夕方、宇治橋近くの駐車場にとめることができました。正宮の石段もご覧の通り。正宮にお参りしたあと、正月とかだとすごい行列で、いつもお参りを断念していた「荒祭宮(あらまつりのみや)」にもお参りすることができました。ここは、天照大神の「荒御魂(あらみたま)」をお祀りしていて、内宮に属する10か所の別宮の中でも別格の第一の位とされています。「荒御魂」とは、正宮に祀られている天照大神の穏やかな魂である「和御魂(にぎみたま)」とは異なり、荒々しく顕著なご神威をあらわす活動的な魂のことなんだそうです。正宮をお参りする際はお願い事はせず、平穏に暮らしていることへのお礼を述べなければいけない、と言われていますが、「荒祭宮」ではお願い事をしてもいいそうです。内宮でも御朱印をいただきました。これで、お伊勢さん限定御朱印帳の最初に、外宮、内宮の順のご朱印を揃えることができました。すべての「リベンジスケジュール」をこなし、最後におはらい町を散策しようと途中まで行ったところで、それまで晴れていた空が急に黒い雲に覆われ、パラパラと雨粒が落ちてきたので、散策を途中で切り上げ帰路につくことにしました。この日は「なんちゃって雨男」返上と思ってたら、最後にやってきました(笑)
2024年09月09日
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台風10号、九州上陸、四国横断後もノロノロと1週間近くも列島近くに居座り、本体周辺だけでなく離れた地域にも大きな影響を与え続けたあげく、ようやく紀伊半島の南で熱低に衰えました各地に記録的な大雨を降らせ続けたこの台風、数日間、新幹線をはじめ各地の公共交通を運休させて、夏休み最後の人の移動をマヒさせたりもしました。こんな台風、記憶にありません・・・うちの近くでも避難指示が出たり、堤防道路が冠水したりしましたが、大きな被害は免れました個人的には旅行キャンセルという「被害」がありましたが・・・混乱のうちに幕を閉じた8月ですが、台風シーズンはこれからです。暑さもまたぶり返してくるようですが、お彼岸の月、平穏に過ぎることを祈るのみです。ということで? 9月の朔日餅は「おはぎ」です。天気次第では取りに行けないかなあ、と心配しましたが、雨も小康状態で、なんとか入手できました
2024年09月01日
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台風は過去最強クラスといえる勢力で鹿児島に上陸し九州を北上していますが、このあとの進路がこれまたノロノロと迷走気味・・やっかいな台風です。そして、台風から離れたところにも影響をもたらしています。その洗礼を受けた場所のひとつが三重県朝から全県で大雨が降り続き、大雨警報はもちろん、土砂災害警戒情報やら避難指示やらが各地に発令、近鉄やJRも一時運転見合わせになりました雨雲レーダーを見ると、旅行の行先である志摩地方にも真っ赤な塊が次々流れ込んでいました。昨日までは強行するつもりでしたが、さすがに危険を感じ・・・「こりゃ、無理やな。行くのやめたほうがええかな?」「でも、当日キャンセルは100%キャンセル料がかかるやろうし・・」「宿に交渉してみよか」予約している宿の「賢島グランドホテル」にさっそく電話。呼んでいるんですがいっこうに出ません10回以上電話して、昼前にようやく通じました。 「何度もかけてるのに、なんでぜんぜん電話に出ないんですか?」 「朝から停電やら、いろいろありまして・・・」 (詫びの言葉もなかったけれど、これ以上追及してもらちが明かないので) 「大雨で行くのが難しいんでキャンセルを考えてるけど、キャンセル料100%かかるの?」 (軽い口調で) 「(キャンセル料なしで)いいですよ」と、いうことで1泊2日の旅行はキャンセルということになってしまいました。残念だけれど、天災には勝てませんものね。安全第一です。それにしても、こんな時に客からの問い合わせ電話になかなか出ない、というのは宿泊施設としてはいかがなものですかねえ。
2024年08月29日
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台風10号が近づいています。数日前までは、近畿から静岡あたりに27日あたりに上陸して28日には抜けていく予報だったんですが、寒冷渦とかに引き寄せられて、どんどん西へ西へ・・・【当初進路予想】 【27日午後5時現在】九州上陸後は日本列島縦断コースで、うちの方へは31日から1日あたりに最接近するようです。当初予想よりずいぶん遠回りになって、影響が出る時期が遅くなってきました。なぜ、台風のことをグダグダと言うかというと・・・29日から1泊2日で旅行に行く予定をしているんです。行先は三重県内なので、はじめは「行くときには台風すぎちゃってるよな~、大丈夫だよね」って思ってたんですが、どんどん遅れてくるので気が気ではなく今の予報だと、台風が来る前になんとか旅行行ける感じです。でも、近づいてくる前でもそれなりに風雨が強いだろうし、家に帰ってきてすぐに台風本番だし・・・・まっ、とにかく行っちゃえっ 今更キャンセルできないし。観光はできないだろうけど、宿でおいしいもの食べれたら、まあ、それで良しとしようまったく、雨男の本領発揮ですすでに、生暖かい風とともに、ときおり強い雨が断続的に降ってきています。そんな中、わが家の向かいにある空き家には雨宿りのファミリーがやってきていて、雨のやみ間に、屋根の上に姿を見せてきます(笑)
2024年08月27日
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猛暑続き、冷房を効かせた部屋から出られません。夜も気温が下がらないので、エアコンつけっぱなしです。たまに、夕方、畑の草刈りや除草剤撒きもするんですが、1時間もやれば汗だくだく頭クラクラ、熱中症寸前です。ここ数日は、オリンピック観戦ざんまい。と言っても、パリでの競技は、日本時間では夜中から早朝のため、柔道や体操の熱戦は眠い目をこすりながらライブで見てしまいます。結果、寝不足気味で一日ぼーっとしていますが、このときばかりは無職でヒマな身がありがたい??(笑)大逆転で歓喜の金メダルや、負けて号泣、不可解な判定での敗戦などなど、悲喜こもごも、さまざまな人間ドラマが展開されていて、これぞオリンピックです。そうこうするうち、高校野球も始まりますね。8月の朔日餅は「八朔粟餅」見た目は普通の赤福ですが、黒糖の餡に包まれたあわ餅の粒粒感がなんともいえない味わいと食感。おいしゅうございました。アパート住まいを始めた息子は着々と部屋のコーディネートを楽しんでいるようです。ただ、通販の届け先を我が家にしているのか、毎日のようにクロネコさんや佐川さんが荷物を届けにきます。時々、仕事帰りに、たまった荷物を取りに来るんですが、そのたびに冷蔵庫からなにがしか食材をくすねていきます(笑) この間は「水道、ガス代を節約」とか言ってうちのお風呂に入っていきました寂しいかって??これまでも、帰りは遅いし、休みにはどこか遊びに行くし、食事を一緒にとることもあまりなかったので、彼がいなくなってもわたしら夫婦の生活にほとんど変化はありません(笑)
2024年08月01日
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自宅から通勤していた息子が、7月1日からアパートを借りて一人暮らしすることになりました。息子もカミさんも休みを取って、ジメジメした梅雨空の下、3人で引っ越し作業の一日でした。息子が鍵の引き渡しやガス開栓の立ち合いをすませたあとは、先週、IKEAやニトリなどで買い込んだりアマゾンで注文した組み立て家具や家電、調理器具、食器などの運搬を手伝わせていただきました。夜まで荷解きと家具の組み立て。わたしはこのような部材や金具がめちゃくちゃたくさんある組み立ては苦手なので、主に息子とカミさんの二人で、あれこれお互い文句言い合いながら棚やベッドを組み立ててました。そのうちにも、冷蔵庫やテレビが到着。どちらも一人暮らしにはもったいないほどのバカでかいものでした。アパート暮らしとはいうものの、自宅から車で10分もかからない場所です。築1年の2階建てアパートの1階、1LDKでお家賃は月約7万数千円だそうです。さすがにきれいです。足を伸ばして入れるお風呂はうらやましい限り。ほかにも、サンルームやIHのシステムキッチン、テレビ通話機能付きのドアフォン、エアコン2台付き、BSも観れるケーブルTV、ウォークインクローゼットなど収納もたっぷり、宅配ボックス完備、ペットもOK・・・最近ではこれくらい当たり前なのかもしれませんが、30数年前にアパート暮らしをしていた身としては当時と比べて信じられないほどの至れり尽くせりの設備、環境です。「『同居人』が増えても大丈夫やな(笑)」と言うと、「それはないけど、ペットは飼う」とのこと。どうも猫を飼うつもりのようで、すでにペットショップ回りも始めているそうです。なんでアパート暮らしをする気になったのか聞くと、マッチングアプリの自己紹介で、親と自宅同居と登録するとめちゃくちゃ不利だから(笑)、などと言ってますが、実のところ、一人で65インチ大画面テレビで映画やアニメを堪能したいからというのが本音だと私は思っています。(家ではわたしとチャンネル争いすることが多いので・・・)この日から向こうに住むと思いきや、「洗濯機がまだ届いてないし、組み立てが終わってない家具があるからまだ住めやん」、とか言って自宅に帰ってきています。しばらくは自宅で生活するつもりのようです(笑)息子とカミさんが家具を組み立てている間に、朔日餅をもらってきました。七月は「笹わらび餅」。以前の竹筒に入った水羊羹ほどではないですが、見た目も夏らしい涼しげな味わいでした。
2024年07月01日
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6月5日 水曜日 一人で大阪へ行ってきました。電車乗り継ぎで、津からは近鉄ご自慢の「特急ひのとり」で。座席はちょっとリッチにプレミアムシートの一人掛け。リクライニングしても後ろの人に迷惑かけないバックシェルという仕組みです。大阪難波に昼前到着。エキナカの立ち食い寿司屋で昼食。にぎりのランチでしたが思いのほかメチャ旨かったです地下鉄御堂筋線で梅田の一駅先の中津まで行き、数分歩いて本日の目的地「梅田芸術劇場」に到着。4回目の「舞台 千と千尋の神隠し」、そのうち3度は上白石萌音ちゃん主演です。ロンドン公演も並行してやっていて、4人の千尋たちは、ロンドンとの行ったり来たり、入れ代わり立ち代わりで国内公演にも臨んでいます。大阪公演は萌音ちゃんと川栄ちゃんとの二人で千尋役を回しています。実は、いい年して萌音ちゃんのファンクラブに入っています。大阪公演のファンクラブ先行抽選にダメ元で申し込んだら当たっちゃいまして、この日の大阪行きになった次第。もちろん満席です。わたしの席は2階の前から2列目。まずまずの席です。この劇場は3階席までありましたが、3階はどこかの中学校の鑑賞会のようで、中学生たちで埋め尽くされてました。13時開演、25分の休憩をはさんで16時閉幕。何度観ても感動します❤カーテンコールではスタンディングオーベーションでした。萌音ちゃんの千尋は、貫禄というか、すでに完成品の域に達してまして、安心して鑑賞できました。余談ですが、たまたま聞こえてきたカップルの会話で、彼女いわく「半分寝てたわ~」これって、多分苦労してチケットを取ったであろう彼氏に失礼だし、入手困難なチケットを取れなかったファンに対する冒とくだよなあ、って、ちょっとムカつきましたさて、余韻を引きずりながら向かったのは、大阪でも一、二のカオスな街、道頓堀です。道頓堀といえば、象徴ともいえる「戎橋」のグリコの看板ですね。例にもれず、外国人であふれかえってました。道頓堀通りは、まさに他県人がイメージする「ザ・大阪」ともいえる光景が広がってました。 そのうちの一軒で、たこ焼きとネギ焼きを賞味。粉もんの炭水化物祭りですね(笑) 串カツの店もいっぱいあって、食べたかったんですが、粉もんでおなか一杯になってしまい断念。ちょっと酔っぱらっちゃったせいか、もともとの方向音痴のせいか、最寄りの駅の方向が分からなくなってしまいました。(要するに迷子です)まあ適当に歩いてれば何かの駅がみつかるだろうと、ぶらぶらと宋右衛門町通を歩いているうちに、目論見通り地下鉄・近鉄の日本橋駅にたどり着き一安心。宋右衛門町通はミナミきっての歓楽街で、キャバクラやホストクラブなどの風俗店が軒を連ねる、ちょっと怖い通りです。東京でいえば歌舞伎町という感じかな。まだ明るかったのでよかったんですが、もう少し暗くなってからふらふら歩いていたら、見るからにほろ酔い加減の田舎者のおっさんなど、たやすく客引きに引きずり込まれていたかも・・(怖っ)近鉄で日本橋から一駅の上本町まで行き、ここから特急に乗って帰ることにしました。ここでも、ちょっとヒヤリとすることがありまして。上本町駅は特急が発着するのが地上ホームと地下ホームがあって、わたしは地上ホームで待っていました。ところが、電光掲示板になかなか乗る予定の特急が表示されません。もしやと思って、スマホアプリの特急券予約画面を再度よく見てみると、地下ホームからの発車ということがわかり、あわてて地下ホームまで走りました。なんとか、タッチセーフ・・間に合いました。あ~しんど。帰りも「ひのとり」です。上本町始発の特急は地上ホームなんですが、ひのとりは難波が始発なので地下ホームに来るんですね。うっかりしてました。津でアーバンライナーに乗り換え。ひのとりは津を出ると名古屋まで止まりません。 ガラガラでした。20数分で四日市到着。四日市からも何本か乗り継いで、家に帰ってきたのは22時過ぎでした。まあ、なんやかんやとおもろい一日でした。
