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みなさん、こんにちは!大変ご無沙汰しております。しばらくFacebook、Twitter、InstagramなどいろんなSNSの渦に呑まれてというのが言い訳です日本の会社も順調で、この数年間、知ってるつもりで知らなかった日本のビジネス慣行にもちょっとは慣れてきました。また思い出したように書きますので、よろしくお願いしますoceanblvdP.S. そうそう、海外発信の面白いサイトをいくつか…ご紹介します。スペインより-見てるだけでおかしくなってしまうユニークな商品!スペインのデザインオフィスで開発されました。全部スペインで手作り。でもニセモノが多く出回ってるようで。http://www.studiobananathings.com/アメリカより-来春スタート予定のアメリカから日本向けB2Cショッピングサイト。オーダーと会員登録、先着50名に、2014年のオーダー全てがなんと送料無料ということ。まだ受付が始まったばかり。http://bkenko.com/https://www.facebook.com/bkenko
2013年12月16日
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みなさん、大変ごぶさたです。まさに3年ぶりです。3年前にも書きましたが、余りにも出会い系とかの迷惑メールが多くって、何のために書いているのかわからなくなって停止しております。ただ2ヶ月ほど前より仕事の都合もあり、アメブロで書くことになってしまいました… つまり移転になるのでしょうか。「stan」で出しています。3年前から本格的に日本に乗り出し、東京で法人設立。でも日本での運営はしろうとですから、ずいぶん大変です。ハンコ~?ってな具合です。サインじゃだめなんですか、みたいな…今日は旧知の友といいますか、前にお世話になった方々のブログを訪問させていただきました。やっぱり嬉しかったです。みなさん、お元気そうで。(どうも私だけが優柔不断だったようで…)またみなさんのブログ、訪問しますね!なぜか今年は暖かすぎる2012年1月第一週のカリフォルニアより
2012年01月08日
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久しぶりに一筆…WBCの日本とアメリカの試合を先程TVで見終えたばかり。ニュースにもあるように、アメリカでは特に注目が集まっていない。どうしてであろうか?ちょうど私は2週間前に日本にいた。そこでWBCのニュースや特集が多いのに気がついた。しかも毎日。2006年同様、アメリカでは誰も知らずに終わるイベントだと思っていたので、日本の加熱振りには驚いた。しかしその報道を毎日のようにニュースで聞いていると、やはりその気になって、気になり始まる。そこでアメリカに戻った私は、今日TVで試合を見てしまった。さて、その試合の解説がまたいつものように大リーグ中継をよくやるトリオ。試合が始まったら、元レッズ名選手だった解説者がこう言う。 「まぁ、この試合はアメリカが勝つでしょう」しかし、4回裏が過ぎるとその話はなくなり、次には、 「なんで日本や韓国ではWBCに対してそんなに力が入っているのか?」という話題に代わる。彼らの結論は、結局、 「アメリカでは大リーグの長丁場があるから、 その前に力を注いでいられないんですね」と締めくくる。しかし日本でも、韓国でもこれから同じように長いシーズンが始まる。試合数が違うとはいえ、プロとしてシーズンに臨む姿勢は同じだ。それに生活もかかっている。だからそんな理由は成り立たない。それとも暗に、 「アメリカ大リーグの方がレベルが上だから、 余計にシーズンに力を入れなくてはならない」といってるのか?それもナンセンスだ。残念にも早々と脱落してしまったキューバのカストロ議長は言った。 「日本と韓国には、ウェスト(つまり北中米を含めた西洋)のどのチームも 勝つことはできないだろう。」としながら、帰国した自国の選手たちの健闘を称えた。このことはアメリカのWBC中継でアメリカ人解説者から聞いたこと。では、なんでアメリカでは話題にならず、アメリカ野球界はそれでよしとして容認したのか?アメリカのメディアではWBCの記事は最小限であった。多くのTVニュースは取り上げもしなかった。野球が他のプロスポーツに比べて、アメリカでは今ひとつ人気がないこともその一因かもしれない。しかし、野球全体の振興を考えれば、アメリカ野球界は日本や韓国のように力を入れるべきではなかったのか?あれだけTVや新聞で「WBC」を連呼すれば、誰でも注目する。私も日本での2週間ですっかり注目するカテゴリに入ってしまった。国際舞台で本家本元であるアメリカがチャンピオンになれないとすると、全体の野球界の構図が崩れる。WBCの舞台をアメリカにすること自体崩れてしまう。自分以上に力をつけた息子を認めたくない父親のようだ。いつかは認めなくてはならない時がくる。その時に、他の理由をつけて言い訳するのは聞き苦しい。素直に認める潔さが欲しいとも思う。大雑把に力でぶんぶん振り回すアメリカ大リーグの野球と、緻密な計算とチーム力を主としている日本や韓国の野球は違う。でも日本や韓国が勝ち続けているのはどういうことか。アメリカの球界にも考えて欲しいと思う。いろんな駆け引きが交差する日本の野球―それを解こうとする日本の解説陣―野球って深いんだなと思ってしまう。一方、選手の育ちや学校でのエピソードばかりを喋るアメリカの中継にはいい加減、嫌気がさす。野球って面白くない。王さんがアメリカのインタビューに応えていた。 「WBCがこれからも長く続くようであれば…(略)」しかしその日本語は通訳によって英訳されなかった。ここに、王さんの野球振興に対する思いが入っていたに違いない。半分くらいアメリカ人以外の大リーガーがチームを構成する今…アメリカ大リーグは、大局観をもって勉めて振興することに真剣になってもらいたいと思った。そんな一日でした。
2009年03月23日
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あけましておめでとうございます!本年もよろしくお願いいたします。個人的な近況報告ですが、クリスマスに自分でギターを買いました。フェンダーのものです。このギターは私が日本時代に使っていたものの最新版です。これまでアコースティック以外は手にしないように思っていた私ですが、なぜか今回は手にしようと思いました。で、早速、久々のプレイです。実に20数年ぶりなので、思ったように指も動かずでしたが、面白いもので、指がいろんな曲やフレーズを覚えています。なぜエレキ・ギターを持たないようにしたのかといえば、日本時代の思い出はそのままにしておきたかったことと、やっぱり弾きだすとバンドを組みたくなるということから、アコースティックギターのみ年に数回引いていました。ところが、アンプに差し込んで弾きだすとどんどん、弾けてしまいます、自分でも驚くほど。やっぱり10代に集中してやったことは残るんですね。なんか嬉しくなりました。日本ではなんだかんだ7台持っていたギター(アコースティックも含め)も、1台を残しすべて処分し渡米した私ですが、今は気がつくと4台になっています…今書いている私のすぐ左側にFenderが見えています。なにか心浮かれる自分がいます。そんなこんなの新年です。皆様にとっても素晴らしい一年となりますように。
2009年01月04日
