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2008.12.09
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~講談社ノベルス、2008年~

 第38回メフィスト賞受賞作です。ふだん時代物は読みませんが、こちらは怪談とミステリの融合ということもあって、江戸時代という舞台がいきています。
 それでは、簡単に内容紹介と感想を。

ーーー
 城下で噂になっていた、いくつかの怪談。堀割に現れる女、鶴北寺の女…。そして、噂が流行してきた頃、家老が不審な死を遂げる。
 …それから、10年。剣の使い手として名高い苅谷甚十郎は、縁談の条件として、肝試しを命じられる。腕利きとして評判であったが、彼はまた臆病者としても有名であったためだ。そして、鶴北寺の小屋で過ごした夜、彼は桜の木に首を吊りにくるという女の幽霊を見た…。
 その頃。一人の家老が闇討ちにあった。その闇討ちに荷担したとされる侍たちが、次々に殺されていく。死人に斬られた、という彼らの言葉の意味はなにか。甚十郎は、江戸の師で、飲んべえで怪談好きの平松左門の協力を得ながら、事件の背後に迫っていく。
ーーー


 ミステリとしても楽しく読みました。
(2008/12/07読了)





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Last updated  2008.12.09 06:41:10
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