2024年06月06日
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先日、カミさんと「魔法のパンケーキ」という名前のハワイアンカフェにランチに行ってきました。関西、東海を中心に展開しているチェーン店のようです。 客層はやはり女性が圧倒的に多かったですね。ハワイアンカフェというだけあってメニューもトロピカル。ロコモコやマヒマヒ、アサイーボールといった文字が並んでいました。わたしはランチメニューの「溶岩パスタのパイ包みとミニパンケーキのセット」、カミさんは「チーズドリアと季節のフルーツパンケーキのセット」にしました。まずはポタージュスープから。パスタのパイ包みは、店員がパイを破ってかき混ぜてくれます。 「溶岩パスタ」・・・なかなかの光景です(笑)カミさんのチーズドリア。これもおいしそう。デザートのパンケーキ。ランチ用なので小ぶりです。レギュラーサイズは隣席の子供連れが食べてましたが、なかなかのボリュームでした。見た目より量があって、おなかいっぱいです。月日の経つのは早く、もう6月です。いつものとおり、東名阪道御在所SAに朔日餅を受け取りに行きました。赤福茶屋で今シーズン最初の赤福氷を賞味。 6月の朔日餅は「麦手餅」 もち麦粉が入った餅生地で黒糖味の餡を包み、香ばしい麦粉をまぶした素朴なお餅です。 食べる際、追加の麦粉をかけすぎて咳き込んでしまいましたが(笑)、おいしゅうございました
2024年06月02日
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ディナーは京都駅ビル内の伊勢丹9階にある「市場小路」というおしゃれな居酒屋です。すべての席がタウンビューになっていて、京都の夜景が一望のロケーション。まずはお疲れ様の乾杯。コースもありましたがアラカルトにしました。お造りとイクラのカルパッチョ鴨肉のゆず胡椒焼き京のおばんざい盛り合わせとろ湯葉の天ぷらデザートは「つぼ焼きプリン」これだけでおなか一杯になったのでご馳走様。夜の京都駅はきらびやかです。 ホテルに戻ってお風呂に入ったあと、ちょっと小腹がすいてきたので、コンビニで買ってきたポテチをつまみに缶ビールを味わいながら、しばし京都の夜にひたりました。翌朝、窓から行き交う人を眺めると傘をさしている人もチラホラと。気を取り直して、コンビニで買ってきたパンで朝食。10時すぎチェックアウト。大きな荷物をフロントに預けて本日の京都観光へと出発。そのころには、曇り空ではあるものの雨の心配はなさそうでした。この日は、混み合う京都の名所の中でもトップクラスにカオスな「清水寺」にあえて挑戦することにしました。駅前のバス乗り場はもちろん行列。その中でも、清水、祇園方面の行列には「最後尾」の札を持ったおじさんが誘導していました。 わずかな間隔で次々とバスがやってくるので、並びだして4台目くらいに乗れました。もちろん満員なので、途中のバス停で待っている客がいるのに運転手は「あとのバスにお乗りください」と言っていくつか通過しました。始発以外のバス停から乗るのはかなり難しそうです。それでも降りる人がいるバス停で止まったときは客を乗せましたが、降りたのは2~3人なのに、7~8人くらいむりやり乗りこんできました。車内はまさにすし詰め状態、乗っている客を押し込むようにしてすごい形相で強引に乗りこんできた連中は、案の定、C国語をしゃべってました(怒)感心したのは、運転手のおっちゃんが車内放送を日本語はもちろんですが、英語、中国語でもしゃべっていたこと。さすが国際観光都市の市バス運転手ですね。不思議だったのは、清水寺の最寄り停留所である「五条坂」で、満員の乗客の大部分が降りようとしなかったこと。ここでほとんど降りると思ってのんびり構えていたので、焦って前の降り口まで行きましたよ。連中、どこまで乗って行くんだろう???まあ、とにかく、なんとか清水寺の近くまでたどり着きました。「ちかみち」の道標に従って右の茶わん坂方向へ行きましたが、けっこうな登り坂で息がきれちゃいました。仁王門近くまでたどり着くと、予想通りの混雑ぶり。外国人はもちろん、修学旅行生もあふれかえってました。 あちこちお堂をめぐる気力もなかったので、即、メインの本堂舞台へと向かいました。有名な「清水の舞台」上は、過剰に心配していたせいか、それほどの大混雑とは感じませんでした。御朱印も、ほとんど並ばずにいただけました。清水寺といえば、このアングルですね。桜や紅葉のシーズンに負けず劣らず、新緑の清水もなかなかの絶景です。有名な「音羽の滝」も、並べば飲むことができそうでしたがパスしました。「音羽の滝」といえば、3つの霊水が流れ落ちていて、それぞれ延命長寿、恋愛成就、学業成就(だったかな?)の別々のご利益があると、ず~っと思ってましたが、いつの間にか、こんなことに・・・現在は、3つのご利益の水がブレンドされて「諸願成就」になっちゃってるんですね。「清水の舞台から飛び降りる」と言いますが、こんなところから飛び降りたら死んじゃいますよね。お店が立ち並ぶ「清水坂」も、もちろん大混雑ですが、お伊勢さんのおはらい町や鎌倉の小町通で耐性ができてるせいか、それほどの恐怖?も感じませんでした(笑)清水坂からすこし路地に入った「三年坂」の途中でランチにしました。少しリッチに、「和牛 三芳」という肉ひつまぶしのお店。わたしは「和牛リブロースひつまぶしとおばんざい」のセット、カミさんは「熟成ハラミひつまぶしと京とうふ」のセットをがっつりうなぎのひつまぶしは食べたことがありますが、牛肉は初めて。最後はだし汁をかけてずるずるっと美味しくいただきました。もうバスは懲りたので、帰りは京阪電車の「清水五条」駅まで10数分歩きました。腹ごなしにはちょうど良し。京阪で東福寺、JRに乗り換え、という昨日と同じ方法で京都駅まで戻ってきました。お土産を物色したあと、ホテルまで荷物を取りに行きました。帰りは、八条口から高速バスを使うことにしました。高速バスは昨日まで新名神集中工事のため運休でしたが、この日から再運行。3時50分発のバスで帰路につきました。ただし、集中工事の影響が残っていて、途中、高速を降りて、瀬田西ICから信楽ICまで下道を走ったり渋滞にもあったので、到着が大幅に遅れることになりました。まあ、急ぐわけでもないし居眠りしながらのんびりと帰ってきました。近鉄四日市駅前で下車。あとは電車を乗り継いで9時前には家にたどり着きました。今回は、京都三大祭りのうちまだ生で見たことがなかった葵祭を見物できたし、八瀬から比叡山へのケーブルやロープウェイも初めて体験できたし、なかなか有意義な濃い旅をすることができました。お疲れ様でした。
2024年05月16日
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広大な御所の敷地を通り抜け、再び地下鉄丸太町駅へ。駅への入り口近くに由緒ありげな門と塀に囲まれた古い洋館をみつけました。観光客が隙間からのぞき込んでいます。写真はないですが案内板を見つけ読んでみると、1932年に作られた、大丸百貨店の11代社長下村正太郎の旧邸なんだとか。「大丸ヴィラ」と名付けられ市の文化財になっていました。さすが京都、「歩けば文化財に当たる」です。さて、ここからプチ鉄道乗り継ぎ旅のレポに少々おつきあいください。比叡山へはこれまでも数度、ドライブウェイを使って車で行っていますが、今回は交通機関を使って登ることにしました。バスも行っていますが、「鉄道」で。地下鉄烏丸線と東西線を乗り継いで三条京阪、ここで京阪電車に乗り換えて出町柳まで行きます。ここからは、昔から「えいでん」の愛称で親しまれている叡山電鉄(旧 京福電鉄叡山線)です。こんなかわいい電車「ひえい号」が出迎えてくれました。観光客だけでなく、通学の学生や沿線の住民の方で、一両の電車は満員で出発しました。 「えいでん」は、八瀬比叡山口まで行く本線と、鞍馬まで行く鞍馬線とに分かれます。鞍馬線には、昨年、祇園祭を見物した後、鞍馬寺まで行くのに利用しました。今回は、もちろん八瀬まで行く本線に乗りました。10数分ほどで終点「八瀬比叡山口」に到着。ここからケーブルカーに乗り換えます。ケーブルの乗り場まで気持ちのいい新緑の中を5分ほど歩きました。レトロな橋を渡ると「ケーブル八瀬」駅です。 外国人も含めた観光客が行列を作っていました。毎時0分と30分の出発ですが、自分たちのときは乗り切れなかったので5分後に臨時運転してくれました。10分足らずでしたが、ケーブルカーはぐ~んと急こう配を登っていきます。 続いてロープウェイに乗り換えます。15分おきの出発です。 わずか3分ほどの空中散歩で、「比叡山頂」駅到着。駅近くにはフラワーガーデンのような施設がありましたが、先を急ぐのでパス。ロープウェイ駅から山頂バス停まで10分ほどアップダウンの山道を歩きます。ここから山内を巡回するバスに乗ってバスセンターまで。途中、眼下に琵琶湖が見えました。途中には、「坂本ケーブル」の乗り場もありました。比叡山から京都の反対側、滋賀県大津市坂本に下っていけます。ずいぶん昔に乗ったことがあるような・・・ようやく延暦寺バスセンターに到着。まずは腹ごしらえです。バスセンター横の売店内にあるそば屋で少し遅い昼食。 比叡山名物の鶴喜そばです。もともとは滋賀県側の麓、大津市坂本に店を構える、延暦寺ご用達の老舗そば屋さんですが、例にもれずというか、本家、分家のゴタゴタ?があったようです。本家は昔からの本店店舗のみで商売をしており、一方、分家は多くの店を展開して幅広く商売しているようです。わたしらが立ち寄ったこじんまりしたお店も、分家さんの店舗です。まあ、そんなことはどうでもいいですが、空腹に熱いおそばがしみました。人心地ついてから、延暦寺へお参りに。比叡山延暦寺は、あえて説明するまでもなく、伝教大師最澄が開いた1200年以上の歴史を持つ天台宗の総本山で、日本仏教のルーツともいうべき場所です。延暦寺と一口で言っても、山内に100を数えるお堂が点在していて、大きく分けて「東塔」「西塔」「横川」の3つのエリアに分かれています。これからお参りに行くのは「東塔」にある「根本中堂」、延暦寺の総本堂、中心地です。一番手前にあった「大講堂」はパスして、根本中堂へ向かいます。 残念ながら大修理の真っ最中で、ごらんのお姿。 内部はもちろん撮影禁止ですが、まずはご本尊にお参りして、創建当時より一度も消えたことがないという「不滅の法灯」もおがんできました。 (不滅の法灯 ホームページより転載) 2016年から約10年に及ぶ改修工事中ですが、修理の様子を足場の上から見学できる貴重な機会です。足場の上からは撮影OKです。さあ、下山の時間です。バスセンターから京都駅行のバスも出ています。京都駅まで行くのに乗り換えなしで行けるので楽ちんなんですが、何も考えずにケーブルとロープウェイの切符を往復で買ってしまったので、仕方なくちょうど出発していったバスをお見送り再び、山内巡回バス、ロープウェイ、ケーブル、叡山電車と乗り継いで出町柳まで戻ってきました。出町柳ではこんなかわいい飾りが出迎えてくれました。 出町柳から京阪電車で東福寺駅まで乗り、隣接するJR奈良線に乗り換え、京都駅まで帰ってきました。今回の京都の旅はお泊りすることにしました。京都駅から歩いて3~4分のところにある「京都タワーホテル・アネックス」。こざっぱりした機能的なシティホテルです。二人で12000円とリーズナブル。6階の部屋からは京都タワーが見えました。さすがに疲れました。一休みしてからディナーへとでかけます。長くなってきました。続きは次回。
2024年05月15日