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感動的なスピーチを聞いた。特に政治的に贔屓にしているわけではないが。とにかくスピーチがうまい。その後の特集を見て、また心を打たれた。 「私が生きてる限り、黒人の大統領が出ることはないと思っていた」 (ニューヨークの黒人女性) 「子供に言ってあげられる、大統領になれるように頑張れと」 (シカゴの黒人女性) 「子供の頃、大統領になりたいと思っても絶対言えなかった。 それがこれからの世代は言える」 (有名な黒人ラッパー) 「彼の言っていたことはみんな本当だ。 私の祖父母も5代続いた奴隷だった。 でも… これがアメリカだ」 (有名な黒人映画監督) 「一生の中で一番誇れる瞬間が今だ」 (有名な黒人シンガー)これらのインタービューを聞いて、私も感動した。また会場では、彼のスピーチの間、涙がとまらない人も多くいた。多くの人が心を打たれた。私もそうだった。ケネディのスピーチを彷彿させた。話がうまいだけでなく、考え方が世界感、全体感を持つ。この瞬間の話ではなく、未来の話を説く。彼は父がアフリカ人で母がカンサスの白人、ハワイで育って、それからインドネシアにも住んだ。勉強のために、ロスのオキシデンタル・カレッジで学び、それからコロンビア大学に移った。まだ40代の新大統領。だから黒人と定義するのは無理がある。なぜなら、西海岸、東海岸、ハワイなどは人種的にはとっくに混合している。それがアメリカ。タイガー・ウッズが黒人とされるのと似ている。しかし、奴隷制、そして、 「私の祖母が生まれた時代は、2つのことから 選挙権がなかった。 それは、女性であったこと、 そしてもう一つは肌の色であった」とスピーチしたことにある差別、モンゴメリーでのバス乗車事件、etc.子供の頃から肌の色から、偏見で見られ、夢を持つより、社会と歴史を怨んだ方が簡単だとして、ひねくれてしまうことが多い黒人系アメリカ人。これからは夢を持てるんだな。アメリカで社会人1年生のときに、黒人には特に注意しろといわれた。それからずっと心にある。生まれながらに肌の色や、見た目や、生まれた家庭環境が違うだけで、人格否定されるのは誰でも悲しい。将来の道も閉ざされてるように思えてしまう。そんな苦汁を飲んできたアメリカ黒人たちを考えると自分のことではないが、とても嬉しい。さて、これから至急、人事任命に手を打つ。1月20日は就任式が行われ、そこで第44代大統領の命を受ける。明日は出社先を変更して、別の事務所に行って、黒人でもある何人かのスタッフに何も言わずに手を握りたい…
2008年11月05日
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2週間足らずの出張から戻ってきました。今回は日本が一番滞在が短く、3日間で切り上げる日程でした。中国は4ヶ所をまわり、展示会も3会場に足を運び、その間、打ち合わせなどを含むと強行軍でした。ふだん、アメリカでは車の移動がほとんどで、歩きなれてないせいか、4日目あたりから両方の足の裏に水ぶくれができ、大変な状況ではありました。でも旧知の友人たちとも香港で合流でき、それは充実したものでした。さて、先に中国を廻り、日本に入ると、日本の素晴らしさを痛切に感じました。やはりすごい国ですね、日本は。改めて、ファンになったというか、日本の当たり前がいかにうれしいかを実感しました。そして、アメリカに戻ってきて、さらにこの国の素晴らしさも感じます。気候的にはちょっと暑かった香港近辺を除けば、どこも同じようなもので、苦痛ではありません。強いて言えば、日本の人たちが軽いジャケットを羽織ってる中、私は半袖一枚で充分だったということでしょうか。体質が日本に住む人たちとは違ってしまっているということでしょうか。さて、いよいよ大統領選です。アメリカの歴史を揺るがすような結果となるのかどうか…私にとっても注目です。
2008年11月03日
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3度目のTV討論会が終わりました。2人とも疲れがたまっているようで、見ていても気の毒なくらい。しかし、目をキョロキョロさせた一方に比べて、説得力ある話をする他方はプロの政治家とはいえあっぱれ。どうも彼は話をする前に必ず一呼吸おく。一方は感情が顔に出てしまったふうなのに比べて、他方は平静さを保っている。まるでプロと素人の対論のようです。もっとも要は、口よりも、ビジョンと行動ですが…ちなみに、あるTV局で、「もう一度、討論会をして欲しいか?」との問いかけに、ほとんどが「Enough!」(もう充分!)といいました。2人ともお疲れ様でした。しかしアメリカの大統領選は長期であり、全方向から吟味されるので、本当に超人的な人でないと務まりませんね。
2008年10月16日
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面白い会話があった。アメリカ人が日本の小学校に体験入学したとき、2ヶ月間にもかかわらず、いくつか殴り合いのけんかを見たという。アメリカの学校では見たこともない光景であったという。なんで日本の子供は殴るんだろうか?日本人気質であるのか?でも同じ日本人でも、海外で育つ人たちはそうではないようだ。面白おかしさのつもりかすぐに頭を叩く日本のテレビの影響なのか?同じように育ってきた親が叩くからなのか?ただ単に、民族とか血という問題ではないような気がする…反面、海外の日本人学校でも暴力やいじめが問題となることもあるという。いずれにしても、口で負けても、面白くなくても、悔しくても、手が出てしまえば卑怯にとられる。この時代に、今の狭い世界で、暴力はこれからももっと受け入れられなくなる。それにしてもどうしてだろう・・・
2008年10月15日
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こちらのニュースでは報道されてなかったので、知らなかったのですが、この事件についてつい先ほど知りました。ここもロスなので、遠い他人事ではないような・・・ラジオ報道でロスに来るというのは報道されていましたが。ロス疑惑のときが81年、そのときもロスにいたので、まるでこの27年間、縁があったような気になります。とにかく終わったんですね・・・
2008年10月12日
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朝、TVで市況をみていたら一旦、8000ドルを割り込んで、7800ドルに近づかんばかりそうすると、しばらくしてブッシュ大統領の経済に関するスピーチがホワイトハウスで行われるというスピーチのある間、TVでは株価の変動を画面下でそのまま表示しかしスピーチが始まってからは株価がどんどん下落その直前には一旦、プラスに転じたのに面白い現象でしたそれにしても変動が激しい・・・
2008年10月11日
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クリスマス商戦へ向けて、各小売店はどんな仕入れをするのか聞いてみました。思ったように、ほとんどがすでに発注を終えています。後は、納品を待つのみ・・・でも、そのほとんどの店舗がいっていましたなんとかメーカーが発送する量を減らすようにこれから連絡すると・・・そんなことをすると、メーカーとの関係がなくなってしまうのでは?と質問したら、今回はみんなやるだろうし、ほどほどのレベルであれば大丈夫ってすさまじいほど、不景気なんですねどこを見ても・・・もちろん他人事ではありませんが
2008年10月10日
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徒然なるままに・・・と銘打っているのでというわけではないですが、突然、書いたりします。その後も元気でやっています。会社が16周年を迎えてそのイベントや新規ビジネスの準備などで、・・・という言い訳でした。さて、この一年で3倍にも膨れ上がった社員数の関係から、本社を移転させる話を進めています。この景気の中、物件についてはアメリカも買い手、または借り手市場であるので、強気が通ります。但し、これまでの経験から、調子がいいときに調子に乗って決断することに結果として失敗が多いということ。だから回りのスタッフの意見を聞きながら進めています。------------------------------------------------気がつくと、最近は社内で言いたいことが以前の倍以上、言えなくなっている自分がいます。言えなくなったということよりも、一旦、自分の中で飲み込んで、考え、そして結局言わない方がいいと思うことが多いからです。そういているうちに、段々と寡黙な自分になっていくような気がしたりします。その関係か、忌憚なく話ができる仲間たちと会う機会が増えているこのごろです。------------------------------------------------そういえば、最近面白いことがありました。日本の銀行に送金依頼をしたところ、その銀行が、送金先の銀行は倒産したので送金できる約束はできないとのこと。「本当にいいんですか?」といわれたらしい・・・「アメリカで確認してください」とも。そこで連絡が入りました。その銀行はW銀行。ただし倒産も破綻もしておらず、連邦政府に申し立ての時点で、政府が他の銀行に話を持ちかけその銀行、J銀行が買収することになったという結末。そのニュースがあった日も、W銀行のどの支店も特に変化なく営業されており、通常業務を行っていました。また、日本とアメリカ、または海外の情報の温度差を感じさせるものでした。解釈の違いやかいつまんだ情報が、一人歩きをするのでしょうか…------------------------------------------------以前、アメリカの小学校の生徒多数に、「一番欲しいものは?」って聞いていた日本の番組がありました。その結果、番組によると「お父さん」が一番欲しいという集計が出ましたとして、アメリカの離婚社会がもたらす現象として定義付けていました。出演者も「アメリカはそうなんですね。子供たちは寂しい思いをしているんですね~」とコメントしていました。???なんのことはない、子供たちが口々に言っていたのは、「パピー」、「a」と「e」の中間的発音からわかりずらいけれど、「ポピー」のことを言っています。つまり『仔犬が欲しい』ということでした。パピーってパパの愛称とでも思ったんでしょうか?いまだに忘れない複雑な気持ちになった番組でした…
