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2006.03.29
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カテゴリ: マンガ
荒木飛呂彦『ストーンオーシャン』(1~17巻)読了しました。

『ジョジョの奇妙な冒険』第五部まではけっこう読んできているのですが、第六部は途中から話も知らなかったので、わくわくしながら読みました。

個々のスタンドの能力は、もうややこしくて分かりにくいものが多々ありましたが、とにかく感動できる作品だなぁ、と感じました。
さらにいえば、能力のわかりにくさのせいでしょう、なにがどう描写されているのか分からないようなコマもけっこうありましたが、そんなことはいいのです。

登場人物一人一人の設定が、本当にしっかりされているのです(それほどではない人物もいるにはいますが…)。
たとえば、主人公ジョリーン(空条承太郎の娘)とすぐに親友になるエルメェス。彼女が主人公となる「愛と復讐のキッス」の回は、彼女の過去も含め、周囲のジョリーンたちの動きにも感動しました。
敵にしてもそうです。これは、感動したという例ではないですが、自殺志願者のマックイイーン。彼の過去は、それはショックです。同様のショックを感じたのは、「アンダーワールド」の本体の経歴です。

そして、何名かの仲間との別れ。最後の敵と戦う際の、アナスイの活躍。とにかく感動しました。

ジョジョを語るにあたって、「運命」という言葉がキータームとなる。ジョジョ関連のサイトもいろいろ見てますので、その中のどこかで目にした言葉と思いますが、第六部「ストーンオーシャン」は、まさに運命について描いているといえるでしょう。あまりにも意外なラストに衝撃でした。かなり深い…。



私は陸上軟体動物が大っっっ嫌いです。あんなものを見たらしばらくひきずってしまうし、そんなものを見た場所には二度と行きたくないとさえ感じてしまいます(思うだけですが…)。だいたい、あんなものどもがいやがられるのはその見た目のおぞましさからでしょうに、なんであんなものどもを退治する薬にあんなものどもの絵が描いてあるのか…。そりゃあ絵があれば分かりやすいのでしょうけれども、スプレー缶に描かれたその絵だけでしばらくひきずるくらいに嫌な気分になるのですよ。たとえ一般名詞であっても口にしたり文字にしたりさえしたくないほどです。
…ともあれ。その種類のものが大量に出てきます。しかもその話が長い。…なるだけそのものどもを目にいれないように読みました。

で、笑えたところ。第四部に登場する偉大な漫画家・岸辺露伴先生の名前が出てくるのです!露伴先生はやっぱり只者じゃなかった。

身近にいるジョジョ好きの方々と語りたくて仕方ありません。





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Last updated  2006.03.29 18:12:25
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