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こもるっぴ

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はっぱ

特になんでもないことばかりを書き連ねています。今のところ日々平穏が願いです。
2006年10月24日
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テーマ: 今日のこと★☆
カテゴリ: うちのひとたち
何日か前の話なのですが。

「近くで火災がありました。大至急非難してください」 と。
家には、私と三人の子供。しかも次男はなんだかしらないけどシャツとパンツでくつろいで転がっている状態。
前もって知らされる点検のときしか鳴らない異様な音とアナウンスに、まず三男が泣き出しました。
でもとにかく、近所で火災ということはマンションの中ということで(マンションのベルなので)、まずは外へ逃げなきゃいけない。というか、ルートを確保しないといけない。

「はい、じゃ外行くよー」
長男はわりと落ち着いて着いてきました。
次男はハンガーにかかった上着と引き出しから出したズボンを抱えてパニックに陥っていました。

一応、通帳と保険証だけ持って、外へ。
よし、完璧じゃんあたし、とか思ってました。

廊下へのドアを開けると、同じ階の住人さんたちがみんな出ていて「何事?」と状況を見守っている様子。でも見える範囲に特に火はないし、煙の臭いもしないし。あれー? うんと上のほうの火事?
なんだか余裕がありそうだったので(逃げ道は確保できたので)、一度部屋に戻って三男に別の靴を履かせました。次男が三男の靴持ってたんですが、自分のことで精一杯みたいだったので声をかけられず。
エレベーターの前に集まっていると(この間に次男は泣きながらハンガーの服を着ていました)、上の階の人たちがどんどん降りていくみたい。エレベーターが上下を忙しく往復していました。
……火事かもしれないのに乗るか? エレベーター…。

で、一応階段でホールに下りたところ、真相判明。
なんのことはない子供のいたずらでした。ボタンを押しちゃったんですね。
なんだー、とみんなで一安心。
でもこれが実際の火事だったとして、今日の避難の仕方で大丈夫だったんだろうか、とかふとわれに返ると。とある住人さんに指摘されました。
「それどうしたの?」
私の手には、ハンガーと子供の靴。


…………これって、地震のときに枕持って逃げる人みたいじゃん。


なんかもう、何を話しても多分信じてもらえそうにないというか、そんな雰囲気が漂っていたので、言い訳はせず目をそらして笑いながら部屋に戻りました。

部屋の前につき、ドアを開けようとすると、なぜか鍵がかかっていました。
っていうか、かけた記憶がない。でも、下に降りるんだから当然かけなきゃいけないのよね。
えーと、で、鍵はいったいどこに?

と、長男がおもむろに鍵を取り出したのでした。


いい勉強になりました…。






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最終更新日  2006年10月24日 22時43分03秒
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ミー@ そうそう なんか、電話して通じた家は損みたいなー…
ちえちえぞう @ Re:非常ベル! 完璧な避難とその実態(笑)(10/24) うちだったら、どうかなぁ。 とっさのと…
よんmama @ Re:非常ベル! 完璧な避難とその実態(笑)(10/24) 長男君の冷静さを見習わなければ! いた…
shore428 @ すばらしい・・・ 鍵をかけていないことも見ていて、その後…
あむママ @ Re:非常ベル! 完璧な避難とその実態(笑)(10/24) いたずらだったのね。。 お騒がせだぁ。 …

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