2008年10月09日
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面白いことがあるものです。先週、サンディエゴに出張に行ってきました。そこである店に、目にとまった商品があったので、戻ってからそれなりにリサーチをかけてみました。今週、顧客との会議の際、その会社の新規商品に関する企画について話があがりました。とすると、まったくその商品のことであり、すでにリサーチも、製造工場も工場の単価、納期も突き止めている私たちは、その偶然性に驚きながらも、当然のように話を進め、盛り上がる中、商談が進みました。ついでに他の商品についても依頼が入ったということがありました。最近思うことは、無駄な時間を使うことの大事さです。結局その話の発端も空いた時間にブラブラしていたことから始まります。社内でも社外でも、無駄話をする時に得る情報や、必要な情報交換の多いことに注目せざるを得ません。以前からコミュニティ・ルームの必要性は頭ではわかっていたのですが、最近、つくづく感じます。そんなこんなで、昼夜、外出が続くこの頃です。
2008年05月22日
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実はここしばらく悩んでいることがあります。それは会社の一部門の名前をつけるということ。社内で募集もかけ、いいものが集まってきました。しかし、最終的には自分が決めたいということもあり、自分の机で止まっている次第です。その後も2つ命名する必要があるのに、なんて決断が鈍いのかと自分で思ったり、仙人ではないけど、山にこもって最高の名前を考えたいとか考えたりして…そんなこんなの悩みというか自分で勝手にいろいろ考えをめぐらしている自分がいます。
2008年04月17日
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学生としてアメリカにきてから意識的に日本を忘れて、アメリカに馴染もうと努力した日々があります。でも2年も経つと望郷の念で胸いっぱいになっていました。ある日、バス通学で帰宅途中、バスを降りて付近に小さなテレビが捨てられているのが目に入りました。ぎりぎりの最低限のアメリカ生活をしていた私はテレビなんてものは買うことも考えられません。それでそれを抱えてアパートに持ち帰りました。早速つけてみると案の定、壊れてて映像は出てこず、音しか聞こえません。それでも音は鮮明に聞こえるのでチャンネルをまわしては楽しんでました。その内に、たまたまUHF系で日本語番組の声が聞こえてきました。「こんばんは」とかそんな感じです。それは久しぶりに聞く日本語の放送です。その時の望郷の気持ちからか、手が止まりました。そこに妙に喜んでいる自分がいることに気がつきました。それからもそのままコマーシャルからプログラムまでしばらく聞き入りました。---なぜか私はこの時のこの些細な出来事を未だに鮮明に覚えています。今考えると、自分から裸一貫で日本を発ち、アメリカに来て自ら貧しい生活を選択したわけです。きっとその結果として、あ~苦労してるんだなぁという言葉ではない感覚ができてたのだと思います。それに日本では一人前であった自分が、アメリカでは幼児に毛が生えた程度の自分がここにいるという感覚もあったのでしょう…あぁ私は日本人なんだとも思ったのだと思います。苦労というのは自分では気がつかないものだと思っています。また、苦労していると思っていればとてもそんな状態って続けられないとも思います。ところが、何かの折にあるスイッチを押されると洪水のように様々な感覚が現出して、感傷的になったりすることがあるようです。またその時の気持ちと情景が鮮明に、後になっても残っているというのは人間、面白いものです…もっとも今はインターネットがあるので、インターネットがつながらない地域以外はそんなちょっとの感動はないとは思いますが…インターネットがある以前だからあった話です。
2008年03月30日
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相手の気持ちの先を読む作業に慣れた日本人が『静かな人』もしくは、『意見のない人』はたまた、『自分を出さない人』と見られてしまう場合がある人と人とのつきあいの中で、そして会議の席上などで-------------------------------------------------将棋で言えば何十手も先を読むことこうすれば相手がどう動こうが対応に困らないところが、海外ではこういう日本人の思慮深いところが、えてして、ただの意見のない、何を考えているかわからない、ただ微笑んでいる、そして、ちょっとすると不気味に映ることがある…まるで全体感に立って考える思慮深さが、結果的には悪いかのようにまるで、単純に思うことを発言すること、相手の気持ちの先を考えない方が、よいかのように海外では、特にアメリカでは、配慮はほどほどに話のピンポンを基本にするのがいいあること自体が有り難い 深い感謝の辞「有難う」 と、あなたに感謝しますという「Thank you」の違い日本人としては、こどものころに戻ってほしい、いやだ、すきだ、などと直情的に表現した方がいいのかもしれない…少なくともアメリカでは結構通用する
2008年03月28日
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シカゴ出張から戻りました。雪はこんこんで、私のとっては久しぶりの雪ー耳がちぎれそうというのはこんな感じだったんだなぁまるで他人事のように思う自分がいました。西海岸は今夜も暖かく10℃くらいなのにそうそうKOAMというシカゴのタクシー協会もおもしろかったこれはKoreanとAmericanの造語ですかと聞くとその通りだというなぜそう思ったかというと、中米のグアテマラでもそんな名前の大手企業を訪問した際、その由来を聞いたらそうだったからここシカゴでも意外とパワーがあるんですね地域に根差しているのは尊敬するばかりです
2008年03月22日
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激動の8日間、やっと今日戻りました。8日間で8都市の訪問でした。その間、多くの人との出会い、展開の可能性など、楽しみなことが多いです。また戻ってきてからの宿題を多くもって帰ってきました。久々の日本の鮨、鰻、うどん、ラーメン、焼肉、鍋料理、お好み焼き、たこ焼き、など堪能です。見返りとして、ちょっと太って帰ってきました。(身体が重い…)来週はシカゴ出張…久しぶりに動き続けです…
2008年03月07日
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久しぶりの日本出張が数日後に迫っているので、今日は珍しくトランクを出して用意をはじめました。いつもは前夜遅くになってはじめます。そうすることによって寝不足になり、飛行機の中でぐっすりというのがいつものシナリオです。今回は日本中国とあわただしく、数えてみると全部で8都市の訪問です。だから荷造りのテーマは海外用ハードケースでなく日本で言うピギーバッグで移動しやすく。大きさが違う分、徹底的に持っていくものを絞ります。カリフォルニアにいるとだんだんスーツを着る機会が少なくなってくるとはいえ、行く先は日本、中国です。それなりにシャツをたたみこんで。終わりに近づき、はたっと手が止まりました。スーツとコートは着ていくか持っていくしかないし、では飛行機の中、何を着ていくのか?ということ。スーツを着ると成田到着するころにはズボンがジーパン状態(つまり線がなくなっている)になるし、そうあれば肝心のスーツを持っていくということの意味がなくなりそうで…ついでにコートはというと―去年買ったお気に入りのコートをクローゼットから出してみたらちょっと日本ではもう時期をはずしていそうな感じで…結局お気に入りはやめて、春前にふさわしいハーフジャケットに決めました。3月中旬にはシカゴに行く予定で、今シカゴはほとんど0℃~零下をさまようころ。しかしやはり3月となるとコートまでは行き過ぎのようです。ということで、これでまたお気に入りコートはまた一年お蔵入りになりそうです。ついでにレザーの手袋も同じようにお蔵入りです。ともに買ったままで、そのまま時間が経っていってファッション的にずれてしまうことを恐れる日本育ちの私です…