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5月15日、カミさんと初夏の京都に行ってきました。2、3日前まで晴天予報だったのに、直前になって曇り一時小雨に変わってしまい、「なんちゃって雨夫婦」の神通力か?なんて心配しましたが、なんとか旅の間は降られずにすみました。やれやれ。マイカーか高速バスか、って考えていたんですが、新名神の集中工事にぶつかってしまい結局、時間が計算できる鉄道を使うことにしました。新幹線を使えば早いんですが、ちょっと節約して近鉄で。早朝、5時半に最寄り駅を出発、近鉄四日市からアーバンライナー、大和八木で乗り換えて伊勢志摩ライナーで京都へ。京都駅には9時に到着。 奈良の橿原神宮前発京都行き特急なのに、何故伊勢志摩ライナーなんだ?と思いましたが、京都駅では折り返し賢島行き伊勢志摩ライナーになっていて本来の役割に戻ってました。車両運用の関係なんですかね。(マニアックな話ですみません)京都駅から地下鉄で丸太町まで行き、京都御所まで歩きました。まずは、今回のメインイベント「葵祭」の見物です。すでに、見物客で大混雑「葵祭」は正式名「賀茂祭」と言われ、上賀茂、下鴨神社の例祭です。起源は1500年前といわれ、天変地異や飢餓、疫病の平癒を祈った祭礼がはじまりとされています。江戸時代以降、上賀茂、下鴨神社のご神紋である双葉葵にちなんで「葵祭」と呼ばれるようになったそうです。明治17年に明治天皇の勅命によって、毎年5月15日に実施されるようになりました。王朝風俗の伝統を色濃く残し、平安の装束や祭具をまとった貴族や女御たち、役人、牛馬や祭車がしずしずと行列し、風雅な王朝絵巻を再現しています。行列は京都御所を10時半に出発し、下鴨神社を経て上賀茂神社まで、儀式をはさんで5時間かけて進みます。511人の人々と馬30頭、牛4頭、牛車2基、輿1台の長さ1キロにおよぶ大行列です。わたしらは、京都御所からの出発の様子を座って観覧できる有料席を予約してあります。最前列、一人5000円也。まずは、京都府警の騎馬警官が先導します。 祭列がすべて通り過ぎるまで、わずか30数分。あっという間でした。でも、席代と予約取りの手間をかけただけの価値あり。みやびで贅沢な時間を楽にすごすことができました。葵祭は、祇園祭、時代祭とともに「京都三大祭り」と称されています。これで、三大祭りプラス大文字焼きの京都の大イベント見物をコンプリート(祝)さあ、まだお昼前。次の目的地、比叡山延暦寺へと向かいます。
2024年05月15日
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ゴールデンウィーク前半の日曜日、どこかへお出かけするでもなく一人でお留守番していると、「友達?」が遊びにきてくれました(笑) サルだけに、すぐに去っていきましたが・・なんちゃって とか言ってるうちにもう5月。端午の節句、朔日餅はもちろん「かしわ餅」です。柏の葉は新葉が育つまで枯れないとか。それにあやかり、子供の成長と子孫繁栄を祈る祝い餅。お餅を柏葉で包む手さばきも、神前のかしわ手に似ていて、なにやらおめでたいですね。
2024年05月01日
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エリアに入ってまず目に入るのはこのゲート。ここでチケットをチェックされます。入り口近くにあるレストラン「空飛ぶオーブン」には行列ができていました。 ミートパイやカレー、キッシュ、スイーツなどが味わえるそうですが、今回はパス。いろいろ目を引く建物がありましたが、まずは一番奥まで歩いていくと、プレミアム券で入れる一つ目の建物「オキノ邸」があります。「魔女の宅急便」の主人公キキの実家です。 中へ入ると、薬草やドライフラワー、薬品の瓶に囲まれた、キキのお母さんコキリが魔法の薬を調合していた部屋がありました。学者だったお父さんの書斎やキキの部屋も。キキの部屋は明るい内装で、クローゼットには修行に着ていった黒い魔女服とは違った綺麗な服でいっぱい。ベッドの上では、キキが修行に持っていった赤いラジオから天気予報や音楽が流れていました。他にも可愛い小物やマスコットなどが溢れていて、ごく普通の女の子として楽しく生活していたんだなあと想像できます。家の中は撮影禁止ですが、車庫は撮影してもよさそうでした。ガーデンテーブルや自転車などのほか、キキが飛ぶ練習に使っていたらしきホウキもいっぱい置かれていました。家の前の庭には四季の花々が植えられています。次に行ったのが、キキが居候することになった街のパン屋さん「グーチョキパン屋」です。実際にいろいろなパンを売っていて、すごい行列でした。 キキが暮らした屋根裏部屋も見ることができました。プレミアム券なしで入ることができますが、撮影はできません。実家とはうって変わって古くて地味なベッド、ストーブ、小さなテーブルなどが置かれた狭いシンプルな部屋。無造作に空飛ぶホウキが立てかけてありました。パン屋の隣は、「ハウルの動く城」のヒロイン ソフィーが切り盛りする帽子屋「ハッター帽子店」です。ソフィーが帽子の飾りつけをする作業部屋もありました。ショップもあって、帽子やオリジナルのキャンディー缶、クッキーなども売ってました。また、2階には本屋があって、「魔女の宅急便」の原作本や魔法をテーマにした絵本などが並んでいました。「アーヤと魔女」に登場する家です。主人公のアーヤがお手伝いとして引き取られた「魔女の家」ということですが、この作品は観ていないので、イマイチわかりません。外観は普通ですが、魔女ベラ・ヤーガが怪しげな薬を作っている部屋はめっちゃ気味が悪かったですね。家の裏にはベラ・ヤーガのジャンボサイズの服や下着が干してありました。ここもプレミアム券が必要です。「魔女の谷」には、ジブリパークで初めて動くアトラクション(有料)が設置されました。メリーゴーランドです。ジブリ作品の世界にちなんだキャラクターや動物がモチーフになっています。大人だけでも乗ることができます。「天空の城ラピュタ」をモチーフにした「フライングマシン」子供の付き添いはOKですが大人だけでは乗れません。この二つのアトラクションは、年に1度、村にやってくる移動遊園地をイメージしているそうです。そして一番楽しみにしていた「ハウルの城」です。言うまでもなく「ハウルの動く城」に登場するグロテスクな歩くお城をイメージしています。今にも動きだしそうですが、実際に1時間に数回、一部が動いて煙も吐いたりします。城の前の丘には、カブ頭のカカシ「カブ」が立っています。城をバックにしたフォトスポットで、行列になっていました。プレミアム券で中に入りました。まさに映画に出てくる城の内部を忠実に再現していて、火の悪魔カルシファーの暖炉、魔除けグッズに埋もれたハウルの部屋、ソフィーやマルクルのベッド、汚れた風呂やトイレ、食卓には映画にも登場したベーコンエッグの皿、ドアノブを回すと窓の外の風景が変わる仕掛けまでありました。細部にまでこだわっていて、映画の中に迷いこんだような感覚です。興奮冷めやらないまま、最後に出口近くにあるグッズショップ「13人の魔女団」を物色してから、魔女の谷を出ました。 ショップでは「店内の撮影はご遠慮ください」って怒られちゃいました。ごめんなさいm(..)mケーブルで魔女の谷の裏山に登れます。(無料)展望台からは魔女の谷が一望。園内を電動の「ネコバス」が走っていて、それぞれのエリア間を結んでいます。これも有料で一人1000円。興味はありますが、おいそれとは乗れませんね。本日最後のエリア「もののけの里」へ。ここは、まあ、ぶらっと一周して終わり。ジブリワールドをたっぷり味わうことができました。「魔女の谷」の建物はもちろん、どのエリアもハンパない再現度に驚くばかりです。今回はどんどこ森には行ってませんし、大倉庫やもののけの里も短時間しかいなかったにもかかわらず、6時間も滞在してしまいました。初めて来た人でじっくりすべてのエリアを堪能しようと思うと1日では足りないかも。でも、しっかり楽しむには「大さんぽ券プレミアム」の入手が必須だと思いますが、プレミアム券は平日大人7300円(土日祝は7800円)もするので、有料のネコバスやアトラクションに乗ったり、食事やお土産も含めると、特に子供連れのファミリーだとかなり厳しい出費になりますねジブリパークはこれで完成ということですが、希望を言えば、「千と千尋の神隠し」のお湯屋「油屋」を再現してほしいなあなんて思ったりもしています。ジブリパークを後にして、帰りはお約束のIKEAでショッピング。ここで早めの夕食もとっていくことにして、家に帰りついたのは8時すぎでした。
2024年04月22日
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すべてのエリアがオープンしたジブリパークにカミさんと行ってきました。幸い、絶好のおさんぽ日和。すべてのエリアとメインの建物に入れる「大さんぽ券プレミアム」を入手してあります。すでにプレミアム券は4月分、5月分とも完売です。6月分は5月10日に発売開始ですがたぶんすぐに無くなるでしょうね。ちなみに、ほかに、すべてのエリアに入れる「大さんぽ券」、「ジブリの大倉庫」を除くエリアに入れる「さんぽ券」があります。これらはまだ5月分に空きがあるようです。ただし「大さんぽ券」「さんぽ券」ともメインの建物には入れません。まずは、エレベーター塔から一番近い「青春の丘」へ。以前も来てますが、「耳をすませば」をモチーフにしたエリアです。アンティークショップ「地球屋」。プレミアム券を持っている人しか入れません。珍しい骨とう品の数々や、バイオリン工房を見学しながら作品の中に入り込みます。毎時、0分と30分に動き出すからくり大時計、ちょうど11時0分の回に間に合いました。ちなみにわざと10分遅らせてあります。なので実際には11時10分に石を掘る小人や王様とエルフたちがかろやかなオルゴールの音色とともに動き出しました。建物内は撮影禁止なので、写真で紹介できないのが残念。エリアには「猫の恩返し」に登場する猫の小さな事務所もあって、これはプレミアム券がなくても覗き込むことができます。 ジブリパークのエリア内は、いかんせん食べ物がバカ高いうえに大行列なので、昼食は「ジブリの大倉庫」に隣接するスケート場の食堂できしめんとおにぎりをいただきました。「ジブリの大倉庫」だけは時間指定制になってます。12時からの回に入りました。何度も来ているので、あまり長居はしないつもりでしたが、ちょうど「オリヲン座」の映画が始まるところだったので観ていくことにしました。今回は「パン種とタマゴ姫」という不思議な短編映画。魔女の家で下働きをしているタマゴ姫が、魔女に焼かれて食べられそうになったパン種人間を助けて、追いかける魔女から逃げ回る話。ジブリが描く魔女はどれもすごく太っていて不気味です(「魔女の宅急便」を除いて)ジブリの最新作「君たちはどう生きるか」が、今年のアカデミー賞の長編アニメーション賞を受賞したのは記憶に新しいところですが、なんとそのとき授与されたオスカー像が展示してありました。本物だそうです。 ほかにも、以前はなかった「君たちはどう生きるか」のキャラが装飾に加わってました。 千と千尋の神様「おしらさま」も発見。5つのエリアのうち、トトロの「どんどこ森」は、少々遠いので今回はパス。ちなみに、「サツキとメイの家」もプレミアム券がないと入れません。さあ、今回の目的である3月にオープンしたばかりの「魔女の谷」へと向かいます。「魔女の谷」の入り口は「魔女の口」という名前がついています。 つづく
2024年04月21日
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先日の日曜日、遅れていた近所の桜並木がようやく満開になりました。天気がいい日曜日ということもあって、道路をふさぐ路駐の車、キャーキャー言いながら車道の真ん中でピースサインで記念写真を撮るカップルや親子連れ、禁止されている河原でのバーベキューなど、この季節の「風物詩?」ともいえる迷惑行為が、きれいな桜に水を差していました。(わたしは、墓地の駐車場に車を停め、墓参りのあと歩いて写真を撮りに行きました。念のため・・)せっかくの満開の桜を散らす大雨のあとの火曜日には、名古屋へ一人で観劇に行ってきました。またまた、御園座での「千と千尋の神隠し」。もちろん満席です。席は2階の最前列、見晴らしはよかったですが、手すりと照明器具で若干視界を遮られていたのがちょっと残念それと、両側のおばちゃんたちの絶え間ない甲高いおしゃべりにも軽い頭痛が・・・(さすがに幕が開くと静かになりましたが)前回観たのは千尋役は上白石萌音でしたが、今回のは新たに千尋役に加わった川栄李奈です。萌音ちゃん版に比べて見劣りするんじゃないかと心配してましたが、そこは、演技に定評のある川栄ちゃん、堂々とした千尋を見事にこなしていました昼の部だったので、終わったのは3時過ぎ。名古屋駅まで戻って、一人打ち上げの昼飲み(夕飲み?)です。新しくなった「大名古屋ビルヂング」(調べると、三菱地所が所有するビルは「ビルヂング」と名付けられることが多いようです。)の中に入っている「世界のビール博物館」というビアホールへ。グルメサイトで見ていて、前から一度入ってみたかったお店です。さすがに、まだ時間が早かったので先客はサラリーマン風の二人連れのみ。世界中のビールが揃っています。まずは本場ドイツのクラフトビールとソーセージの黄金?の組み合わせをオーダーしました。写真ではそれほどでもなさそうに写っていますが、ソーセージがめちゃくちゃボリュームがあって、これだけでおなか一杯になってしまい、あともう1杯アメリカのビールを飲んだところでお開き。支払額も予算オーバーになってきましたので・・・店の雰囲気や眺望がよくて、世界中のビールが飲めるのは魅力ですが、いかんせん、お値段がはるので、リピはないかなあ。
2024年04月10日
