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2015.08.09
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     この見だしを見て、何だ、と怒る人もいるでしょう。

     何かの事情があってやむをえず長くなる人もいます。

     例えばジ主さんや、便秘しやすい人です。

     悪化させないようゆっくり用を足して下さい。


     そういう事情がなくて、単にトイレが長い人って

     結構いるじゃないですか。

     僕のカミサンも長いことがあります。

     カミサンが出たらすぐに入ろうと思っているのに、



     そういう状況になると、余計切羽詰まってくる。

     尿意ってそういうもんじゃないですか。

     漏れそうでドアの前で、

     「早く早く早く…」

     と大声をあげても出てこない。

     こりゃもう道に出て立ちションだ、

     と覚悟して玄関へ向かったら、ようやく出てきたカミサンは、

     「どうぞ」

     だって。

     カミサンは棚に置かれていた女性週刊誌を読みふけっていたのでした。

     もう16,7年も前になりますが、



     自分の意志で入学してきた男子生徒がいました。

     仮にF君としておきましょう。

     ここでは彼がなぜ不登校になり、

     その間、家庭内暴力を始め、

     ある時期を経て自らの意志でフリースクールの門を叩いたのか、



     いずれにしても、彼は立ち直り、

     自分からフリースクールに入ってきました。

     その彼がこんなことを言ったんです。

     「トイレが長い癖がついて直らず困っています」

     トイレからなかなか出てこないのは、

     学校に行きたくないというサインです。

     不登校が始まる前後、

     彼はお母さんから布団をはがしとられて渋々起き、

     急き立てられて朝食を食べて、

     「もう学校にいく時間よ」

     と、ダメを押されてからトイレへ入りました。

     「遅刻するわよ。早く出なさい!」

     お母さんは怒声を放ち、ドアをドンドン叩きました。

     「母が喚こうがドアを割れるほど叩こうが平気でした。

      鍵をかけたし、トイレから出なければ安心だ、

      と思っていたからです」


      会社の上司と生理的に合わず、

      朝になると、会社に行きたくない症候群に襲われ、

      出勤の支度をしてからトイレに入るという人がいました。

      まだ20代の男性でした。

      トイレに入ると、1時間2時間はいたそうです。

      当然、遅刻になるから叱られる。

      そんな繰り返しが何度かあってクビを言い渡されました。

      「何しろ、上司の顔を見たくなかったんです。

       トイレに入って鍵をかけるとほっとしました」

      トイレは現実からの逃避の場になったんですね。

      彼の場合は転職していい上司に当たり、

      長トイレではなくなりましたが、これが生活習慣化すると危険です。


      大学の先生で、新築の自宅にトイレを2箇所に設置した人がいました。

      この人はもともと長トイレで、

      トイレで専門書を読み、想を練っていました。

      それで、トイレの1つに書棚を設けました。

      さあ、そのトイレはミニ書斎になってしまいました。

      そのトイレに便意を催して入っても、

      鍵をかけた途端、便意はすっと消えていく。

      これはもう心因性の病気です。

      その人にとってトイレは研究の場である以上に、

      逃避の場になっていたんですね。

      ほどなくうつ病と診断され、

      大学は辞めたそうです。


      やむを得ない事情がなければ、

      トイレは短い人ほど健康だと言っていいでしょう。

      快便快尿の証拠で、スルスル、サー、と、

      ストレスも共に排泄されて快適な日々を送ることができます。
















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最終更新日  2015.08.09 19:03:56
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