2008年02月24日
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『座って 半畳、 寝て 一畳』私の好きな言葉です。小さい時にはじめて聞いたときはなんのことかわかってなかったけれど当たり前だなんて思ったけれど日本でもアメリカでも著名で尊敬できる方々がこじんまりした質素な家に住まれていることに感動したり成功というのは、この自分の一畳を少しでも大きくすることではなくってどんなところでも心が広く周りを包み込める人のことを指し、それを人生の成功というんだろうなと事業を展開しながら、どれくらい成果を出してもいつも明日は保証されないでいつ失っても…というそれが起業家であってそうなると持ってる物の比較ではないんですよねだから 座って半畳 寝て一畳が私のお気に入りの言葉です―
2008年02月21日
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会社の帰りにいつも4つのFMステーションのうちどれかを選びます。もともとバンドをやっていた関係で、それぞれ最新のヒット番組、ジャズ、はたまた一転してクラシック、そしてNPRという公営のラジオトークショーのどれかと気分で選びます。この2日間はクラシック、そして今夜は気分転換にNPRにしたところ、ちょうど63年前の今日が硫黄島で星条旗が立てられた日であるということでした。かの有名な像にもなった場面です。当然、時差の関係で、日本の記録では日付が違うんだろうなと思いながらも、聞き入っていると当時硫黄島に上陸したUSマリーンの部隊で指揮を執っていたアメリカ人がその時の感想や思い出を語っていました。たとえば、到着前はみんな4日間で陥落するものだと思っていたにもかかわらず、73日かかったとか。原因は人がそんなにいないと思っていたということです。山の中に掘られた洞窟から日本兵がどんどん攻めてきたともいっていました。クリント・イーストウッド監督作品にもあったような様相なのでしょう。このアメリカ人は19才で真珠湾攻撃に奮い立って自ら志願し、ちょうど今日この日が当時23才の誕生日だったといいます。ですから今日で86歳となるのでしょう。この人が言っていました…硫黄島上陸はとても怖かったと。英語で「Scared」といいながらも、決して「Afraid」ではなかったといいます。この2つの言葉の違いは、本人曰く、「怖くても任務は遂行できる。しかし恐れると身体も硬直して遂行できない」と。日本人死者2万人、そしてアメリカ兵死者7千人と重軽傷2万人―国は違えども、それぞれの大義名分のために戦い、散っていった人たちに心から冥福を祈りたいと思いました。今日は自宅についても番組が終わるまで車の中でラジオを聴いていた私でした。
2008年02月20日
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日本からの来客でしばらくPCの前につくことができなかったのですが、今日無事日本へ向けて出発され、新規事業の一環としてデモ販売している会場へ。20代に小売業で店頭に立った経験があるので、自分でも結構楽しんで接客しました。今回は日本の良品の紹介―これまで、売り先を紹介、代理店を紹介などコーディネーターとして日本とアメリカの企業を結びつけることはあっても、これは会社として代理店になり、マーケティングを行うというものです。ここまでは順調です。日本から訪問に来たメーカーの社長も大喜びのようです。さて話は変わりますが、久しぶりに日本行き出張が決まりました。来週です。東京を中心に日本で4ヶ所、そして香港、シンセンとなります。これまでアメリカの製品を日本に紹介してきたことを考えると、今回の旅行はまったく目的が違っています。日本の製品をアメリカでプロモートすること、この点です。つまり買い付け旅行のようなものです。優れた商品があればどの分野にかかわらずお知らせくださいね。
2008年02月11日
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ここ数年、考えていたことがあります。それは仕事における嫌いな相手、つまり人格的に尊敬できない相手と取引を続けるのかどうかということです。私自身、人間関係で好き、嫌いと分類することはよっぽどのことですが。長年、日本の取引先で年間億単位の取引をしている会社があります。ただしこの会社の代表が近年悪いように変わってきました。取扱高が上がってきたのと正比例します。まさに自分のことしか考えてない論理で物事を展開し、周りの会社に対して「自分は客だ!」といわんばかりに要求し続けます。もっとも私の会社もそれをうまく利用して逆に業績を上げてきた数年です。しかしその間、社内で担当を降りたいという声や、はたまた退職まで続きました。(アメリカは転職が多いという話は以前書きましたね)他の会社もあの会社には気をつけろとの情報が廻ってきます。さて、その会社代表から先日、担当宛てにまた勝手な論理の抗議メールが届きました。そんな勝手なこと誰が決めたんだとかいった調子です。実は昨年後期よりアメリカでも日本でもこういった話題で友人たちから意見を聞いて私なりの決断はついていたので、結果として、私が直接、感情論でなく理路整然と事実に基づいて反論しました―1年前に、先方からのたっての願いに基づいて両者取り決め、約束通りに1年後本来の形に戻したことを。さて、この話は現在進行形でもありますが、このケースもあって、色んな友達で経営者たちに聞いたその総合結果が意外で、そして面白かった…それはみんな嫌いな相手とは成績が上がろうとも絶対仕事しないということです。これには日本の上場企業会長の声も含まれます。(もっとも中間管理職となればそうはいってられないことだと思いますが。)現在進行形ではありますが、会社ではその決断と同時に昨年後半から事後の対策として動いています。以前書いた新規事業もその一部です。空く穴は大きいかもしれませんが、新規事業のここまでの進展を見るに、穴はこれから埋まっていくように実感できています。それに自分の中でも晴れ晴れした気持ちで躍動感さえ感じます。自分に素直に、お互い尊重できる人間関係で仕事がしたいということはまんざら不可能ではないんだなと感じる今日この頃です。
2008年02月07日
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巷ではスーパーチューズデーと銘打って今も選挙結果が報道されています。大統領予備選です。オバマ氏の健闘も楽しみですが、状況はヒラリーに軍配があるようです。報道の間、ふとオバマ氏のスピーチを耳にしました。特別なことをいっているようには思えないけどそれなりに説得力があります。そこで考えました。ヒラリー、そして共和党候補のマケインと比較してみると、実はオバマ氏の方が誠実に思えるということ。でも、初の黒人系が大統領になると保守系地域では何が起こるかわからないようになる可能性があります。あるアメリカ婦人が言いました… 「黒人の大統領を持つには、私の気持ちの中ではまだ準備ができてない」と。おかげで初の女性大統領も可能かという話題性も影を潜めてしまっています。しかし本当に国にとっていいのは誰なんだろうと考えたり…それに大統領選が何ヶ月も続くと段々、候補への見方も変化していきます。というのは最初からオバマ氏のことはありえないとして考えてなかったからです。さて、政治のことはともかくとして、大雨が降った先々週のある朝に大きな虹が出ていたので、思わず寄り道をして携帯で写真を撮りました。こういうことで車を停めて写真を撮ろうとする自分がいいなとか自己満足しながら…
2008年02月06日