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ようやく日中の最高気温も20度を超えるようになってきました。3月中旬のカミさんに続いて、下旬には息子の誕生日でした。もう、親が盛り上がってお祝いするような年齢ではありませんし、本人も嫌がりますが、まあ無視するわけにもいかないので(笑)、当日、3人で回転寿司で会食してきました。(厳密にはお寿司は回らずにタブレットで注文するとベルトコンベアーに乗ってすし皿が滑るようにやってくる、というお店です。)帰ってからは昼間買ってきたサーティワンのアイスをケーキ代わりに。 4月に入って、恒例の朔日餅。墓地周りの桜はこんな感じ。まだ2~3分咲きくらいでしょうか。 昨年は3月の27日頃にはほぼ満開でしたが、今年は10日近く遅いかんじです。それでも、品種が違うのかきれいに咲き揃った木もありましたし、陽がよく当たる枝にはいい感じに花がついていました。満開は今週末くらい? 川沿いの桜並木もこれから一気に見ごろになってくるのかな
2024年04月02日
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春へ向かって進んでいくと思っていたら、冬へ逆戻りのような天気が続いています。春分の日の翌日、ごらんの積雪でしたまだ冬タイヤはずせないかなあ。ディズニーリゾートで散財してきたばかりですが、ここ数日、さらにふところが寒くなるような出来事が・・・これまで使っていたパソコンが突然、電源が入らなくなってしまいましたあわてて、会員になっているパソコンショップにかけこんで調べてもらいましたが、「メーカーに出しても治らない可能性が高いですね。万が一治っても保証も切れてますし、それに、この機種はWindows10なので、来年の10月にはサポートが切れますからこの際買い換えたほうがいいですねえ。」だそうです・・・Windows11搭載の新しいパソコンを新たに買わなければなりません。これまでのパソコンの機能、性能はできるだけ保持したいのであまり安物もダメだし、できれば国内メーカーかせめてアメリカのメーカー(DELLやHP)のもので探すと、やっぱりそれなりのお値段です。どこで買おうかと考えましたが、最初に持ち込んだパソコンショップはサポートやパーツ販売がメインで大手メーカー品はほとんど扱っていないそうで、また、近隣の量販店では品数がイマイチなので、わざわざ名古屋まで行きました。結局、名古屋駅前のヤマダ電機で富士通製のノートパソコンを購入しましたが、幸い思ってたより安くで買えました。壊れたパソコンより少しCPUの処理能力が劣りますが贅沢は言えません。思わぬ出費にがっくりきていましたが、春の装いに身を包んだナナちゃん人形が癒してくれました。名古屋駅名物ナナちゃん人形は身長6メートル10センチ、季節やイベントにあわせた様々なファッションで行きかう人々を楽しませています夏は浴衣や水着姿、クリスマスにはサンタの格好もするそうです。予定外の出費はパソコンだけではなく、苦労しながら設定をする中で、これまで使っていたプリンターがWindows11に対応していないことがわかり、これも買い替える羽目に・・・・近隣の量販店で買いましたが、年度末で需要の多い時期であることに加え、コロナ禍からの品薄状態がまだ続いているとかで品切れのものが多くて、少し予定より高い機種を買わざるをえませんでした。なんにしても痛い出費です。
2024年03月26日
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ようやく季節も春に向けて舵を切ったような日が続いています。桜の開花も、昨年に続いて早まりそうですね。世間でも、被災地の様子や政治の世界、国際情勢とかの深刻な話は別として、大谷君の結婚や北陸新幹線の延伸開業、ジブリパークの新エリア「魔女の谷」のオープン(さっそく来月行く予定です)などなど、まあ、楽しそうなニュースでにぎわっています。我が家でも、カミさんのお誕生日たまたまカミさんが仕事休みだったので、昼間、お彼岸を前倒ししてわたしの両親のお墓参りに行った帰り、晩ご飯を食べて行こうということで、何が食べたい?と聞くと「うなぎ」と言うので、四日市にあるお馴染みのうなぎ屋さん「うな勢」でお食事会。(といっても二人だけです。仕事で帰りが遅い息子にはうなぎ弁当をテイクアウト。)行く途中、ケーキを買っていこうと思って、カミさんが昔に食べたことがあって美味しかった、という隣町のケーキ屋に立ち寄ろうとしましたが、あいにく定休日でした。「なんで金曜日が定休日やねん!」と思いましたが仕方ないですね。「うなぎでおなか一杯になるから今日はええよ」とカミさんも言うので、また日を改めることにしました。翌日の夕方、カミさんは仕事だったので一人で、前日定休日だったケーキ屋へ。「Eclaire 月乃屋」という和菓子屋と一緒になったケーキ屋さんで、まあありふれた店構えでしたが、けっこう繁盛しているようでした。モンブランがお気に入りだったようで、夜、カミさんと1個ずついただきましたが、「形も味も昔とかわってない」そうです。あっさりした甘さで、栗も柔らかすぎず固すぎずで、なかなか美味しかったです。もうひとつ、お気に入りの「のど飴」があるそうで、「探してるけどどこのスーパーにも売ってなかったり品切れで手に入らない」と以前からこぼしていたんですが、アマゾンでみつけたので購入してプレゼントしました。
2024年03月17日
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昨日はうっすら屋根が白くなっていましたうって変わって、今日はひなただとポカポカ陽気まさに、寒い日と暖かい日が交互にやってきて、少しずつ春が近づいてくるんでしょうね。黄色っぽくかすんで、鼻ぐすぐす、目もかゆい・・つらい季節の到来でもあります(涙)さて、一昨日は朔日餅の日。3月は「よもぎ餅」 よもぎの強い香りが邪気を払い、桃の節句をむかえる女児の健やかな成長を助けると言われています。昨日、お墓参りに行った際にみかけた早咲きの桜。「コヒガンザクラ」にしては少し時期が早いし、「河津桜」にしては色が薄いし・・・??あとひと月たらずで、一帯がソメイヨシノの薄ピンクに包まれます。3月3日はひな祭り。女児はいないけれど、恒例で飾っています晩御飯はちらし寿司の予定です。
2024年03月03日
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最後の晩餐は和食で、と決めてたので「れすとらん北斎」です。17:50 プライオリティシーティングで予約してあるので、そのまま入店しました。待合で少し待たされて、席へ。メニューはテーブルに置かれたカードのQRコードを読み取ってくださいっていうことでした。ここでもかい、って感じ。注文したのは、わたしがロースカツ膳、カミさんが天ぷら膳です。まあ、ここの和食は間違いないので、期待通り美味しゅうございましたさて、いよいよフィナーレ、バケーションパッケージの最後のイベント、久々の「エレクトリカルパレード・ドリームライツ」。パッケージ専用エリアの指定席での鑑賞です。場所がなかなかわからず、キャストに聞いても要領をえない人もいて、ようやくたどりつくと、ウォルト・ディズニー像の裏手でした。ベンチが置かれていて座って鑑賞。19:15 パレードスタート。約10分後、おなじみの電子音のファンファーレ?とともに先頭がやってきました。色鮮やかな光に包まれたファンタジックな45分間のパレードをゆったり、うっとりと鑑賞できました。夢から覚めると、身体が冷え切って震えるほど・・・たまらず、温かい飲み物を求めて、スウィートハート・カフェに並びました。みんな考えることは同じなようで、ずらっと行列ができてました。並ぶこと20分ほど。ほかの人はパンやスイーツも買っていましたが、わたしらはフリードリンク券で飲み物のみ。ホットカフェラテ・・冷えた体にしみわたりました。このあと、花火があります。並んでいる途中から、間に合うか気が気ではありませんでしたが、20:30、店から出るのとほぼ同時に始まりました。ほんとは、もっとシンデレラ城に近いところで見たかったんですが、仕方ありません。最後を飾る「スカイ・フル・オブ・カラーズ」午前中はまだ強かった風も午後になっておさまり、無事に花火を鑑賞することができました。音楽とともに打ちあがる花火、二日間の40周年ディズニーツアーのフィナーレ、感無量です 花火が終わった後も、しばらくベンチでカフェラテ飲みながら余韻に浸ってましたが、閉園がせまってきたので、名残惜しかったですがゲートへと向かいましたカミさんが、ディズニーランドホテルのショップを見たい、というので寄り道。 ミラコスタとはまた違って、華やかな雰囲気です。 ホテルの見学も終え、リゾートラインでミラコスタに戻りました。預けていた荷物を受け取り、いよいよディズニーリゾートともおさらばです。駐車場を出たのは22時半ごろ、レインボーブリッジを渡り、煌煌と輝くタワマン群やライトアップされた東京タワーを眺めながら、少し渋滞にはあいましたが、なんとか首都高から東名へと入りました。さすがに帰りも夜通し運転するのはしんどかったので、海老名SAで3時間ほど、愛鷹PAで1時間ほど仮眠を取り、朝方、刈谷SAにも寄ってから、家にたどり着いたのは9時半ごろでした。車で東京往復、2日間のディズニーツアーでしたが、風キャン以外は大きなトラブルもなく、なんとか楽しむことができましたまだまだ運転力、体力は大丈夫かな未体験のアトラクションも堪能できましたが、それもつかの間、またまた新しいエリアができます。ディズニーシーに8番目のテーマポート「ファンタジースプリングス」が6月6日にオープン。シーのパーク内に新しいホテルも同時に開業します。またまた、行きたい目標ができましたが、元気なうちに行けるかなあ・・・・おまけ1今回、購入した品々です。ついつい、買っちゃうんだよな~おまけ2初日に「ビリーヴ」が風キャンになったんですが、バケーションパッケージ専用エリアでの鑑賞予定だったので、1万円の返金通知がTDRから来ました。ふ~ん、一人5千円の席だったんだ。
2024年02月29日
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13時からのディズニーパレード「ハーモニー・イン・カラー」見物の人垣に並びかけたんですが、次の予定が迫ってきたので、あきらめて抜け出しました。前に陣取っていたカップルが人目もはばからずイチャイチャしてたのもウザかったので(笑)ランドでの体験一発目は、室内ショー「マジカル・ミュージック・ワールド」です。会場の「フォレストシアター」の場所がわからず少しウロウロしましたが、キャストに尋ねると「ここですよ」と言われました。ここでも、またまた最前列です。真ん中あたりが鑑賞するにはいい、というご意見もありますが、やっぱり、出演者の息吹を一番間近で感じたかったから・・・です。このショーは、ミッキーやミニーたちが、魔法のオルゴールから消えた音楽を探す旅にでかけるミュージカル。訪れる先々は、さまざまなディズニー映画の世界、たくさんのディズニーの仲間たちが登場し、歌やダンスを披露します。美女と野獣の舞踏会や、リトルマーメイドの魔女アースラの巨大な足が舞台で暴れるシーンなど、大掛かりな舞台装置や映像を駆使した演出が見事で、迫力ある25分間でした。余韻がさめやらないうちに、フォレストシアターのすぐお隣にある、未体験のアトラクション「美女と野獣 魔法のものがたり」の時間がやってきました。シンデレラ城に次ぐ高さ約30mの「美女と野獣の城」城下の村を再現した街並みには、映画に登場するプレイボーイの荒くれもの「ガストン」の像も。例によって、バケーションパッケージで14時半に優先入場を予約してあるので、すでに3時間近い待ち行列をすり抜けて中へと進みましたこのアトラクションは、10人乗りのカップ(お皿?)型のライドに乗って、「美女と野獣」の世界をストーリーに沿ってめぐるというもの。おなじみの音楽とともに、いくつもの名シーンを動く人形で表現しています。タイプとしては「プーさんのハニーハント」に近いかも。ライドに乗り込むまでにも、ベルと野獣の出会いを映像で紹介したり、物語の場面をイメージさせるような部屋や調度品の横を通ります。ライドは時々傾いたり、音楽に合わせて揺れたりしました。楽しい!!最後は、ベルからの愛を確かめた野獣が元のプリンスの姿に戻り、同じように人間に戻った使用人たちに見守られながら、二人が幸せそうに躍るシーンで終了。これは感動ものです。新しいアトラクションとしては、「ベイマックスのハッピーライド」も楽しそうでしたが、こういう回転系は苦手なので見るだけ。乗ってる人だけでなく、まわりの見物の人たちもノリノリで踊るのがお約束なんだとか。カフェで、フリードリンク券を使ってちょっと休憩。吹きっさらしの屋外席で、日陰だったので、めっちゃ寒かったです「ミニーのファンダーランド」のパレードがやってきたので見物しました。 短いパレードでしたが、春らしいハッピーな雰囲気を振りまいて通り過ぎていきました。わたしも、一度くらい登場しないとね(笑)17時に、もう一度「美女と野獣 魔法のものがたり」を楽しんで、今回のアトラクション体験は終了。そうこうするうちに、周りはだんだん暗くなってきました。幻想的な雰囲気がパークを包み始めます。ディズニーツアーのフィナーレが近づいてきました。 つづく
