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from ZEAL昨夜のすすきの祭りを大脱走。マジで人の山。akaゴミテカテを一杯で帰宅。で、多少時間もあったんで飯食いながら久々映画鑑賞。なんで、今日はおすすめ映画。さっきリンク先をちらほら見たらビツクリ。各方面が映画に関する日記。これをシンクロニティ@最強死刑囚と言わんで何と言うのか。何回見たか分からん。何回泣いたか分からん。ここぞという時は必ずコレをチョイスする。俺の中ではパーフェクトワールド、バックドラフトに並ぶ作品。コレ「評決の時」マジのクラシック。裁判もの。最近俺も食らったんでちょっと久しぶりに見たくなった。ストーリーはこんな感じ。ミシシッピ州の片田舎で小さい黒人の女の子がお使い帰りに白人の二人組にレイプされ一命は取り留めたものの子供のうめない体になってしまう。が、人種差別がひどいこの町では厳罰等にならないためぶち切れた父親(カールakaサミュエル・L・ジャクソン)がその白人が裁判所へ向かう途中にショットガンで射殺する。で、その父親も殺人罪で起訴される。で、その父親の弁護についたのが主人公でもあるジェイクブリガンス(マシューマコノヒー)新進気鋭で若く有能ではあるが自分の事務所は借金まみれになってたりする。同じような年代の子供を持つジェイクはカールに事前に報復をほのめかすような事を言われていたが止めなかった。持ちの論で裁判も困難を極める。裁判員が白人ばかりだとか、召喚した精神科医が過去にいろいろあったりとか射殺された白人の一人の兄弟がKKKに入って色々やったりとか検事もベテランのバックリー(ケビンスペイシー)世間から注目の置かれているこの裁判でやりての検事と若手の弁護士。尚且つ白人至上主義の町。助手に法学生のエレン(サンドラブロック)が着いたりするがこのエレンもKKKに暴行されたりメチャクチャ。案の定、窮地のまま最終弁論の日になる。こんな感じ。結構、ストーリーは分かりやすい。先も読みやすい。単純と言えば単純。頭を使えば微妙なところも多々ある。ミッキーマウスの入れ墨の男とか。で、結局誰なんだ?>ミッキー細かい評論家とかは微妙とかいいそうな感じ。が、純粋にその気持ちを思い映画に入るとクソ泣ける。とくに最終弁論は目を瞑って聞き入ってしまう。俺はそこだけで泣ける。KKKが出て来たりキング牧師が出て来たり白人と黒人がそれぞれの信念で人権をかけ戦う。人種差別の対してない日本にいながらも情報社会のおかげでそれがどれほどひどい物かは想像がつく。そのリアルな感じがクソいい。実際、今現在も人種差別はひどく残ってるみたいだし表沙汰にされてないだけで細かくはある模様。@留学生KKKの言葉も圧巻。「最近奴らは厚く保護されている。黒人地位向上協会(NAACP)、自由人権協会(ACLU)。政府まで奴らの味方。いったい誰が白人を守るんだ? クランだけだ。」@KKKマジでクソすげぇ。その言葉を発せられる精神がすげぇ。完全に同じ人とは見てねぇ。被告人のカールも「ニガー ニグロ ブラック アフリカ系アメリカ人どう呼ぼうと我々は違う人種」@カールこの言葉。自らも違う人種と言い切っている。これがすげぇ。色が違うだけでここまでなるんか。まぁ、歴史上で色々あるのはわかる。にしてもすげぇ。人種差別は心の問題とかなんとか最後にジェイクが言ってたがまさしくかと。が、カールのニヤリもまた分かる気がする。そんな甘いもんでもねぇ的なニヤリ。欲を言えば、もう少し裁判のやり取りがリアルだったらなとか、頭を使う部分が欲しかったがサミュエルLジャクソンがクソいいので帳消しに出来る。まぁ、とにもかくにもいい映画。心に訴えかけてくる。知恵より英知って言葉を思い出す。荒んだ心にはいい映画。優しくなれる。そんな感じ。では、また。
2006/08/04
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