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2ヶ月近くのご無沙汰です。せめて2008年になったことくらいはKeep Trackしておかないとますます先のないブログとなってしまうので一つ書いて見ます。現状として、会社が多忙を極め、昨年11月より始めた新規事業が動いていることと、それまで主力2部門の一つが恐ろしい勢いで忙しくなっていること、そしてもう一つが激減しているというアンバランスな状態になっていること。それに関連してスタッフの増加や入れ替えなど目が廻っています。ここで新規事業とはこれまでの貿易部門の業務に比べて、本格的にアメリカ市場での商品開発・販売促進を入れていることです。これが面白い。幸いにもすぐに結果が見えてきていること、それから私の社会人第一番目の仕事が小売でもあったことから、知らず知らずに力が入っているようにも思えます。今日も取扱店に立ち寄った折、その商品を手にレジに運ぶ人たちを目にし、ビジネスの喜びを実感した次第です。特記事項として今思っていることは2つ…一つ目は、20代で培ったものは気がつくと自分の中で取っても取れないものとなっていること。それから二つ目は、自分の生き方(ライフスタイルともいえるかも…)にあった事業を目指すべきだということ。一つ目は、20代での仕事というのはものになるならないは別として、人にとっては礎となりえるということ、これを感じました。二つ目に関しては、自分の生き方としてアメリカをベースにして、人脈ができていること。にもかかわらず、今までそれを活用して事業を進めることはありませんでした。アメリカの中で日本人や日系社会の中に好んで入るというより、アメリカ社会の中で動いてきたというのが自分でした。例えば、アメリカにある日本人町に初めて足を入れたのは、アメリカに来て3年経ってからでした。(それも自分からではなく付き合いで…)つまりこれまで事業はアメリカで培った人脈を活用することなく、日本を相手に業務展開を行ってきたということです。これが、特に私自身には2つの自分(日本的とアメリカ的)を作り出さなくてはならない作業と時間を作ってきたわけです。この数年間、はたして事業を通して自分の本当の自己表現ができているかという疑問が私の中で大きくクローズアップされてきていました。そこで自分らしいとも思える、アメリカで展開するということになったわけです。その新規事業はその第一弾といえます。とにかく、以前にも再起業という言葉を使いましたが、その状態が続いている実感のある毎日です。(毎日書くのは難しいかもしれないと思いながらも、できる限り道標を残していきたいと思っています。こちらがご無沙汰であるにもかかわらず、お立ち寄りいただきありがとうございます。)
2008年01月28日
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今日はハロウィン夜道には仮装した子供たちが道狭しと歩き回ります年に一度の素敵なハロウィンアメリカのある州でハロウィンに関するニュースで、パンプキン(かぼちゃ)の利用方法によって税金が決まるというもの日本と違って、生活に必要な食料品は消費税対象とならないことから、パンプキンは通常、無税しかしハロウィンに使われるパンプキン(つまり中をくりぬいて顔にする)は食料ではないので課税対象であるということ州の査定としてどう判断するかは別として、そこまで詳細に法整備をしようというのが面白くまたジョークのようにとれますとはいえ、クリスマスと同様、アメリカにいてよかったと思える一日が今日このハロウィンです
2007年11月01日
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最近日本でもよく聞く言葉だとは思いますが、アメリカではもっぱらこの形式による販売が多く、当社でもスタートをしました。とはいっても通常のものとは違い、日本に何社かと契約をするものです。実際には2社と契約を取り交わし、さらに西日本にも話が上がっています。効果のほどは思った以上で、連日のように連絡が入ってきます。国際間でもあるので懸案事項は山積みですが、新しい試みで面白そうです。私の意見では日本でもこれからはこのシステムが多くなるはず。実力主義が当たり前になり、起業家が多くなってくると当然、セールス・レップも増えると見込んでいます。レップの彼らは全員、このシステムには不慣れで、それぞれに勉強したようですが、まだ一般に理解されてないようですね。さて今後どう展開されるか楽しみです…
2007年10月26日
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今日、日本より日本にいた際に受けたインタビューのゲラが送られてきました。写真は考えていたイメージに近いものでしたが、記事の内容としてはこんなものかなって感じです。色んな内容を詰め過ぎたかなぁとも思わせました。さて今回、10月前半は久しぶりに日本出張で、あらためて、人と会うこと、出会うことの大切さを感じました。この半年ほどは会社の新しい組織作りと、アメリカで事業展開のために、こちらで人と交流することをテーマにしてしたこともあったので…その分、日本は新鮮でした。ただし、ありがたい話ですが、その時の宿題が多くいまだにでききれてません;この宿題、プロジェクトについてはいつか触れたいと思います。ここを借りて、インタビュー記事とすばらしい写真撮影に関与した方々、ありがとうございます。
2007年10月25日
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今のEOという起業家グループの友達たちと、私の会社の本社で5時に合流、ゴーカート(というんでしょうか? 英語ではもっぱらKartingです)してきました。一回のレースに室内競技場で入り組んだコースを12周廻って時間と順位を競い合います。なんてことはない、自分でもカートを2台持ってるTomがいつも一番です。やはりコツがあるって後で言ってました。たとえば後ろから接近してきても無視して走行することとか。後ろから来ると思わず道を空けてしまった私です。とにかくその後、レストランチェーンであるHouston'sで食事をし帰ってきました。ゴーカートは思ったより、汗が出て、結果、筋肉で突っ張ったところがでてきたりで結構なスポーツです。まぁ、14才の少年に、Tom以外の仲間全員が負けてしまったのでは、残念ですが、なぜ少年がうまかったのか面白くもあり…みんなで考えてしまいました。中にはプレステをするときっといいんだよなという発言もありました。で、聞いてみると、プレステやゲーム機はもってないって。この時代に珍しい少年ではありますが…さて帰りに、山火事の被害で避難する数は50万人になったと聞きました。会社のパーキングに戻ると、どの車にも小さな灰の粒子が埃のように白くかぶっていました。早く解決しないと、空気の質がますます悪化して、私も避難しなくてはならなくなるのでしょうか。そういう声も聞きました。
2007年10月24日
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南カリフォルニアの山火事はいつになく深刻なようで、死者も出てしまいました。今も空気がどんよりしていて、灰が散乱するようです。今いるところはずいぶん遠くであるのですが、まるで目に見えない大きな焚き火が近くにあるようです。とにかく異様に暖かい夜―以前、路上の車に何十キロも離れているにもかかわらず、灰がかかっていたことがあります。早く解決することを祈るばかり…
2007年10月23日
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と、思っていましたが、そうではなくこちらも急に猛暑になりました。しかも記録破りといわれる連日連夜の暑さに湿気です…こちらの生活で、ハンカチと傘を持たないというのが私の自慢でしたが、いかんせん、今も汗だくです。普段クーラーというものを完備させる必要がないため、クーラーがありません。きっとこの数日間のクーラー(特に可動型)と扇風機が売れていることでしょう…幸いにも、先週、もっと暑い40度ともいわれるパームスプリングスに行った関係で、暑さには抵抗がなかったのですが、こう毎日だとげんなりしそうです。こうなると、日本の友人たちのいう 「クーラーをかけて寝ると身体に悪いし、 そうでないと暑くて眠れないし…」ということが他人事だと思いつつ実感もなかったのですが。-------------------------------------------------------さて話題が変わりますが、以前、三国志を読み直していると書きましたが、その勢いで同じく吉川英治の「水滸伝」も読み返しました。両方とも中学の頃に読んだ時とは感じ方が違い、すべて初めて読んだ新鮮な気持ちになりました。なんとなく中国編が続きますが、私の感想としてはありきたりのビジネス書を読むより面白い。特に人格、徳というものを考えさせられ、さらに礼というものを改めて考えさせられました。この三国志については私にとって忘れられない談があります。それは日本の本屋に行ってもなかなか売ってないこと。売っているとすれば古本屋が一番見つかりやすいということでした。順調に8巻の内、6巻まで進んだのですが、終結といえる7巻、8巻がない。結論を言えば、日本の友人であるTpase☆ことBBJの清水社長が気を利かして探して送ってくれました。感動です。また清水さんのその演出もさりげなかったので、頭が下がりません。ちなみに7巻を手にするまでにその間、2ヶ月かかりました。(その合間に偶然成田の書店で買って読んだ「青雲はるかに」もよかったです。で、今は同じ著者の宮城谷昌光氏の別の本を読んでる最中です。)清水さん、改めて、ありがとうございました。