2024年02月27日
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2日目、7時起床です。外を見ると、天気はまあまあですが、やっぱり風はまだ強そうで、水面は波立っていました。 開園前のパーク、ミラコスタに泊った人だけが見れる光景ですね。朝食は、「オチェーアノ」で8時から。 一番奥の方へ案内されました。 この日は、お昼は抜くつもりで頑張って?食べましたパンケーキもデザートも美味しゅうございました そうこうするうちに、パークは開園。第一陣が駆け込んできました。食後、ホテルのショップを覗きに。ここで、バケーションパッケージについていた記念品を受け取りました。バッグチャームと、小物入れの袋・・かな?チェックアウトの12時まで部屋でゆっくりしました。眼下では、ピノキオたちがお客さんと記念写真。 まったりしてるうちにも時間はたっていき、チェックアウト時間になりました。荷物はそのまま部屋に置いておき、あとで取りに来てもらって預かってもらうことにしました。駐車料金も精算済みなので、部屋のテレビでチェックアウト手続きをして、そのままフロントには寄らずにホテルを出ました。リゾートラインで、ディズニーランドへ。さすがに昼を過ぎているので、エントランスには人は少なく、スーっと並ばずに入場することができました。ダメ元で、入場後、パレードの指定席やアトラクションの優先入場をスマホアプリで検索しましたが、案の定、もう何も取れませんでした 「ディズニー・パルパルーザ」という期間限定のスペシャルイベントをやっていて、その第一弾「ミニーのファンダーランド」と銘打った催しが行われていて、ワールドバザールのあちこちにもミニーがメインの飾りつけがありました。 さあ、あと半日、ランドで楽しみます つづく
2024年02月25日
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午後のトップは、バケーションパッケージで予約してあった「ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~」です。以前にも観たことがありますが、今回は最前列です。でも、前すぎて目の前にこんな障害物が・・・出演者用のスピーカーですかね。まあ、とにかく、13:45開演。ニューヨークの劇場でのスウィングジャズの祭典。ミッキーと仲間たちがノリノリの音楽とともに華やかな歌やダンスを披露する25分間の圧巻のショーです。目の前にミッキーやミニーがやってきて、それはそれで感激しました。残念だったのは、さきほども触れた眼前の「黒い箱」が邪魔で、ミッキーのドラム演奏が見にくかったことまあ、ショー自体は堪能できたのでいいんですけど。そうこうするうちに、15時前、スマホにホテルの部屋の準備ができたとの通知がきました。「鍵のマーク」をタッチしてダウンロード、これでスマホがルームキーになりました。今回の宿泊は、奮発して「ポルト・パラディーゾ・サイド・スーペリアルーム・ハーバービュー」です。スマホで知らせてきた部屋は4階。スマホ画面をドアノブのところにかざして入室しました。窓からはポルト・パラディーゾが一望です。この眺め、テンションあがりますよね予定では、部屋から10分間の水上ショー「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」を見物してからまたパークに戻るつもりでいました。・・・・・・が、「強風のため中止」とのアナウンスが聞こえてきました。雨の心配はなかったんですが、午後から風が強くなってくるとの予報で、実際、昼食後くらいからときおり、ピューっていう風が吹いてきて。水面も波立っていました。今回、一番楽しみにしていた夜の水上ショー「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」は大丈夫か??パークに戻ってキャストに尋ねても「直前まで実施のつもりで準備しています」との返事。やるともやらないとも言ってくれません。まあ、当然でしょうが。調べると、中止か否かの判断は風速10メートルを基準にしているらしいです。私らの部屋は、右から2つ目、薄茶色っぽい建物の4階です。(たぶん) 向かう先は、本日2度目の「ソアリン」です。ほかのアトラクションも選択できたんですが、未体験だった「ソアリン」に2回乗ることにしました。16時から優先入場できます。アプリで調べると、通常行列はすでに170分の待ち時間です。「悪いね、ごめんね、お先にね。」と思う気持ちと、「このために高い金出してパッケージ買ったんじゃい」という優越感のまじった少々邪な気持ちを心の中で戦わせながら(笑)、優先入り口から入っていきました。「ドリームフライヤーの発明者」カメリア・ファルコさんです。画面が動き、しゃべってました。よくできてるわあ。映像が映し出されるひとつの大画面で、前後に複数台の座席があって、時間差で出発するため、今回は、見上げると先に出発した乗客の足の先がブラブラしてるのが見えました。1回目は先頭だったので気づきませんでした。今回は酔うこともなく、迫力ある世界一周を堪能できました。マーメイドラグーンやアラビアンコーストを散策してから、ディナーへと向かいました。ポートディスカバリーにある「ホライズン・ベイ・レストラン」です。1か月前に、プライオリティシーティングで17時半に予約しておきました。チョイスしたのは、40周年のスペシャルセット。トレイをレールに滑らせながら、セットについているメニューを受け取り、最後にお勘定するセルフシステム。席へは係の人が案内してくれました。ファミレスに近いタイプのレストランなので、ファミリーや外国人が多かったような気がします。スープはトマトのポタージュ、メインはハンバーグです。デザートはチョコレートムース&ゼリー。ドリンクは通常はソフトドリンクですが、追加料金払ってビールにしました。お腹いっぱいになりました。ご馳走様。ホテルへの道すがら、いくつかショップをのぞいたり、パッケージについていた引換券を使ってポップコーンバケットと中身を購入。カミさんはブラックペッパー味がいいといってましたが見つけられず、結局ストロベリーミルク味にしました。(黒コショウ味はどうも、ソアリンの近くにあったようです)そうこうするうちに、「ビリーヴ」の開始時間19:20が近づいてきましたが、いつもなら二重三重に場所取りをしている光景が見られません。結局、「風キャン」(強風のため中止になることをこう言うそうです)になってしまいました。残念っ美しいシーの夜景を眺めつつ、少々肩を落として部屋へともどりました。以前だと、22時閉園だったのでショップなどをウロウロしながら閉園時間すぎまでパークにいて、ホテルに戻るのは23時近く。翌朝も8時前から行動開始で、ホテルには寝に帰るだけみたいな感じでした。今は21時閉園です。寝るにはまだ早いし、今回はいい部屋なので、ゆっくり雰囲気を味わうぞバスルームの扉にもミッキーが・・ディズニーホテルに泊まってるんだなあと、感慨ひとしおです。お風呂に入って、持ち込みの缶ビール片手に、徐々に人が少なくなっていくパークの様子を眺めながら、余韻に浸りました。相変わらずパークの樹々やテントは風にあおられ、水面は波立っています。明日は風がおさまりますように。こうして40周年のディズニーリゾート、1日目の夜がふけて行きました。 つづく
2024年02月24日
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ホテルチェックインの際、カミさんあてにバースデイシールをもらいました。誕生日はまだ1か月先なんですが、前後1か月以内はもらえるのかな?これを目立つところに貼っておくと、キャストからおめでとうと言ってもらえたり、運がよければキャラクターも寄ってきてくれるというシロモノですが、カミさんに渡すと、「嫌っ、絶対に貼らん!」だそうです(笑)さて、まず向かったのは、今回のディズニーツアーの主目的のひとつ、「ソアリン・ファンタスティック・フライト」の初体験です。バケーションパッケージであらかじめ9時半に時間指定していましたので、すでに長蛇の列を横目に中へと入って行きました。ここでも紙チケットのQRコードをかざして入場。 「ドリームフライヤー」という乗り物に乗って世界一周するアトラクションです。横一列に10数人?ほど座って、飛行機のように空へ飛び立つ感覚。マッターホルンやノイシュヴァンシュタイン城、サバンナの大平原、万里の長城、イグアスの滝等々、世界の名所や大自然の光景が眼前にせまってきて、まさに実際に飛行船にでも乗って、上空から景色を眺めているようなリアル感と迫力です。最後に、東京タワーやディズニーシーの夜景が映し出され、「おかえりなさい」という感じで終了です。わずか5分ほどの世界一周の旅でしたが、圧倒される体験でした。寝不足のためか、少々酔いましたが・・・続いて、「アーント・ペグズ・ヴィレッジストア」や「マクダックス・デパートメントストア」、「エンポーリオ」といったショップで、ダッフィーグッズや40周年限定クッション、巾着などお買い物タイムです。「マクダックス・・」のダッフィー&フレンズのぬいぐるみバッジのコーナーでは、動画が拡散され話題になった中国人バイヤーによる転売目的の大量爆買いの光景を思い出し、しばし感慨(憤慨?)にふけったりもしました。ここで、わたしだけいったんミラコスタの出入り口からパークアウトし、買った荷物を駐車場の車に放り込みにいきました。再びパークに戻り、今度は、「プレミアアクセス」で予約した「センター・オブ・ジ・アース」を体験。久しぶりなので爽快でしたが、カミさんは、「もう、こういうの無理やわ・・」とこぼしてました。ちなみに、定番の「インディジョーンズ」や「シンドバッド」、「トイストーリー」、「エレクトリックレールウェイ」などは点検のため運休でした。さて、昼食は、ロストリバーデルタにある「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」。入り口は狭いですが、中に入るとけっこう広く、席数も思ったより多かったです。まず、席を確保。「モバイルオーダー」であらかじめ注文したものの引き取り時間まで少し時間があったので、パッケージについていたフリードリンク券(滞在中、何度でも使えます)でジュースを買って、それをすすりながら待つこと15分ほど、スマホに「準備OK」の通知が入り、専用カウンターでその通知を提示、列に並ばずにモノを受け取りました。スモークチキンレッグとギョーザドッグ、デザートにストロベリーゼリー&練乳ムース。それとビールも欠かせませんね美味しゅうございました。さあ、腹ごしらえもすんで、午後の行動開始です。 つづく
2024年02月23日
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40周年の東京ディズニーリゾートに、カミさんと行ってきました。テーマは”Dream-Go-Round” 「夢が廻る」とでもいった意味なんでしょうか。昨年4月に始まったイベントも、今年3月末までです。なんとか間に合いました。前回ディズニーに行ったのは35周年が始まってすぐの5月ですから、およそ6年ぶりということになります。2月14日の深夜、11時半ごろ車で出発。昼間寝ておこうと思っていたのですが、興奮?してか全然寝られなかったので、久々の東京までの夜中ドライブ、ちょっと心配でした。途中休憩も挟みながら、15日早朝5時半ごろ宿泊予定のミラコスタの駐車場になんとか到着しました。今回も例によって、バケーションパッケージ「エンターテイメントを楽しむ2DAYS」を購入。ショーが計4つ、アトラクションも計4つ、ミラコスタでの朝食付き、あと、記念品やらフリードリンク券やらいろいろついています。車の中で少し仮眠してから、6時半過ぎ、ホテルへチェックイン手続きに行きました。前回の来訪からコロナ禍をはさんで、この5年あまりの間に、ディズニーリゾートの様々なシステムがガラッと変わりまして・・・まずはホテルへの「オンラインチェックイン」・・スマホにダウンロードした専用アプリにあらかじめ今回の予約データが登録されてるので、ホテルのフロントでスマホ画面を端末にかざしてチェックインOKです。入室可能時間の15時になるとスマホに通知が来て、画面に出現した「鍵のマーク」をタッチすると色が変わり、ルームキーに「変身」・・・あとは部屋まで行ってスマホをドアノブにかざすと入室できるという仕組み。同行者登録をしておくと、カミさんのスマホもモバイルキーとして使えます。このあとも、何かをするたびにスマホ画面と「格闘」することになります。ちょうど日の出です。天気はまあまあ良さそう、一安心です。荷物は車に置いておくことにして、ホテルロビーの洗面所で身支度を整えてから、7時半ごろからディズニーシーのエントランスに並び始めました。