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2006.12.10
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カテゴリ: ファンタジー
この物語の目次は こちら です。
始めから読みたい人、途中から読みたい人はどうぞ。


「ひどいわ、捨てちゃうなんて!」

 シントロラは、泣きそうな声をあげました。

「いやいや、捨ててなどおらんぞ」

 トロリがつぶやいて、鍋の上に身をかがめると、
その中から、
 黄色い宝石のようなものを


「食べ物は、たいていこんな色になる」

「きれい・・・」

 シントロラは、呆気にとられました。

「ま、次は頑張ることさね」

 マダム・ポンヌフはそう言うと、
嬉しそうにニヤニヤしている
トロリじいさんと一緒に、
ポンと音をたてて
消えてしまいました。




 台所から料理の匂いがすっかり
消えると、シントロラは


手紙を書き始めました。

「あなたへ

 すみませんが、今日の分の
お洗濯をお願いします。

 それから、明日、


(他の材料では、ダメなのです)

 ひまを見て、料理を作りに来ます。

 どうかお願いします。
面倒なことを頼んで、本当にごめんなさい 」




 次の日の日記に続く





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最終更新日  2006.12.19 09:47:38
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