2007年09月04日
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社員面接、創立記念日の記念グッズの確認、日本からの一行の本社訪問そして夕食と目まぐるしく一日が終了しました。これから明日朝から出発する旅行の準備…これは久しぶりの休暇です。とはいっても小旅行ですが。また真っ黒になりそうです。かねがね思うのですが、日本には近場に色んな国があっていいですね。ちょっと飛行機数時間でまったく文化の違う別世界に行ける。南洋やら東南アジアやら…アメリカだとメキシコとかカナダ、そして中米というところでしょうか。でもそんなに大差ないようです。
2007年08月25日
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日本からの客は手配したミニバス配車でほとんど一日別行動、ただ午後に1時間ほど、空港そばの当社倉庫・事務所に一行が視察に訪れました。3社の社長がいるグループですが、中でも元気のいいのはやはり一番規模の大きな会社の社長です。その方から新規プロジェクトの話を聞きました。よくあるようなただのお金儲けのビジネス案件でなく、プラットフォームを作って将来のインフラ整備を思わせる壮大なものです。話しながらも、この方となんかリズムというか、言語が合うなと感じたものです。そのプロジェクトにどう協力することができるのかが今後の課題です。さて、会社からの帰り、たまたまいつものルートを変えて別の道を通ったら、進行方向、真正面に大きなオレンジの丸い光がありました。そんな感じですぐにはわからなかったのですが、それは沈みゆく太陽、つまり夕陽でした。まるで弓矢の標的のような ● がありました。そこで信号待ちで先頭であったので、思わず携帯電話の写真昨日で車中から何枚か撮りました。そのうち一番ましで、多少なりともその感動が伝わるかと思い、その写真を入れます。(写真は寸前に対向車線から左折車が入ってきています…)こちらの夕陽は、実は日本では朝陽なんでしょうね。なんか得した気持ちです…
2007年08月24日
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いわゆる朝令暮改というのでしょうか、引き続き日本からの訪問客との話の中で感じたことです。中堅会社の創業社長の指示が思いつきでポンポン変わるので、若手が右往左往させられて彼らの将来が心配だし、会社の新規プロジェクトも多額の資金を投じているので先行きに憂いを感じるということです。特に創業社長というのは朝令暮改というより、朝令朝改のごとく、ポンポンかわるようです。かくいう私もその気があります。初めの頃は必死さも手伝ってまさにその塊みたいなものだったでしょう。そう長年一緒にいるスタッフたちは口を揃えていいます。それもそのはず、少しのミスも許せない状況だからです。特に始めの何年かは。しかしついてゆく、もしくは指示を受ける側は堪ったものじゃないですね。それでも結果が伴ってくればトップに対して我慢ができるんでしょうが、そうでないとネガティブな気持ちが残ります。その若手の社員というのは私も知ってる人で、期待している人材です。思わず考えました。意欲と責任感が情熱となって仕事に現れることはとても素晴らしいことです。だけど、いかにしてそんな情熱をかき消さずに成長してもらうかが会社にとって大きな鍵になるんでしょう。第3者的に見てはいるものの、その彼を応援したいし、その会社社長にも結果として情熱に水をかけないよう心掛けて欲しい気がしました。(もっとも言葉でわかっても簡単に行動を変えられるものではないですが… 特に成功しているという実感がその社長あれば…)なんとかうまくいって欲しいものですね。
2007年08月23日
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日本から一挙に大勢の来客です。移動するにも普通の車ではこと足らずで、これから数日間は気が気でありません。仕事を終えて、夕方から前もって予約を取っていたビバリーヒルズのステーキハウスに行ってきました。さすがに食べきれない量、みんなにとって挑まれた挑戦のようです。お皿の上にキャッチャーミットが横たわっているようなものです。その中にそのグループのメインともいえる会社社長とお酒の席でもあり、えらく話が弾みました。そこで感じたのは、その社長の姿勢でした。それは、仕事内容については名実ともに日本一だと悠然といえる姿でした。決して大法螺吹きでもなく、もちろん実績も伴っているのですが、驕りも感じさせることなく誇りに満ちていることは、その人をよく知らなくとも頼もしく感じるものです。もちろん大口をたたく社長は多くいます。逆に謙虚な社長もいます。しかし決して横柄さもなく、誇りを持った言葉を堂々と伝えても人に嫌味に感じさせないその社長は立派なものだと思いました。敵意を持たせるのではなく味方にするような徳を持っているのです。敵を作っていくのは簡単だけど、同じようにしても敵を作らない人もいます。できる限り見方を作っていく、そんな人間になりたいものです…
2007年08月22日
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スタッフに気がよくて周りからの信頼もいいのになぜかクライアントと折り合いが悪く、営業のあり方、接し方について勉強しながら苦労している人がいます。まだ社会経験が浅く、自分という人間の表現が下手なのかもしれません。先日その彼がこういいました… 「ネットで検索したら、営業は相手を飲み込まないといけないってありました。 勉強になりました。」で、それを聞いて私は考えました…飲み込むより包み込む方がいいんじゃないかと。戦争やってるわけでもないし、食うか食われるかということよりも、相手と同じ観点から寛容にものが見れるようになれば心に感じるものがあるんじゃないかと。でも、包み込むような寛容さはなかなかできることではありません。これは私もいまだに心がけてはいるもののことあるごとにいつも自分の未熟さを感じ、そしてまた頑張らないとってはっぱをかけます。もし自分が完成度の高い人間だと思ったら、その時点で終わってしまいそうですね。そこで「これでいいんだ」って思ったら、向きが前でなくなりそうです。その意味では生涯自分を磨き続けて行きたいし、仕事も人を包み込める仕事ができるようになりたいです。そう彼にも私の意見を伝えましたが、さてどこまで伝わったんでしょう…
2007年08月21日
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グアテマラ政府機関の招待で、グアテマラでの展示会に行ってきました。日程は4日間で、今日帰ってきました。そこで交換した名刺や商談のフォローがあり、この日曜も休みにならないようです。また詳しい話は後日として、いくつかの写真を載せてみます。会場会場2会場内でのアトラクション参加した伝統舞踊を披露してくれた3名訪問した工場2007年末完成を目指すグアテマラ国際空港の工事現場出発前に見た見事な夕陽
2007年06月10日
