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第11回 うむうむネット通信 「あの人に会いたい」~世界に一つだけの美とキレイ~ ナナカラー カラーアナリスト 中村奈美さん 千曲市在住の中村奈美さんは、人と「色」との出会いを通し、一人ひとりが自分らしく輝いて生きるお手伝いをするカラーアナリスト。また、知る人ぞ知る「ママイキ」を長野県で初めて主催したり、特技や専門を持つママ同士が活躍できる場として「ステキに花咲くママの会」を結成したりと、自然体ながらとてもアクティブなママでもあります。お仕事柄とはいえ、いつお会いしてもオシャレ。しかも内面から輝くステキのヒミツを知りたくて、千曲市までお話を伺いにいってきました。色のない時代 ~カラーの仕事に出会うまで~ 空に虹を見つけると、それだけでなんだか幸せな気持ちになりませんか?キレイな色を見るとウキウキしたり、好きな色は自然と目に入ってきたり、生活に「色」の視点を取り入れると、多くの可能性が広がっていくことをご存知ですか? 私は、カラーアナリストとして、一人ひとりが本来持っている魅力(素質)を一番に輝かせる「色」をお伝えする仕事をしています。自分にしっくり馴染む色は、どれだけ人に自信を与え、前向きな生き方に変えていくのか、数多くのお客様の喜びの声から実感しています。そんな私も15年前の新婚当時は、色のない生活を送っていました。東京生まれの東京育ちの私にとって、夫以外だれも知り合いのいない長野での暮らしはただ不安ばかり。折りしも季節は、寒くて暗いグレーの季節「信州の冬」が始まろうとしていました。同居している義母さんが病を患っていたこともあり、義母さんのお世話をしながら、遅く帰ってくる夫をじっと待っているだけの毎日は本当に辛く、千曲川の河川敷で泣いていたこともあったんですよ。今思い出しても、その頃の記憶には色がないんです。そういえば洋服も、黒が多くモノトーンばかり着ていましたね。しかし、「このままではいられない」という気持ちから、まずは自動車教習所に通い、ペーパードライバーを返上。長野での生活に欠かせない車の運転ができるようになりました。また、大学で建築を学び、独身時代も建築業界で働いていた私は、一級建築士を目指すことを決意し、猛勉強もスタートさせました。インテリア関連のお店で仕事も始めました。とにかく、自信をつけたかったんでしょうね。 先が見えないトンネル ~頑張っても、苦しくて、前に進めない~その後、ハウジングメーカーでCADを使った仕事に転職。自分の希望する建築の仕事をしていても、やはり建築業界は男世界。頑張っていても楽しいどころか、苦しかったですね。建築士一級の試験は、一次を合格したものの、二次試験ではありえないミスを犯し、失敗。「自分は、この道ではないのかも・・・」と思い始め、少しずつ「子どもができても続けられる仕事、心から楽しいと思える好きなことを仕事にしよう」と考えるようになりました。「建築にこだわらなくていい」と自分にGOサインをだしてあげたら、気持ちがすっと楽になったことを覚えています。あれだけ頑張って目指していた建築士一級の取得は、親への恩返しの気持ちが強く、自らが本当に望んでいることではなかったのかもしれません。自分の好きを再発見 ~色の世界は希望の光~ 「自分の好きって何だろう?」を確認するために、リフレクソロジーやウェブデザインなどいろいろなことを体験しました。カルチャーセンターの「カラー講座」もその一つでした。「こういう仕事もあるんだ~」と、驚いたことを覚えています。思い返せば、建築学科時代もカラーに興味を持っていたこと、パステル画の演習は、特に意欲的に取り組めた記憶もよみがえってきました。そこで、早速はじめた通信教育の「カラー講座」。6ヶ月課程の内容を、気がつけば1ヶ月で終わらせてしまったほど、ワクワクしましたね。「色」の知識や「色」の意味を学ぶことは、自分にとって楽しい時間で、色彩検定の2級、3級も独学で取得しました。建築士の勉強では、必死に頑張ってもなかなか前に進めませんでしたが、カラーの道は、自分でもわかるほど、どんどん前に進んでいくのです。 ちょうどその頃、長男を妊娠。ハウジングメーカーでの仕事を続けていたので、体力的にはキツイときもありましたが、「パーソナルカラー診断」という仕事に焦点を定めていたので、とても充実していました。あちこちから学校資料を取り寄せるなか、「カラーミーアシーズン」との出会いは、まさにビビビ。心理的要素や科学的な根拠も学べる内容に「私の目指すものはこれだ!」と確信したのです。その興奮のせいか!?グットタイミングで、長男の出産を告げるおしるしも来たんですよ。 自分らしく輝く ~自分だけの「色」を見つけたら、世界が虹色になった~ 長男出産後は、しばらく赤ちゃん最優先の生活を送りました。「カラーの道を進む」という光が見えていたので、あせりや不安はほとんどなかったですね。元気になってきた義母の心強い言葉もあり、家族の協力体制も整い、長男が生後10ヶ月から、半年間「カラーミーアシーズン」のカラーアナリスト養成講座のために、東京まで通学しました。毎回、課題も多く、子どもを寝かしつけてから、時には徹夜しないと終わらないこともよくありましたが「辛い」とは思いませんでした。この時に、徹底的に学んだ深い内容があるからこそ、カラーアナリストとして独立するときの自信にもつながっています。 私は「色」と出会い、自分の色、自分の個性を知ることで、「自分らしさ」をとても大切なものと考えるようになりました。同じように、他の人の個性、他者との違いを認めることができるようになり、人間関係も大きく変わったように思います。カラーの世界に限らず、自分の好きなことをしているときは、とてもハッピーな時間です。かけがえのない家族を大事にしながら、もっと自分らしく輝くために、自分のやりたいこと、知りたいこと、学びたいことはどんどんチャレンジしていきます。赤ちゃん・小さなお子さんと暮らすママへ 子育て中は、本当に忙しく、しかも単調な生活になりがちです。子どものためにすることはいくらでもあって、自分の時間はなかなか持てません。ママになると、自分のことをすることに罪悪感を抱く人も多いでしょう。しかし、自分らしく過ごせるときは、穏やかで、前向きな自分でいられるはず。だから、毎日の暮らしの中で、ほんの5%でも1%でも、ママとしてではなく、自分らしい時間を持つことは、とても重要なことなんですよ。 制限ある生活の中で「ママ」であること、「自分らしさ」のどちらかだけを選ぶのではなく、「両方を選択」できる自分なりの方法を見つけて欲しいですね。いつか子育ては終わり、100%自分のための時間はやってくるのですから・・・。お話を終えて・・・ ご自身の魅力を輝かせる奈美ブルー(ワタシが勝手に命名)をはじめ、自分らしい色をまとう奈美さんと話していると、こちらまで前向きになってくるから不思議です。 穏やかな雰囲気の奈美さんですが、「まずはやってみよう」という好奇心の強さとスピーディな行動力、そして人への優しさが、彼女の内面から溢れる輝きの源なのだと思いました。(大日方)NANA CORLAR のご案内 ママだって、自分らしく輝きましょう。まずは新しい自分色の発見から、新たな可能性の扉を開いてみませんか? 中村さんは、ご自宅を中心にお子さん連れでも受講できる講座なども開講しています。MENUパーソナルカラー診断 パステル和みアート講座・パステル和みアート準インストラクター養成講座TCカラーセラピー・TCカラーセラピスト養成講座数秘&カラーセラピー などなどお問い合わせ先:NANA.COLOR (ナナカラー) E-mail:nanacolor7@yahoo.co.jp URL:http://www.nana-color.com
2013年03月02日
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