2006.02.20
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カテゴリ: 悩み相談
日々流れるだけの生活に疑問を持ちながらもその流れに逆らうことの出来ないまま溺れるようにその中に飲まれて行く。何処へ行くの?何がしたいの?自分は誰なの?それすら分からないから必死にもがこうとしても沈んでいってしまって、そして気付けば何もかもが無かった…

なんてことは全く無いのですが、平々凡々と生きている中で日常に存在するちょっとした悩みについて役に立つのか立たないのかさっぱり分からないお悩み相談です。

相談者:メイ(匿名希望)さん

買い物に行っても、うろうろ見て回って、結局買わないって言う事が多くて。
他にも「コーヒーかココアどっちにする?」と聞かれ、「んーコーヒー…。あーやっぱり、ココア」とか言っておいてココアをつくり始めると「やっぱりコーヒー!うん。」なんてことも日常茶飯事で。しょうもない一例ですが、要するに意思が長続きしないというか、一度決めた事をコロコロ変えてしまう悪い癖があるんです。自分の進路にしたってそうで、激しく親ともめた事もしばしば。さらに泣けることに、私の親だけあって父親があれこれ意見を変えているのを見ると「どっちがはっきりしてよ」なんて思うことも。(自分の嫌な部分を持ってる人を目の当たりにするのは辛い)悪い癖なのは身に染みてわかります。

何かこう、一度決めた事はやり抜ける、心構えみたいなのってないでしょうか。。


回答:はじめましてこんにちはメイさん。ブログ会の みのもんたを目指す僕が回答をさせて頂きます。主にみのもんたの夜の生活を目指すつもりです。お昼のテレ○ォン○ョッキングの部分は目指すつもりはありません。
優柔不断ということでお悩みですが、人生と言うものは幾つも幾つもの別れ道があるものです。それはとても大きな物からどうでもいいようなちっぽけなものまで様々ですが、別れ道には変わりありません。人生は一度きりなのですからそうした別れ道が例えちっぽけなものだとしても悩んで悩んでそしてしっかり決めたいと思うことは決して悪いことではありません。しかし、そういった場面でハッキリと『良くない』と言えることがあります。それは自分が選んだ選択肢を「間違っていた」と後悔することです。

選んでしまった道を後戻りすることは、絶対に出来ません。それだけに「あのときあっちの道を選んでいれば…」といくら悔やんだとしても、それはただの後悔としていつまでも残ってしまい、次の別れ道で無駄に悩んでしまったり、最悪の場合そのことが原因で間違った道を選択してしまうことさえあり得るのです。

「後悔するような道を選ぶな」と言うと余計に優柔不断になってしまいそうですが、「間違った道を絶対に選ぶな」と言っている訳では無い、というのがポイントです。間違いの起きない人間はいません。要は例え間違ってしまった道を選んでしまったとしてもその後にどうするかが重要なのです。「やっぱりあっちが良かった」と思うのでは前に進んだことにはなりません。どうしてこちらの道を選んだのか。その原因は絶対にあるのです。それを反省として同じような別れ道もしくは非常によく似た別れ道に再び差し掛かった時に前回の反省を活かして正しい道を選択すればよいのです。

メイさんの例で言うと、ココアを選んでやっぱりコーヒーが良かったなと思えば、今回はココアをおいしく飲んで、次の機会にコーヒーを飲めばいいことなのです。一生コーヒーが飲めなくなる、なんてことは無いのですから。それは進路にしても一緒です。たしかにココアとコーヒーの選択に比べたら進路の選択はとても大きな物です。けれど幾つか目の前にある進路のうちのどれかを選んで、残念なことにそれがあまり自分に合ったものでは無くても、それを無理に貫いたり他の進路が途絶えたりするものではありません。その気になれば途中で別の進路に進むこともできるのです。

心構え、というのを言うのであれば、別れ道・選択肢を目の前にした時に、これから自分がそれを選んで例え失敗したとしてもそのときのことを「マイナス」と考えないこと。成功はもとより失敗であっても次への反省として糧になるのです。くわえてもう一つ。人間の直感というものは結構当たる物なのです。なのであれこれ選択肢があったときは一番最初に思いついたものをなるべく選ぶのも良いかも知れません。あとから出てきた選択肢を選んで「やっぱり最初に選んだもののほうが良かったなぁ…」と思うことのほうが多い気がしませんか?根拠は何も無いのですが、そういう考え方もあるかな、くらいにどこかに思ってみてはいかがでしょう。

最後に。メイさんがこれからの人生の中で別れ道・選択肢にぶつかった時になかなか決められなくてもスパッと決めても人生の最期の瞬間に「ああ、いい人生だったな」と思うことができればそれが一番素晴らしいことなんです、と付け加えてお悩みの回答とさせて頂きます。



結論:優柔不断でもそうでなくても、失敗を恐れずにそして選んだ道に「後悔」だけはせず、終わり良ければ全て良しの精神が一番大切。

ちなみに僕が生まれてきたことは恐らく失敗ですが、死んで生まれ変わったときのためにこの人生を教訓にして生きています。





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Last updated  2006.02.23 01:51:29
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