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やっと休日が過ごせるといった心境で、心に余裕が…(今日は自分だけの日記帳のような調子で…)昼過ぎに長年の先輩方とコーヒーを。一人は教育学PhD、もう一人はアメリカ企業幹部、いずれも日本から志を持ってアメリカにやってきた人たちである。その人たちから、苦しい中、ある時期には、まるで自分が一挙に虐めにあっているように思えた時があったという。問題が重なる時には重なるものである。諸氏から、そんな時があったと聞いた。またそれに連動して、大きな、そして多くの問題に直面しても今まで勢いで強気に対応、克服してきたり、自分を信じて絶対に打開できるという自負で問題にものともしなかったり…それが… ふと気がつくと、「これはきつい」とか「これは避けたい」とか思っている自分がいるという。そういう自分に気がついた時、非常にショックだったと語っていた。強いと思っていた自分に弱さが宿っていたということだ。なるほど、それは本当かもしれないと思った。なぜなら、私は最近、仕事も第一線に戻ってどんどんこなしている。リズムも戻っているし、自信も戻っている。数字も期待できる。がしかし、反面、逆にこれが問題に思えてくる。今この時間をもっと将来構想への布石を打たねばと思うわけである…ともするとその反面、第一線に出てるお蔭で、出番が多くなって、5月、6月は北米、中米、アジアなど出張が多くなる。はたまた、秋から春にかけては、2ヶ月に及ぶプロジェクトが始まる可能性も大きい。その他、組織面、人事面でも課題はまだまだある…やはりこういう時にも強気に、「No problem!」と、根拠がなくとも、信じて疑わない自分である続けたい。
2007年05月20日
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今朝デトロイトの空港で朝一番のインディアナポリス行きの飛行機にチェックインしてゲートで待っていたら、突然、フライトのキャンセルのアナウンスが入りました。で、指定のカウンターへ行くと夕方5時のフライトしかないという。仕方なしに、そのままもとのゲートで座って5時まで何をしようか、到着先でのアポをどう変えようかなどと話していたところ、脇に航空会社の係員が休憩中…もう一度、空港の外に出るために、コインロッカーのような荷物の預ける場所があるかどうか聞いてみたら、同時多発テロ以降、撤去したという。なるほど。ついでに、フライトが5時だからこれからどう時間を使うか考えているって説明すると、おもむろにカウンターのコンピューターに向かい、 「今なら1時半の分に入れるかも」っていわれ、調べてもらいました。幸いにもこちらの数の分、空席がありました。早速、その場で新しいボーディングパスを作ってもらい、難なく、到着先のアポにも支障なく終わりました。なんでもフレンドリーに話をしてみるべきなんですね。おかげで周りからも新たに評価してもらう結果となりました。(しかし飛行機の中の隣の人は気のいい男性で飛行中ずっと私に話しかけ、結局読もうとしていた本に手をつけないままに到着してしまいました。ためになる話でよかったですが。)さて明日は朝一でLAへと…また時計を3時間戻します。
2007年05月11日
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出張中でデトロイトから書いています。幸いにも新規事業の準備が順調に進み、早ければ来月にも正式に開始しそうです。明日は早朝からまた移動し、週末に戻る予定です。仕事が立ち上がり、結果が出始めると、仕事冥利に尽きるというか、単純に嬉しくなるあの感覚が堪りません。この新鮮な感動みたいなものがあるからやっているようなものです。果たして今回もそうなって欲しいものですが。
2007年05月10日
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会社に弁護士でもあるスタッフがいます。その彼との話の中で、コミュニケーションの大切さが話題になりました。というのは、ある部署の責任者のリーダーシップが疑問視されており、そこから仕事が非効率的になっているという見方から始まったものです。その部署はスタッフがバラバラに仕事をやっています。私は彼が言ったことに納得しました。それは一対一の対話が必要であるということ。創業時から心していることではありますが、気がつくとその意志が人任せになって、実現されていない現実を見たようです。スタート時より基盤となってた原点を、隅々まで伝えて実行するのがいかに難しいか改めて感じました。そんな反省と改善するやる気をもった一日でした。
2007年04月04日
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4月に入り、こちらの天気もそれらしくなってきました。仕事の方は相変わらず激動の真っ最中。仕事の話がどんどん入ってくるのは有難いことではありますが、肝心なのはそれをきっちりExecuteするBack-Endの体制です。ここに今、全力でとりかかっているところです。組織が急激に大きく膨れ上がったのも、会社に行く楽しみではありますが、次には会社の文化をいかに的確に伝えるかが最重要となります。まして、アメリカでは平均勤続年数が限られていることもあり、人に依存する仕事より、システムの構築が必至となります。いわゆるマックの味が、どこで誰が作っていても同じような味になるというような人に依存しないシステムです。ここからが本格的な段階に入るのだろうと感じます。とはいえ、その渦中にいるのはなかなか大変です。まるで創業時の時を思い出させるような、そんな奮闘している自分がいるようです。(なかなか書き込みができず、いつもご訪問、コメントいただいている方々に恐縮です…)
2007年04月03日
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この3ヶ月で社内は、恐ろしい勢いで人が増えています。と同時に出てくる問題も複雑多岐。人が増えれば、当然どんどん会社の文化も変化しゆくのでそこには注意しながら敏感に対応していきます。そうすると自分の仕事は徹底的に後回しになります。私にはアシスタントがいると書いたかと思いますが、彼女も同じように奔走する毎日で、まともに話をする時間が取れません。ともすると私が彼女のすべき仕事の先をやってたり…さて、その彼女が採用応募者の中から、面接の設定をした候補者が今日面接に来ました。会ってみるとどうも私よりもずっと年配の方。もちろん、それは判断の基準にはなりませんが、質問ややり取りを重ねていくうちに、ふと思いました。自分より若い上司になるかもしれないのに、面接を受けていること自体、きっとすごいやる気なんだろうなと。それはそれで関心するとともに、頭の中でイメージを組み立ててみました。あっぱれなんですが、うまくイメージが作れません。問題は、この応募者が何を会社に持ってくることができるかです。最初から日本語で始まってしまった面接でしたが、途中でアメリカ人のアシスタントが出先から戻ってきて、英語で開始…このへんからこの方がこのアメリカで、今までどんなことをして頑張ってきたのかわかるような気になりました。(英語と日本語のうまさの格差が、その人の努めてきた環境を顕すと私は思っています。)その反面、仕事の案件は着実に増えていきます。それに一方、明日は一人、解雇の通達の文書を送ります。人事といえば、今日のLA TimesにもSick Leaveの記事などを読んでると、たまにアメリカで会社経営するのが面倒になったりします。特にカリフォルニアは。
2007年03月27日
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ビジネスだけにかかわらずネゴは大切です。またネゴをしないことも大切な時もあります。いろんなアプローチはあるでしょうが、 理詰めで攻める 友達レベルのように仲良くなり交渉する 利益性を示唆する 大小の圧力をかける、など…こんな感じでしょうか。しかし、海外のお店でものを買うときによく吹っかけられたりします。こんな時は理詰めも利益性もあったもんじゃないですね。そもそも向うはだいたい、友達レベルのアプローチでにっこり笑って吹っかけるわけです。だから私は同じように、友好的ににっこり笑って値段の逆ふっかけをします。一度、青島に行ったとき、現地の人に言われました。その値段で買えたのはすごいと。それからメキシコで言われました。「お兄さん、勘弁して。メキシコ助けて」って冗談じゃない。メキシコを助けるんじゃなくって、君が助かるんだろうって返しました…私はこんなゲーム性を楽しんでます。それにしても、ネゴをすると相手が折れて、それなりに用意をしてくるというのは、そういうところだからしょうがないのでしょうが、私は本質的に好きじゃないです。差別感を感じるからです。つまりネゴをしないと本来の形が提供されないということ。素直な人が損をするということであるからです。過去に日本の空港で目撃したこと。ある客がひどい言葉遣いで職員に座席確保を訴え(というより半強制)、結果、待ち順関係なしに優先されたのか、同じ飛行機でイビキかいて寝てました。そこまでサービスって必要なのか考えてしまいました。人格否定に近いことを言われてたのに…言ったほうが勝ち?攻めたほうが勝ち?