すでにごらんの状況です。周りを見回しても、若者ばかり・・わたしらと同年代の人は見当たりません彼ら彼女らのギャーギャー、きゃぴきゃぴ声のパワーに圧倒されながら、待つこと1時間と少し、開園予定は9時ですが15分ほど前倒しで列が動き始めました。手荷物検査も無事通り抜け、9時すぎ、ようやくパークに入ることができました。スマホでパスポートを購入すると入場もスマホタッチでできますが、わたしらは、バケーションパッケージで事前に紙のチケットが郵送されているので、入場は紙のチケットに印刷されているQRコードをかざしてゲートインしました。ちょっとだけアナログ(笑)さてさて、以前なら、ファストパスを入手するためダッシュするところですが、ファストパスのシステムはすでに廃止されています。お目当てのアトラクションへは直接並ぶか、スマホで予約するか、のどちらかです。ここでも、大きなシステム変更として、ショーやアトラクション、レストランの優先予約をするための様々なメニュー「エントリー受付」「プライオリティパス」「スタンバイパス」「プレミアアクセス」、レストランにあらかじめメニューを注文しておいて時間になると並ばず受け取れる「モバイルオーダー」、グッズをショップに行かなくても購入し宅配で送ってくれる「オンラインショッピング」などなど、多すぎて頭が混乱してきますが、これらはすべてスマホアプリで行います。ただし、パークに入場しないと上記のシステムは使えません。と、いうことで、わたしは入場してすぐにベンチに腰掛けて、スマホ画面と格闘です。在庫わずかのお目当てグッズの注文、バケーションパッケージであらかじめ優先入場が保証されているアトラクション以外にひとつ「センター・オブ・ジ・アース」を11時にプレミアアクセスで予約(有料)、そして、昼食場所として考えているレストランにさきほど触れた「モバイルオーダー」で12時10分にメニュー注文を入れました。ぐずぐずしてると、あっという間に満杯になってしまうらしいので必死です。人気のショーやアトラクションは開園後わずか十数分で満杯になるそうです。わたしがスマホをいじくっている間、カミさんには近くのショップを物色しながら待ってもらいました。手続き完了してカミさんと合流、これでようやく本来の行動開始です。長々とした前説だけで疲れました(笑)いったん休憩します。このペースだと先は長いです。<m(__)m> つづく
2024年02月21日
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2月15日~16日、カミさんと40周年の東京ディズニーリゾートに行ってきました。近日中にレポ公開予定です。しばしお待ちを
2024年02月18日
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節分から立春・・もう春ですね。週明け、関東で積雪に注意と言っていますが。(追記 5日の夜から6日の朝にかけて、東京23区も゙積雪て交通機関が混乱してましたね)撒きはしませんでしたが、酒のつまみにいただきました。今年の恵方の東北東を向いて、黙って1本完食。 立春の2月4日、台所の北側の壁に掛けてあった「鬼門除札」を、新しいお札に掛け替えました。日光の「輪王寺」から毎年送っていただいています。(もちろん有料ですが)我が家でいつから掛け始めたのかあまり覚えがないですが、カミさんに聞くと20年近くは続けているとのこと。20数年前に義父と義母が日光に旅行に行った際に、東照宮のお参りのあと輪王寺にも立ち寄り、このお札を購入したようです。その際、うちの分の家族名、住所も書いてあわせてご祈祷してもらったようで、それ以降、毎年この時期になると、お札の更新案内がうちにもくるようになったのが始まりみたいです。こういうの、なかなか断れないですよね。7年前の5月、日光へ旅行にいったとき、貯まっていた過去のお札を輪王寺に返納してきました。元気なうちにそろそろまた貯まったお札をお返しに行こうかなあ、と思っているところです。
2024年02月04日
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震災というとんでもない幕開けの令和6年も1か月が過ぎ、2月が始まりました。今年の朔日餅シリーズがスタートです。無事にまたひと回りできますように。2月は「立春大吉餅」節分を表現して大豆入りのお餅です。
2024年02月01日
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24日の朝はうっすら程度だったのが、昼過ぎくらいから本格的に降り始め、暗くなるころにはこの状態でした。大雪警報も出ました。夜11時の時点で積雪30cmほど。1年前の今頃も大雪だったかなあ?・・・ここから40kmも離れていない名神高速道路の関ケ原インター付近では、昼前くらいに数キロにわたる立ち往生が発生、結局解消したのは10数時間後でした。雪は降り続け、翌25日の未明にはごらんのとおり夜明けのころには、一瞬ですが雪空も晴れて、きれいな朝日が拝めました。積雪は40センチ超え。結局その後も降ったりやんだりを繰り返し、その間に、偶然この日は休みを取っていたカミさんと二人で家の前の道路やガレージの雪かき。こ、腰がやばいです・・・・
2024年01月25日
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荷物を車に乗せ、そのまま駐車場に置いて、周辺を散策しました。この日も朝から快晴気分も少しずつ回復してきました。歩いて10分足らずのところに、温泉の名前の由来である「修禅寺」があります。修善寺温泉とは、なぜか、「禅」と「善」の一字だけ違います。 手水場も温泉です。修禅寺は、807年に弘法大師空海により開かれた真言宗の古刹で、その後、戦乱により1400年代初めに焼失しましたが、その後、伊豆を治めた武将で、北条氏の祖である北条早雲により曹洞宗の禅寺として再建されました。参拝して、書置きではありましたが御朱印も購入。お寺の横にある温泉まんじゅう屋で試食のまんじゅうもおいしくいただけました前を流れる桂川沿いに散策路が整備されていて、いくつもの朱色の橋が架かっています。「恋の橋めぐり」と言って、それぞれの橋を渡るごとに、「縁談祈願」とか、「恋愛成就」とか、「安産祈願」といったご利益がある旨、立て札に書いてありました。足湯や、風情のある竹林もありました。少し足をのばせば、梅林や、源氏ゆかりの墓碑なども点在しているようです。喫茶店や居酒屋、小料理屋、射的場などが並ぶ昭和っぽい通りもありましたが、昼間ということもあってか、それともほんとに潰れているのか、ほとんどの店が閉まっていて、かなり寂れた感がありました。ぐるっと廻って、最後に「日枝神社」というお社に参拝。これも弘法大師が建立し修禅寺の鬼門を守っている山王社が起源で、明治の神仏分離により現在の神社の姿になったそうです。御朱印もいただきました。ここのは直接書いてもらえました。修善寺温泉を後にして、一路、またまた静岡市内まで戻ってきました。その道中、綺麗な富士山が見えました。なぜ、また静岡市に戻ってきたかというと、初日に断念したレストランへの「リベンジランチ」のためです。その店は、炭焼きハンバーグレストラン「さわやか」というチェーン店です。静岡県内しか展開しておらず、ここのハンバーグは静岡県民のソウルフードと言われ、県外からも食べにくるという人気店だそうです。ケンちゃんたちも、以前、一度食べてすっかり気に入り、ぜひまた食べたいと思っていたし、わたしらにも食べてほしいと思って、今回もわざわざリベンジしてくれたとのことこの日も、また初日と同じ店舗にきましたが、やはりすでに1時間半待ち車の中で寝ながら待つことにしました。ちなみに、この「さわやか」の、高速インター近くやアウトレットの中にある店舗では、休日には6~7時間待ちという、にわかに信じがたいこともあるそうです。びっくりようやく順番がきて入店。名物の「おにぎりハンバーグ」のセット(ライスとサラダ付き)を注文。ケンちゃんは、もう一回り大きな「げんこつハンバーグ」を頼んでいました。 最初、ホントにおにぎりやげんこつのようなハンバーグが鉄板に乗ってやってきて、店員が半分に切り分け鉄板にギュッと押さえつけ、オニオンソースをかけてくれます。肉汁がジューっと焼けるいい音がしました。牛肉100%がウリです。なかなかのボリュームでしたが、車の中で待っているうちにおなかの具合もほぼ回復して、おいしく完食することができました。すべての予定を終えて、帰路につきました。例によって、食べると眠くなるケンちゃんですので、途中、何度か仮眠休憩をしながら、それでも、6時前には家にたどり着きました。「反省」も多々ありましたが得るものも多く、思いがけず楽しい旅行ができました。
2024年01月08日
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お風呂は、4階にある、ケンちゃんおすすめの「貸切風呂七湯めぐり」というところへ行きました。岩風呂やヒノキ風呂、陶器製の壺風呂、寝そべって入れる「瞑想風呂」など、趣向の異なる七種類の個室風呂が並んでいます。 (ホームページより)それぞれの個室の鍵を開け閉めすると、待合スペースにある表示板の部屋名のランプが点灯したり消えたりします。ランプが消えている個室は使用中と言うことで、そこに入りたければ待合スペースに置いてある風呂ごとに指定されたベンチに座って順番を待つという仕組み。ランプがつけば入れます。わたしらは入っても10分くらいで出てくるのでいいんですが、長風呂の人が先に入っていると待ち時間も長くなってきます。一応、制限時間は30分程度と書いてありますが、30分も入られては待ちくたびれてしまいますねそれぞれのお風呂は半露天になっていて、庭の木や灯篭が灯りに照らされて風情たっぷりでした。わたしは一人で入ってましたが、どの風呂も三人くらいまでなら入れそうでしたので、実際、カップルやファミリーで入っている人たちもいました。結局、3つ入って、のぼせてもきたので退出。部屋に戻ると、まだ誰も帰っていなかったので、一人、売店で買ったビールを飲みながら外を眺めてました。夕食は7時半から大広間でバイキング。バイキングは久しぶりです。ランチの中華がまだ消化しきれていない感じだったので、取ってきた料理は控えめ。大食いケンちゃんはというと、トレイ3枚にあふれかえるばかりの料理を取ってきてました(笑)それらを平らげてからも、おもむろに立ち上がって、フルーツやケーキを山盛り持ってきてました。そりゃ、こんなに食えば100キロ超えるわなあ。対抗したわけではないですが、わたし一人、「60分アルコール飲み放題」をつけました。飲み放題専用のコーナーがあって、ビール、日本酒、焼酎、ウィスキー、ワインなど各種アルコールをセルフサービスでサーバーから汲みにいくという仕組み飲み放題を頼んだ人は、こういうバッジを付けて区別します。「私はのんべえです」とPRしてるみたいで少々恥ずかしかったです(笑)貧乏人の性で、元を取ろうとビールジョッキ2杯、日本酒お銚子3本、焼酎のロックを短時間にちゃんぽん・・・これが良くなかった。調子にのって一気に飲みすぎたツケが、このあと回ってきます・・・・・昔ならこれくらいの量、たいしたことなかったのになあ、年かなあ・・・部屋に戻って、少し休んでから、9階大浴場へ。露天風呂もあって、気持ちよかったです。このへんまでは大丈夫だったんですが、お風呂に入ってさらに酔いが回ってきたようで・・・10時に館内の麺処に行くと、夜泣き蕎麦(ラーメン)が無料で配られるサービスがあります。でも、しんどくて行けませんでしたこの日はこのまま、ダウンです。ちなみに、二つのローベッドは、遠慮のない二人、ケンちゃんとうちの息子が占拠しました朝方から気持ち悪くて、2回ほどトイレで吐きました。朝風呂も行けず。通常より1時間遅く4時以降のチェックイン、1時間早く9時チェックアウトしなければいけないプラン(その分、ややお値打ち)なので、朝食もできるだけスタートの7時からとってくださいと言われていました。なんとか、バイキング会場まではたどりつきましたが、ほとんど食べれません。カミさんに取ってきてもらった小さなロールパンとパンケーキ、ミニオムレツ、フルーツを一口二口、オレンジジュース、二日酔いに効くというしじみのみそ汁を無理やりおなかに入れるのが精いっぱい。写真に撮る気力もありません。ケンちゃんの朝からの大食いを見てるだけで気持ち悪くなってきたので、先に部屋に戻り布団にダウンそれでも、出発の9時前くらいにはだいぶマシになってきたので、なんとか荷物をまとめてチェックアウト。記念写真にもおさまることができました。お見苦しいレポになってきましたが、とりあえず、ここでまた小休止。 続く
2024年01月08日
