2005.12.07
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「更新が遅い」と読んで頂いている方からのメールを頂くまで、

心ここにあらずといった毎日を過ごしておりまして、

何て言うかその、忙しいってこともなく、

やる気が無い訳でも無く、

紅葉が綺麗って思う間も無く、

冬がやって来ても新しいコートも無く、

風邪流行ってんなーってひとごとの様に思っても風邪ひくことも無く、

ただはっきりしている事は財布の中にも通帳にもお金が無く、

この現実から逃れる術も無く、



相談者:夜鷹さん

相談内容:『相談なのですが、私はまともな男友達がいません。

「コイツとならいい男友達(親友)になれそうだ!」と思って遊んでも

なぜか気づくと告白されるに至ります。

「人間性<女」として見られてるようでショックです。

断ると相手が離れていくので余計ショックです。

彼女じゃなければ要らないってことなんでしょうか…。

ちなみに私は色気ゼロの人間です。顔は平均点。大雑把でガサツ。

強引ぐマイウェイでツッコミ入れまくり。

唯一のとりえは近所のおばちゃんに評判がいいことくらいでしょうか。

こんな人間に恋する気持ちが分かりません。男は女なら誰でもいいのでしょうか。

それとも私から恋人がほしいオーラが出ているのでしょうか。

男と女は恋人にならないといけないんでしょうか。

男と女が親友になるなんて所詮、無理なんでしょうか。

702さん教えてください。お願いします!(ぺこり)』


回答:本当に久し振りのお悩み相談へのメール、ありがとうございます。

僕自身、すっかり忘れていました、ということも無く、

人気が無いなら止めようかなと思ったわけでも無く、

ただただ待ち続けて恋焦がれた訳でも無く、

しかし、非常に興味深い相談内容ですので張り切ってお答えさせて頂きます。

男女間の友情について。

これは「どこからが浮気?」に次ぐ、古くからの男女間のテーマであります。

結論から言ってしまうと、男女間の友情は「あります」。

ですから、もちろん「親友」になることだってあるのです。

(現にそういう例を僕は身近に知っています)

しかし、「友情」の関係が「恋愛」に変わる可能性は、



(同性間でも0%では無いですが)

「友情」にしろ、「恋愛」にしろ、相手を思いやるといった点に於いては同じで、

そうなるとある種、この二つの関係は遠いものではありません。

向いているベクトルは全く同じでは無いにしろ、

両者とも「想う」という方向性に向いているからです。



夜鷹さんの場合を考えてみましょう。

夜鷹さんが分析しているご自分の性格を参考にさせていただくと、

非常に「親しみ易い方」であることがうかがわれます。

通常、異性間でのコミュニケーションは同性間のそれと比べて困難です。

「照れ」だとかを感じる「異性を意識する」ことも原因ですが、大きくは「社会性」に起因します。

異性とコミュニケーションを取るのは、

(動物学的に言えば)性交渉を前提としたものになりがちなのです。

ですから、本能的に異性に対しひょいひょいとコミュニケーションを取ることができません。

しかし、(いい意味で)そういった異性を感じさせない夜鷹さんは、

恐らく男性が非常に接近しやすい方だと推測されます。

そして、最初は「恋愛」感情が無かったとしても、仲が深まるにつれ、

「恋愛」へと感情が変化していくのでは無いでしょうか。

「恋愛」はより深く相手とコミュニケーションを取れれば取れるほど、

発生しやすい感情なのは明確です。

親しみ易い夜鷹さんは、そう考えると相手に「恋愛」感情を抱かせやすいのかも知れません。

けれど、それをただ「人間性<女」なんだと悲観することもありません。

何故ならば、夜鷹さんの「人間性」が無ければ、このように恋愛に変化することも無いのですから。

では、もうひとつの悩みである「断ると相手が離れていく」のは何故でしょうか?

もう少し言うと、「恋愛」が「友情」になることが稀なのは何故でしょうか?

これは、「自己防衛」と「思い込み」によります。

当然、恋愛感情を含めたお付き合いをお断りすると、

その相手はショックを受け、大なり小なり傷つきます。

そして、しばらくはフラれた相手を思い出す度にその傷が痛むようになります。

相手が目の前に、近くにいるなら尚更です。

そのため、「傷つく」ことから逃れるため、距離を置こうとします。

もう一つは、「付き合えない」=「自分は必要とされていない」という思い込みです。

「付き合えない」ということは、自分は相手にとって、それほど必要の無い人間なんだ、

そう思い込んでしまうために、それまでの接触の仕方を間違っていたと勘違いし、

適当な距離を置こうとするのです。

普通に考えて「付き合えない」=「自分は必要とされていない」なんてことはありませんが、

「フラれた」状態は、通常のように冷静な判断が出来ないもの。

そのような考え方をしてしまうのも仕方の無いことでしょうか。

以上のように、「男女間の友情」は、存在するにしろ、難しい部分もあると言えます。

ただ。必要以上に悩む必要はありません。

男女は必ずしも「恋愛」だけで結ばれる関係ではありません。

非常に親しみ易い性格であると思われる夜鷹さんですので、これから本当の「親友」が、

男性の方であっても出来る可能性は非常に高いと思います。












結論:多少難しくとも、男女間の「友情」は確かに存在する。

「恋愛」しかないのかと悩む必要は無く、

自分が何かいけないのかと悲観する必要も無く、

そして、真面目に書きすぎてオチも無く、

アツく語った割に自分にはそんな悩みも無く、

何故か悲しく、今日も泣く。





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Last updated  2005.12.08 03:03:49


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