2007年03月19日
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タイ、日本と目まぐるしく飛び廻り、やっと戻ってきました。タイでは日本企業と現地企業の代理店契約の締結―なかなか日本人価格?(つまり高めの値段設定)で苦しみましたが、徹底した理詰めで相手を説得。私が一人先に現地を出発し日本へ向かったのですが、その翌日には無事こちらの言い値に落ち着いたようで、無事契約完了。日本企業の方が日本語で私につぶやきました。「この値段なら日本ではまりそうです。 だからこの価格帯でもいいです。 もっと下げてくれないと面白くはないけど。」私は続けました。「結局、彼らが吹っかけてそれが日本市場ではまるとしても、 その分、日本の消費者が負担する構造になるだけです。」本来、コンサルタント的に考えれば、敢えてこれ以上問題を作らずに締結が目標であるので、そんな考えはなかったでしょう。もし価格の件で決裂すれば大変です。しかし私のやり方はツッパリが入っています。自分がぼられる悔しさがその原動力になっているようです。それに事なかれ主義は嫌いであるので、相手を尊重しながらも言うべきことをいい推し進めていきます。そもそも日本市場は金になる、のではなくて、日本国内で熾烈な営業合戦が行われているから、そのコストも世界の比でなく高額になるのです。この日本での皆様の熾烈な戦いを、世界は認識できず、ただ単に日本人はお金を出すという考え方には辟易します。そういう輩には一刀両断というのは大げさですが、そんな気にもなります。日本人には厳しいけど、外国人にはその厳しさが半減する日本…ときどき日本人でない方が、ビジネス上、交渉も有利に進む場合がある日本…これはまだまだ変わらないのでしょうね…
2007年03月04日
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急遽、アジアへ出張が入りそうです。日程から行って東京には2日ほど。飛行機の予約は仮押さえ、後は全体の日程です。その後に短期決戦で出発までの準備作業が始まります。東京のホテルは時期からか結構一杯です。たまには違った場所でとは思うのですが、交通の便(成田からも含む)を考えるとだいたい同じところになりそうです。今日はニューヨークより取引先が会社へ訪問。打ち合わせの後、食事。では明日ディナーを、と約束して別れたのですが、考えてみれば14日はバレンタインデーです。男2人でディナーテーブルを囲んでキャンドルライトなんて、ちょっと引いてしまいそうです。夜に電話を入れたら先方も同じように気がついて、2人して笑いながら翌々日へと延期しました。ちなみにバレンタインでは「Happy Valentine」とはいいません。それよりも「Be My Valentine!」といいます。もっと味がありますね。
2007年02月14日
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昨日の朝、クラスメートだったアメリカ人とStarbucksで合流しました。近所に住んでいるとはいえ久しぶりです。彼は、こちらではよくあるパターンですが、ビジネスを勉強しているうちに会社を辞めてコンサルタントとして独立した人間です。フィールドはホスピタリティ、つまりホテル業界です。これまでにいくつかのホテルの立ち上げと運営に携わった経験を生かすというのがその理由です。私が知り合った時は大手フランチャイズ系ホテルの支配人でした。思い出すのはその彼が独立してから6ヶ月ほどは定期収入に恵まれず、家族からも非難を受けだした頃のこと。それに家を事務所(SOHO)としていたのですが、そんな家族の厳しい目の中、ずっと家にいて仕事を行うことは相当大変だったんでしょう。その時私に聞いてきました。事務所の一部でいいから間借りできないかと。(しかし結局お互いの条件が合わずに終わりました。)それから半年後、会ってみると乗ってる車はBMWの新車、Convertible(オープン)で颯爽とやってきました。聞くと今では4件の案件を常に持ち、場所はハワイまで毎月飛び回って仕事をしているとのこと。立ち上げの仕掛け人としてです。うまくいってるんですね。それに事務所も今は自分の家で仕事するにも家族から尊重されるようになり、前にあった子供の送り迎えやお使いなど、頼まれなくなったと笑ってました。(やっぱり金の切れ目はなんとかなんですね。その逆はこう円滑に運ぶということですね。)私は考えました。ビジネスとして考えてみたら、この業界は主に投資家や投資グループがその対象です。つまりもともと資産価値が最低何十億円はあるという人たちを相手にするわけです。つまり彼の高め設定のコンサルタント料や月々のリテイナー(Retainer)も平気で払えるわけです。なかなかいいビジネス対象だということです。同じ人間の苦悩の姿と颯爽とした姿をこの半年で目撃した面白い朝でした。
2007年02月03日
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ひょんなことからネットで日本のある会社の上場を知りました。少し縁のあった会社ですので、まんざら人ごとのようには思えません。もう公開してからずいぶんなっていました。それだけしばらく縁がなかったのですが…さて、ちょっとファイナンスを覗いてみました。やはりこの業態はサービス業で、話題性はあっても資産も少なく、上場時の業績も直前に数字を出した感じです。いつも見てるわけではないので、一概には言えませんが、今でも結構、日本ではベンチャー系のIPOは単発的にあるようです。アメリカでそんなに傾向を感じることではなかったので、ちょっと違う感触を受けました。こちらでもベンチャーでもバイオ系とかならよく聞きますが、従来の業態をシステム化したモデルとなると最近はあまり聞きません。そういえば友人に上場したからなんとか倒産を回避することができたというのが2人います。要はお金集めの手段ですね。でも綱渡りのようだったといいます。しかし投資したVCにとっては上場した時点で成果が上がったわけですから、売り抜く時は爽快なんでしょうか?その反面、一般投資家が泣きを見るというのはここ最近耳にすることです。上場した時点で高値がついて買い、途端に値が落ちてしまったケースです。この会社の値動きも同じようなものでした。しかし当時この会社、私にこう聞いてきました…マーケティングはどの方向に焦点を当てて進むべきなんでしょうかと。そう聞かれて以来、私もその会社に出向く気がなくなってしまいました。というのは、ベンチャーのふんだんな資金で、最高ともいえる大きなオフィスを構えて、その質問でした…今日、その会社の存続にも驚きましたが、上場していたことにはもっと驚きでした。
2007年02月02日
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以前、日本人のスタッフがこういいました…心がけとして、部下に舐められないようにしないと、と。このとき久しぶりに日本の感覚を思い出しました。そういえばそんな言葉があったなって。で、私は思いました…舐める人はどうあったって舐めるんだからと。人の顔色や状況に応じて態度を変えるというのはどうだろう…と。ビジネス上、下手に出ると舐めてかかってくる人がいます。一概にはいえませんが、大体が立場や状況で態度を変える人たちです。私には誰が上で誰が下なんて興味ありません。仕事上は組織の上で役割分担するために役職は必要ですが、それも全体を生かすための構造であって、上下を作るためではないと思っています。肩書きを取れば、誰でも一人の人間です。アメリカのいろんな企業の中にも、実際に会ってみると腰が低かったり、さりげなかったり…という方々がいます。みんな、誰がどう自分を見てるかということよりも、人とは威圧感なしに朗らかに接しています。普段着の自分です。舐める人はその程度の人だから、勝手にどうぞって感じに取れます。こういう人種が私の好きな人たちです。
2007年01月30日
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会社のHP刷新にともなう日本語の文章作成、校正業務が進行しています。しかし最後に残ったのが、会社のミッションステートメントのページ。ここは私の担当です。ミッション、ゴール、バリューなどは、英文ではきちんとありますが、単純に日本語へ訳すだけではいけないようです。そこで、インターネットを通して日本語のHPをいくつか見てみました。が、アメリカ式とは隔たりがあるように思え、結局参考になったかといえば、余計、混乱気味になってきました。そうやって色々HPを参考までに見てる内に、日本の会社案内の表示内容がアメリカの企業のものとは大きく異なることを改めて認識させられました。だいたい写真つきで経営者のご挨拶があります。組織図や平均年齢まででています。(平均年齢も、私は発展して考えれば年齢差別だと思っています。)それに資本金…会社がきちっと運営されているのであれば、資本金の多い小さいなんて関係がないでしょう。ここまで資金調達ができたという信用度の表示とかが、その主な理由でしょうか。さて、10年ほど前の時点での話ですが、私の知ってるアメリカの会社に、資本金が5万ドル(約600万円)というところがあります。しかしここは業界世界一で、日本も含め世界に多くの子会社をもっています。その社長に同じことを言われました。会社が廻ってるんだから別に増資する必要はないからね、と。(もちろん業種はサービス分野ですが)確かに…ともかく、会社のHPの件、英文をベースにするのは当然ですが、組み立てを考えないといけないようです。(それとも、英文だけでバサッとおいてもいいのかもしれませんね…)さて、これからまた取り組まないと…
2007年01月28日
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