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3日に年末年始最後の会食をした際に、話の流れで急遽、伊豆旅行が決まってしまいました。もともと、静岡の大学に通っている甥っ子けいちゃんに服やら食料とかを届けに、ケンちゃん、K子ちゃんが彼のアパートまで行く予定があって、その足で伊豆に一泊してくるという話をしていたんですが、たまたま、一年中ヒマなわたしはともかく、カミさんも息子も仕事休みということがわかり、「じゃあ、みんなで行くか」ということになりました。こういう話にあまりのってこない息子も、「(けいちゃんの)アパートを見たい」と言い出して、総勢5人の一泊旅行が実現した次第です。幸い、ケンちゃんたちが予約していた温泉宿も空きがあって、わたしらの分も無事予約できました。ただし、モモは仕事のため行けませんし、けいちゃんも「大学の勉強が忙しいので、のんきに温泉なんか行っておれん」(笑)とのことです。と、いうことで、1月最初の連休7日、8日に、ケンちゃんの車に乗って、朝7時半ごろ出発しました。ケンちゃん夫婦は強烈な晴れ男、晴れ女で、わたしの「なんちゃって雨男」の神通力などはじけ飛ぶような(笑)雲一つない晴天です。静岡市内にあるけいちゃんの3階建てアパート(マンション?)には10時半ごろに到着。キッチン、バス、トイレにウォークインクローゼットがついたワンルームです。建物の入口でインターホンを鳴らすと、部屋からリモートで鍵を解除してくれました。眠そうなぼさぼさ頭、ちょっと迷惑そうな顔でけいちゃんが出迎えてくれました(笑)お世辞にもよく片付いているとはいえない部屋を見学。3階なので富士山がよく見えます。カミさんとK子ちゃんが、部屋の掃除や不用品の片づけなどをしている間に、他の4人で、みんなで一緒にランチをしようと考えていたレストランへ順番取りをしに行きました。電話やネットの予約は不可のところで、休日だと短くても待ち時間30分はざらという人気店なので、順番待ちをしている間に、あとの2人をケンちゃんが迎えに行くという目論見でしたが、開店直後の11時すぎの段階ですでに2時間待ち・・・けいちゃんが、昼から大学の講義があるとかで、この店は断念。結局、けいちゃんのアパートに近い中華料理屋でランチ。出てきた料理がどれもめっちゃボリュームがあって、やっとのことで完食、おなかいっぱいです。実は、この日断念したレストランは、ケンちゃんが「ぜひ、お義兄さんとお義姉さんにも食べてもらいたい」と言うので、翌日にリベンジすることになるのですが、それはあとでまた触れます。「勉強頑張れよ、身体に気をつけてな」と、けいちゃんに別れを告げ、静岡市を後にしました。宿へ行く前に、ケンちゃんが「ぜひ見せたいところがある」という場所に立ち寄ることになりました。それは、三島市にある「三島スカイウォーク」。全長400mの、日本最長の歩行者用つり橋だそうです。ユラユラと、先日の地震のように揺れるので、少々気持ち悪くなりましたが急ぎ足で向こう側へたどり着きました。向こう側には飲食店や土産物屋、ふくろうなどの小動物に触れられる施設などのほか、フィールドアスレチックや、セグウェイに乗ってオフロードをめぐるアクティビティもありました。あと、つり橋に沿って張られたワイヤーに金具をひっかけて、一気にターザンのように滑り渡る「ロングジップスライド」というスリルいっぱいのアトラクションもあって、わたしらが橋を渡っている間も、スーイスーイと何人も滑っていきました。見てるだけで怖い・・・ (ホームページより)少々寒くなってきたし、宿のチェックインも迫ってきたので、早々に退散しました。富士山がきれいに見れると聞いていましたが、ちょうど、富士山のところだけ雲がかかっていて、残念ながらお目にかかることができませんでした。雲さえなければこんな感じ。 (ホームページより)宿へは5時前くらいに到着。伊豆修善寺温泉の「桂川」という温泉旅館です。ケンちゃん一家は以前、泊ったことがあるそうで、ケンちゃんがえらく気に入って今回もここにしたそうです。最初は二部屋でとっていたのですが、5人一部屋にしてもらえました。6階です。ローベッドが二つと、あとは和室に3つ布団をひくことになります。息子や奥様方は、二部屋のうちの一部屋を、大いびきをかくわたしとケンちゃんを隔離する「いびき部屋」(笑)にしたかったみたい?ですが・・・宿の配慮なのか、部屋割りの都合なのか、一部屋になってしまいました。経費節減と手間の軽減のため、部屋のアメニティや浴衣、作務衣もロビーにまとめて置いてあり、自分で持っていくシステム。靴は玄関の靴箱に入れるのですがスリッパがなく、かわりに薄い足袋のような靴下がありました。もちろん、布団も自分たちで敷きます。お風呂大好きケンちゃんに引っ張られるように、荷物を部屋に置いてさっそくお風呂へ。長くなってきました。ここらでいったん一休み。 続く
2024年01月07日
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新年早々立て続けに、能登半島での最大震度7の大地震と羽田空港での航空機衝突炎上事故という大きな災害、事故が起こりました。海外に目を向けると相変わらずウクライナやガザ地区での戦争、侵略により、多くの命が失われ続けています。繰り返し繰り返しテレビから流れる現地の地震被害の様子や炎に包まれる航空機の映像は、正月気分も吹き飛ぶ凄惨なものでした。被害にあった人たちを悼み、これからの平穏や平和を祈るため・・・・・というおこがましいものではありませんが、恒例のお伊勢さん初詣に行ってきました。カミさんと二人、朝7時半ごろ家を出て、伊勢市郊外の臨時駐車場に9時半ごろ到着。今回誘導されたのは昨年と同じ伊勢忍者キングダムというテーマパーク近くの駐車場でした。三が日など繁忙期のパークアンドバスライドがすっかり定着。シャトルバスに乗り換え、伊勢神宮内宮へ向かいました。それでも、何としてでも近くまで行こうとしている車の渋滞を横目に、バスは専用レーンを順調に走ります。シャトルバス発着場になっている浦田駐車場でバスを降り、善男善女たちで大賑わいのおはらい町を通って宇治橋へ。おはらい町には、以前はなかったお店がちらほらと見られました。スターバックスができていたし、ミッフィー、すみっコぐらしのグッズショップなど、若者向け?のショップが目立つようになってきました。 このようなにぎやかで楽しそうなお正月の光景が、必ずしもあたりまえではないことを思い知らされた年の初め、せめて自分を含めた周囲の人たちのこれまでの平穏に感謝し、今後の幸多かれを祈ってきました。 それほどの行列ではなく、中央からスムーズに参拝できました。授与所で干支の置物や福矢を購入、ご朱印もいただきました。 参拝を終え、雑踏のおはらい町通りをバス乗り場へ向けて戻りながら、さあ、お昼ご飯はどこで食べようかとキョロキョロ。いつものすし久で、と思ったんですが、目についた「わらじや」という定食屋がすぐに入れそうだったので飛び込みました。カウンター席でしたがすぐに案内されました。伊勢うどん&てこね寿司のセットを注文。 ここのてこね寿司は、マグロの漬けでした。すし久はカツオです。マグロのてこねは、カツオに比べてややあっさりしているかな。伊勢うどんは、太めの柔らかい麺に甘辛い醤油ベースのたれがかけてあり、刻みネギがのっているだけのシンプルなもの。これをかきまぜていただきます。見た目より辛くなく、やさしいお味です。おいしゅうございました通りのまんなかあたりにあるおかげ横丁へ。「もめんや藍」さんで、家にあるのと色違いの干支飾り「辰」を買いました。藍色などいくつかの色はすでに品切れのようでした。左が12年前に買った辰、右が今年のです。賑わうおかげ横丁内を散策。人気の「豚捨」さんのコロッケを食べたいなと思ってましたが、ものすごい行列だったので断念しました いくつかのお店を物色しましたが、人の多さに閉口して、早々に退散おはらい町通りには、いつも外国人も含めた托鉢のお坊さんが2、3人立っています。そのうちの一人の托鉢僧にご寄進をしましたところ、お経を唱えたまま身じろぎもしませんでした。少しくらい愛想してくれてもいいのにと思いましたが、帰ってからその話を息子にしたところ、「頭を下げたり礼を言ったりすると、その坊さんが自分の利益のために托鉢をしていることになってしまうんやで。そやから、愛想せんことになってるんや。」とのこと。なるほど、托鉢は寄付や賽銭、施しを求めるのではなく、逆にこちらが仏様に感謝し慈悲をお願いする意味合いなんですね。納得しました。でも、外国人の托鉢僧はやたら愛想をふりまいていましたけど(笑)おはらい町通りでへんば餅を、浦田駐車場近くの支店で赤福餅を買ってから、シャトルバスで臨時駐車場へ戻りました。朝からどんよりと曇っていて、予報では午後から雨なんとか、お伊勢さんでは降られずにすみました。やっぱり「なんちゃって雨男」なんでしょうか(笑)これも恒例ですが、松阪で高速を降りて、両親のお墓参り。途中で前島食堂で鶏焼肉も購入。6時前には家にたどり着きました。夕食は、我が家3人とケンちゃん、K子ちゃん、けいちゃんの6人で、買ってきた鶏焼肉で年末年始最後の会食。モモは名古屋でお仕事です。けいちゃんは帰省を終え、翌日、大学がある静岡へ帰っていきます。
2024年01月03日
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心配された天気も回復して、年が明けたころには星空にお月さん。恒例の初詣は、けいちゃんをお留守番にして5人で。近所の神社は思ったより参拝者が少なく、かがり火も風が強かったためか小ぶりでした。 続いてお寺にも。 住職さんご夫婦に昨年のお礼と新年のあいさつ。小学生の娘さんが袈裟に身を包んだ可愛いいで立ちで参拝者の接待をしていました。初日の出も例によってベッドの上からでしたが綺麗に見えました。 息子は早朝から、お風呂大好きケンちゃんに連れられて、日帰り温泉へ出かけて行きました。夜は、3日連続の宴会です。メンバーは前日と同じ5人。松阪肉ですき焼きです。追記まさかの新年早々、北陸で大地震が起きましたね。富山には大学時代の友人もいるので、心配です。昨年、金沢に旅行に行ったばかりなので、揺れる金沢駅の様子を動画で見てちょっとショック。いつ、こちらでも大地震が起きるかと心配になります。幸い、わたしのところは、東日本の時を思い起こすようなゆっくりした気持ち悪い震度3くらいの揺れがあった程度で、被害はなかったです。
2024年01月01日
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2023年もいよいよ大晦日を迎えました。例年の厳しい寒さはなく、どんよりと曇って時折、雨もあたっています。テレビニュースを見るとあちこちの年の瀬の風景が伝えられ、ああ、世間では年末なんだなと思いますが、ここ数年、「あんまり年末年始って感じせんなあ。」とカミさんと話しています。とは言いつつも、床の間に正月飾りを置き、干支の置物も「卯」から「辰」に取り換え、家中のカレンダーも交換しました。玄関にしめ縄を飾り、近所の神社から配られたお札も新しいものに交換しましたが、これらは29日や31日にするのはあまりよろしくないそうなので、昨日30日にやりました。29日は「二重苦」に通じるから、また31日に飾ると「一夜飾り」といって年が明ける前日にバタバタと準備するということで年神様に対して誠意に欠ける、とされているそうです。ほかにも、葬儀の準備を連想させるから、とか、新しい年の年神様は31日の早朝に来られるから、とか言われているようです。 先日、じいさんの法名を墓石に刻み、お寺さんにお経を読んでもらいました。なんとか年内に済ませることができ一安心、昨日は、お墓を掃除し花を供えてきました。これで、一通り、じいさん関連の諸々の仏事や手続き等は一段落です。昨夜、フルメンバーで忘年会をしました。届いたばかりのカニで、カニしゃぶです。息子はもちろん、姪っ子モモも甥っ子けいちゃんもお酒を飲める年齢です。モモとけいちゃんはハイピッチで、ビール、ハイボールや酎ハイ、日本酒までぐいぐい飲むのでびっくり(◎_◎;)ふたりともあまり顔色も変わらず、ビール1杯で真っ赤になってふらついていた父親のケンちゃんとは対照的です(笑)普段、家ではほとんど飲まない息子も、雰囲気に押されてか、けっこう飲んでいました。あとでダウンしてましたが・・・・なんにしても、一緒に飲んでくれる人がいなくて寂しかったのですが、今後、頼もしい?かぎりです。このうち、3分の2はモモとけいちゃんのお腹におさまりました(笑)今夜も、仕事のため名古屋へ帰っていったモモを除くメンバーで年越しです。みなさま、本年もつたないブログにおつきあいいただきありがとうございましたm(__)m来年もよろしくお願いいたします。よいお年を。
2023年12月31日
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ちょっとゴテゴテ飾り立てすぎですかね(笑) 今年のクリスマスパーティは我が家で、うち3人とケンちゃん夫婦の5人。ナースのモモは仕事、大学生のけいちゃんは学業のため帰ってこれず欠席です。チキンはファミチキ、ピザはコストコ、チーズフォンデュはスーパーの市販品、アイスは例年通りサーティーワンのクリスマスセットですおいしゅうございました メリー クリスマス!!
2023年12月24日
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今回の目的は、南座での「吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎」の観劇です。京都の暮れの風物詩である南座の「まねき」(出演役者の名前が書かれた看板)も上がっています。夜の部の開場は3時15分頃と聞いていたので3時すぎに行くと、すでに客入れが始まっていました。席は2階の最前列、奮発して特等席です。絶景 絶景特等席は、この2階最前列と、1階両側の少し高いところにあるテーブル付きの桟敷席ですが、桟敷席はどうもごひいき筋の「ええとこの人たち?」が占めていたようでした。お値段は・・・ご想像にお任せします3時45分 開演。まずは、「仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場」です。ご存じ赤穂四十七士の仇討ちが題材です。主君の仇を討つという本心を隠すため、祇園の茶屋で遊び呆ける元家老の大星由良之助(大石内蔵助)を演じる片岡仁左衛門はさすがの貫禄でしたし、その真意を探ろうとする足軽 寺岡平右衛門役の中村芝翫の軽妙ながらも奥深い芝居も見事でした。20分休憩後、出演役者勢ぞろいの挨拶である「口上」がありました。この公演は、十三代目市川團十郎白猿と、その長男 八代目市川新之助の襲名披露を兼ねています。團十郎のよく響き渡る力強い口上と、新之助(堀越勘玄)の10歳の子供とは思えない堂々とした口上に、万雷の拍手が送られていました。新之助は昼の部で、「外郎売」という演目の難しい役を見事にこなしているようです。また、團十郎が大きな目玉で観客をにらみつけ厄を落とすといわれる恒例の「にらみ」も披露されました。なぜ、團十郎のあとに「白猿(はくえん)」とつけたかというと、「江戸時代の俗説によると、猿は人間に似ているが毛3本ほど人間に及ばないと言われている。同じように、自分は團十郎を゙継ぐが、まだまだ11代目の祖父や父の12代目團十郎に及ばないから」という理由で、謙虚な人柄で知られた5代目團十郎の俳号だった白猿という名前をつけ加えて名乗ることにしたそうです。團十郎、新之助、長女で12歳の市川ぼたん(堀越麗禾)、そして團十郎の亡き妻 小林麻央さんの一家の話は、テレビドキュメンタリーなどでよく見ていたので、この襲名披露公演はぜひ観たいと思ってました。新之助もぼたんも、自分の名前のまねきが初めて南座に上がったのを見てうれしかった、とテレビインタビューで答えていました。ぼたんも、昼の部の「男伊達花廓」という狂言で、父 團十郎と共演しています。團十郎と新之助の襲名を記念して作られたこの祝い幕は、日本を代表する映画監督 三池崇史氏の構想により、世界的なアーティスト村上隆氏が制作したものだそうです。市川宗家である成田屋のお家芸、「歌舞伎十八番」のすべての演目がデザインされています。口上のあと30分の休憩。時刻は6時すぎ、多くのお客さんがお弁当を゙食べ始めました。私もここで、先ほど高島屋で買ってきたお弁当を゙取り出します。劇場内でもお弁当を買えますが、行列で買えないといけないので、持ち込みにしました。幕の内弁当という言葉があるように、芝居の幕間に食べるお弁当はまた格別です。写真を撮り忘れたので、ホームページから拝借。京料理の名店「下鴨福助」の「色がさね弁当」です。小鯛の押し寿司、色鮮やかで可愛いてまり寿司・・美味しゅうございました。最後の演目は、團十郎主演「助六由縁江戸桜」通称「助六」。鎌倉時代の有名な曽我兄弟の仇討ち話を題材にしていて、歌舞伎十八番の中でも特に艶やかな超人気演目です。江戸吉原を舞台に、團十郎演じる江戸の町きっての伊達男 花川戸助六、実は親の仇を゙探す曽我五郎時到の痛快な立ち回りとユーモアあふれる役者たちのやり取り、そして花魁たちの華やかな衣装やしぐさがあいまって、江戸歌舞伎の粋を集めた見事な舞台を作り上げていました團十郎の助六が、花道で蛇の目傘を片手に見栄を切ると、花道近くのおば様たちが満面の笑みで手をふってました。團十郎が海老蔵時代に演じた助六。(歌舞伎公式サイトより)終演は8時半すぎ、あっという間の5時間でした。興奮さめやらないまま南座を後にして駐車場へ。ここでも、またへまをやらかしまして・・・自動精算機に駐車券を入れて料金を払うと自分の車が下りてくるんですが、お釣りの千円札を取り忘れたまま精算機に回収されてしまい、またまた係員にお手間をかけてしまいました。後ろに並んでいた人たちの目線が怖かったです(汗っ)下りてきた車に慌てて乗り込み出発。平面駐車場だったらゆっくり荷物を積み込み出発準備できるんですが、後が待っているので・・・バタバタでした。でも、通りには車も人もいっぱいなので事故ったら大変、少々パニックになった頭を冷やそうと「落ち着け落ち着け」と唱えながら(笑)ハンドルを握っていました。とにもかくにも、なんとか雑踏の京都をあとにして、ひたすらどこにも寄らずに家路につきました。無事に10時半過ぎ帰宅、一安心です。こうして、今年5回目の京都行きはお開き、眼福でしたが、疲れました。1日雨模様でしたが、傘の出番があるほどではなく、カミさんに言われた「中途半端な雨男」(笑)で終りました。おまけ お土産で買ったお菓子のうんちくです。高島屋で買った「阿闍梨餅」(あじゃりもち)。創業は江戸末期の老舗和菓子屋「満月」の人気京菓子です。大正時代に店の2代目当主が考案した、秘伝のもち生地で丹波大納言小豆の粒餡を包み焼き上げた逸品。南座の売店で買った「歌舞伎銘菓 夕霧」井筒八ッ橋本舗が南座前に店舗を構えた縁で、5代目当主が戦後まもなく歌舞伎にちなんだお菓子として考案したもので、京都嵯峨の小倉山を発祥とする小倉餡を生八ッ橋で包んだお菓子です。生八ッ橋は柚子風味とニッキ風味の2種類。近松門左衛門が書いた上方歌舞伎の名作「廓文章」の登場人物で、京都の島原遊郭に実在した「夕霧」という太夫がその名前の由来で、形は夕霧に恋する藤屋伊左衛門という人物がかぶっていた冬編み笠を模しているそうです。どちらも、もっちりした歯ごたえと上品な甘さで、絶品のおいしさでした。
2023年12月12日
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またまたお出かけ。今年5回目の京都へ行ってきました。今回は一人で。雨です。やっぱり雨男は私かも今回の目的は後ほど。その前に、午前中に行きたいところがありました。なんとか11時半ごろ到着。上賀茂神社です。駐車場に車を停めて、神社に背を向けて「神馬堂」へ。名物焼き餅のお店です。数年前に上賀茂神社に参った際に焼き餅を買って食べたのですが、その時は別のお店で作り置きのものでした。後で調べて、焼きたてのお餅を食べられる店があることを知り、これもまたリベンジを狙った次第です。それが「神馬堂」。午前中だけしか開いていなくて、作り置きはぜずにその都度焼きたてを提供、その日の在庫がなくなり次第閉めるというこだわりのお店なので、なんとか午前中に、と思ったわけです。ところが・・・すでにごらんの状態で、わずかに開いていた入口から覗くと、店主らしきおじさんが「売り切れです」というつれないお言葉わたしとほぼ同時にバイクでやって来たご近所の方らしきおばさんも「あ~残念っ」と言って帰って行きました。開店が8時なので、おそくても10時ごろまでには来なくちゃいけないのかなあ。少々肩を落としながら上賀茂神社にお参り。御朱印もいただきました。11月に京都に紅葉を見に来た際に下鴨神社に参っているので、今回、上賀茂も、って思ったのも、ここを訪れた理由です。さすがに紅葉は終りがけで色あせていましたが、見ようによってはまだきれいに見れるところもありました。数年前にも焼き餅を買った「葵家やきもち総本舗」で、今回も購入。前回よりお店が大きく新しくなったような。こちらは昭和25年の創業で、デパートにも卸していて、東京や大阪でも買い求めることができるようです。一方、さきほどの「神馬堂」は明治5年創業、対照的にあの店だけの商売で当時のやり方を現在まで続けているとか。買ってきたお餅を゙、翌々日の朝、あぶって熱々を゙いただきました。そのまま食べても柔らかくて美味しかったですが、あぶると香ばしくて、つぶ餡の甘さも引き立って、さらに美味でした。ちなみに、これらの焼き餅は、別名「葵(あおい)餅」とも言われ、上賀茂神社のご神紋である双葉葵からその名前がついたとか。さて、上賀茂を後にして、祇園方面へと向かいました。四条大橋の東岸にある市営の「鴨東駐車場」に停めました。平面かと思っていたのですが、立体の機械式の駐車場でした。慣れてないので、そのまま乗っていたら、係のおっちゃんに「エンジン切って、はよ降りて」とせかされました。ばたばたと慌てて降りましたが、車内にスマホを忘れたことに気づき、頼んで、いったん上まで運ばれていった車をまた降ろしてもらいました。(汗っ)今回もグダグダになってきました。駐車場近くのお蕎麦屋でにしんそばの昼食。混んでいたので写真は撮れず。食後の散策は、祇園の花見小路。お茶屋や料理屋が立ち並ぶ人気スポットです。幸い、なんとか雨はやんでいます。花見小路の突き当りに「建仁寺」があります。臨済宗建仁寺派の大本山で、開山は栄西禅師、鎌倉幕府2代将軍の源頼家の命により1202年に創建された古刹です。拝観料を払って堂内を見学しました。ここで有名なのはコレ。国宝「風神雷神図屏風」です。もちろん、展示はレプリカです。法堂の「双龍図」。人の顔が映りこまなければ建物内の撮影OKです。禅寺だけあって落ち着いた趣のある雰囲気に包まれています。写真ではわかりませんが、ハラハラと庭のモミジの葉が舞い散って、これもなかなかの風情でした。帰り際に御朱印もいただきました。建仁寺を出て、雑踏の四条通を河原町へ。京都高島屋のデパ地下で、お土産とお弁当を購入しました。何故、お弁当かって?理由は次回
2023年12月12日
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11月に、ジブリパークの新しいエリア「もののけの里」がオープンしました。その名のとおり、ジブリアニメ「もののけ姫」をモチーフにしています。11月分は早々と完売で、12月分でなんとか予約が取れたので、さっそく行ってきました。帰りにIKEAに寄ることを条件?にカミさんにもつきあってもらいました。雨男or雨女の神通力?も通じないような雲一つない晴天です。快適なドライブのはずだったんですが、下りるインターチェンジを間違えるわ、パークへの進入路も間違えて周辺をグルグルしてしまうわ、駐車場に入ったはいいけど空きを探しているうちに出口に行ってしまい警備員のおっちゃんに頼んで戻らせてもらうやら・・・グダグダでした。何度も来ているはずなのに、いよいよ運転が怪しい高齢者の仲間入りか???まあ、なんとか車を停めて、目的の「もののけの里」へ向かいました。風もない暖かい散策日和です。ところが、だいたいの位置を調べておいたのにもかかわらず、なかなかたどり着くことができず、またまた警備のおっちゃんに聞く始末(苦笑)どうも、通り過ぎてしまったようでした。でも、わかりにくい細い路地を入っていかなければならなかったし、案内看板もなかったんですもの。近くには子供向けの遊具広場もあって、そちらにも気を取られて・・・言い訳ばかりですね。それでも、なんとかたどり着きました。入り口で係員にスマホを見せて電子チケットを確認。いきなり出迎えてくれたのは、「もののけ姫」に登場するもののけ2体のオブジェ。アニメの冒頭で主人公アシタカを襲う「タタリ神」山を支配する巨大イノシシ神の棟梁「乙事主(オッコトヌシ)」乙事主は子供専用の滑り台になっています。外敵を見張る見張り台。昇ることはできませんが。周辺の植栽も含めてもののけ姫の世界観を再現しています。「タタラ場」と名付けられたイベント施設も作品の雰囲気たっぷりの造りです。 五平餅を炭火で焼いて食べる体験イベントをやってました。でも、小さな五平餅1枚とタレで1200円もするのでパス。体験しない客は、内部も見せてくれませんでした記念のものを何か買っていこうと思って、みやげ物売り場で、限定のメモ帳とビーフジャーキー(作品の中でヒロインのサンがかじっていた干し肉を模しています)を購入。展示物はこれだけの狭いエリアなので、20分もいればすることがなくなりましたが、「もののけの里」に隣接して「あいちサトラボ」というスポットがありました。ジブリパーク開園前からここにあったエリアで、県民から公募した「里山開拓団」というボランティアグループが米や野菜、たい肥などを作る様々な農業体験を行っているそうです。将来的にはそば作りや炭焼き体験、陶芸教室なども行っていきたいとか。「もののけの里」を作るにあたって、このサトラボの風景もそのまま残して一体として里山の雰囲気を作り出したそうです。この日は、特に何もしていませんでしたが、ラボハウスと名付けられた事務室兼体験棟が休憩所にもなっていたので、しばし、建物の縁側に座って、ひなたぼっこしながらぼーっとしていました。もちろん、このエリアは入場チケットはいりません。「もののけの里」への進入路の入り口には、さきほども触れた子供用の遊具広場がありました。ジブリパークのエリアとは独立して「愛・地球博記念公園」の施設として8月にオープンした「猫の城遊具」です。ジブリ映画「猫の恩返し」をモチーフにしているそうです。平日は無料開放していて、この日も無料で子供たちが遊んでいました。ちなみに、大人だけでは入れません。来年3月オープン予定の、ジブリパーク最後のエリア「魔女の谷」の建設も急ピッチで進んでいるようです。魔女の宅急便やハウルの動く城をテーマにしたエリアで、ハウルの城やキキが働いていたパン屋さんなどが再現され、人気を集めそうです。行きたいけど、どうも事前情報ではこのエリア単独の入場券販売はなくて、パークのどのエリアにも入れるセット券販売のみになりそうです。しかもチケット代がバカ高くなりそう・・・向こうに見えているのがハウルの城のようです。今回の「もののけの里」は、「ジブリの大倉庫」の入場券とのセット販売です。大倉庫は何度も入ってますが、まあ、仕方ないですね。13時入場の回を予約しました。行列して、「天空の城ラピュタ」のロボット兵と記念撮影。オリヲン座で短編映画も見ました。「星をかった日」という16分の映画でしたが、ハウルの少年時代を描いたんじゃないかという噂の、なかなかシュールな見ごたえのある作品でした。声優も神木隆之介や鈴木京香、大泉洋とかなり豪華。大倉庫を後にして駐車場に戻り、10分ほど走って、カミさんとのお約束のIKEA長久手へ。ここでも、駐車場入口がわからず建物の周囲を一周してしまいました(笑)まだ昼ご飯を食べてなかったので、かなり遅めのランチIKEAのレストランでいただきました。わたしはビーフシチュー、カミさんはミートボール入りホワイトシチュー。デザートに、クリスマスミニパンケーキ。生クリームと練乳を゙つけていただきました。お腹いっぱいです。店内をウロウロし、鍋やらバスマットやらフォトフレームやら買い込んで、最後に2mのクリスマスツリーを買っちゃいました今のツリーがかなりくたびれてきていたので、値引き販売をしていたこともあって、思い切って。でも、すでに今年は飾りつけ済みなので、お披露目は来年です。店を出るともう真っ暗。ちょうど帰宅ラッシュにつかまり道路もけっこうな渋滞でしたが、なんとか、帰りは慎重運転で特にトラブルもなく帰りつけました。あ~疲れた。
2023年12月08日
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12月 師走です。余すところあと1ヶ月、早いものですね。今年最後の朔日餅は「雪餅」です。雪景色に見立てたお餅、見た目も冬の訪れを感じます。表面に散らした白い粉は、米粉なのかもろこし粉なのかわからないですが、それだけなめてみると無味でした。12月の朔日餅には、おまけでこんなお札がついてきます。去年もらったのが台所に貼ってあるので、年末取り換えます。飛鳥時代の歌人 柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)と、「火気の元 火止まる」をひっかけてますね(笑)1月は朔日餅がないので、次回は2月「立春大吉餅」です。
2023年12月01日
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