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私は唄うキミへの想いあることもないことも月の明るい夜に杯に満たした酒を放置したままそれが招く結果を甘んじて受けよう例え心が朽ち果てようと最初と最後とかけがえの無い嘘と真実と…永遠の嘘と瞬間の真実と僕は信じている
2007年03月26日
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覇者など望むべくも無いし世界なんか欲しくもないけれどそれでも僕は結び目に挑み続けるのだろう剣も鋏みも持たずに指先をぼろぼろにしながら歯を食いしばってもしかしたら時間や空間の束縛の外に存在するかもしれないこの硬い瘤のようになった結び目縄の端には神殿の柱も荷馬車も無いそれでも諦めるわけにはいかない繋がれているのは僕自身なのだから
2007年03月14日
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もう自分がうまれてきたことすらいいかげんに意味の無い益体も無いどこにも行き場の無い嘘ついたところで誤魔化せない出来損ないの半端ものもう取り返しのつかないところまで行ってしまった言い訳も出来ない幸せなんて狂信者の戯言野原の真ん中に穴を掘ってうわごとと嘘と呟きを埋めてしまおうなんてどうでも良いとんでもないことを馬鹿なことを考えてしまう
2007年02月28日
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襤褸アパートの薄い壁夜歩く人の咳が聞こえる外は寒い耳を澄ます夜が聴こえてくる星の囁き月の微笑み猫のあくびきしり 水が氷に姿をかえる僕はどんな音を立てているのだろう厭な音じゃなければいいけれどこほん小さく一つ咳払いをして冷たい布団にもぐり込む
2007年02月27日
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小雨混じりの寒い夜微熱にうなされながら布団のなかで身を縮めているこんなお月様も見えないような夜にはもう何もなす術がなくただ目を瞑って時間をやり過ごすしかない何があろうと布団から出るものじゃないと鉄の意志で心に決めたでも5分後に襲ってきた空腹感には抗う事が出来なかったのだ節々が痛む身体を引き摺り鍋に水を張りキャベツの欠片と冷蔵庫にあったソーセージちょっと乾いたベーコンの消費期限を見ないフリしてまとめて鍋に放り込む鍋が沸くまで毛布に包まりお茶でも飲もう塩茹でしたキャベツとソーセージ粒芥子が壜の中で干からびていたのでおとっときの柚子胡椒の瓶を開けてしまったおかげで気分が盛り上がり給料日までとって置こうと思っていたバーボンも空けるなんだなんだ かんだと 言いながら幸せなんじゃないか
2007年02月23日
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古いコートを箪笥から引っ張り出したのはただ寒かったから袖をとおしてポケットに手を突っ込んで指先に触れるぼろぼろに砕けたココアビスケットセロファンの袋に封じられたままその身を崩して思い出したよきみはドサクサに紛れて僕のポケットに何かを滑り込ませる天才だったね折り紙の鶴に小さな硝子球干からびたシロツメクサ金色のクリップ薄荷飴に指人形去年の冬接吻の時何を思って一年越しのキミの謎かけに心が乱されているせつないよ
2007年01月22日
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ゆっくり ゆっくり酔いが廻るからなんてことを言っていたら馬鹿にされた意地悪に哂うキミの唇はSloeGinのような鮮やかな紅ジンの名は付いているけれどリキュールなのだと少し酔いの廻った声で窘められる本当に何も知らないんだもしかしてSlowGinだと思ったの?お馬鹿さんとキミは笑ってSlowの意味をじっくりと教えてくれた
2007年01月02日
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くにゃり ぐにゃり へたりひょっとして だまされてるしらっとして だましてる歪んだ夜の風景をカメラのレンズ越しにみつめてあまり信憑性の無い証拠写真を撮り続けている唇から漏れる白い吐息凍る指夢を見ているこの夜の何処かに偽りの朝が息を殺して潜んでいる
2007年01月01日
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お世話になりました。多少、回りの環境も変わり以前ほど頻繁に出没できず不義理ばかりの年でしたが…これに懲りず、来年も宜しくお付き合い下さいます様宜しくお願い致します。皆様におかれましてもどうか良いお年をお迎え下さい。さぁて、今年最後の出勤…いってきま~す。
2006年12月31日
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柔らかく白く優しいもので世界が満ち溢れますようにむずがっている子供泣いている少女歯を食いしばっている少年唇を噛んでいる大人どうかゆるやかでいいから世界が癒されますように涙が乾きますように安らかな眠りと穏やかな夢を世界中の誰もが自分の物に出来ますように私は祈るのでもなく頼むのでもなく願いますそして強く信じます世界よ癒えよ
2006年12月04日
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指先嘘唇爪先犬歯血傷跡心臓鼓動爪三日月蒼骨薔薇…ねぇ…いいかげんルールを教えてくれないかなこのゲームの
2006年12月01日
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思いもかけないことで夜に放り出される煩わしい人の群れを避けて清とした真夜中の駅に佇んでいるこんな時間にただひたすら何もしないでいるなんて一体私は何をしているんだろういつもなら自主的に夜を散策するのに今宵は気持ちが萎えているアクシデントに強請された見知らぬ街の異邦人予期しない侵入者歓迎してくれるのは冷たい雨冷えてゆく躰に注がれる命の水ポケットの小銭で賄えるだけの幸せ小さな茶色の小壜ほんとうに一体なにをしているんだ此処で私は
2006年11月28日
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歪ませてしまおう本来の形よりその方が都合が良い 嘘をつき欺くのではなく望むままに正直に世界を変えてしまう 眠いから眠る飢えているから食らう キミが好きだからキミが欲しい 異議申し立てもあるだろうけれど厳かに告げるキミの耳たぶにキスをしながら 「却下」 と一言だけ
2006年11月17日
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嘘ばかりついているから雨に降られた宵闇のなか微かな気配で堕ちてきた雨粒 頭を 肩を濡らす 天恵なのか 罰なのかまだ歩かなければならない道程の半ば 癒す為なのか 打ちのめそうと言うのか柔らかく冷たい雨は降り続く 許しは請わないそれはあなたも望まないと僕は勝手に信じているから
2006年11月14日
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我慢できないほどの痛みではないけれどさっきから眠ろうとすると疼きだす指先の小さな棘 きみに触れた時には喜びしか感じなかった柔らかな幸せしか 眠れないまま唇に指をはこび見等違いの箇所をあまくしがんでみる 気が紛れない寒い夜毛布に包まったまま 少しため息をついて冷たい水を口に含み祈りとともに飲み下す まぁいいや眠れなくても 今夜は星が綺麗だ
2006年11月13日
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え、なに?よく聞こえないそれは心外だなだからそれは違うよKissをするのが好きなんじゃなくてキミが好きなんだ
2006年11月03日
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てぃりん とぅりぃん夜の空一面に散らばっているあのキラキラしたのをふりかけ まぶしておもいっきり 口をあけてガブリと♪どんな味がするんだろう?甘酸っぱいレモンシャーベットさくさくとココナッツ風味のビスケットそれともこってりぽってり香りたかいカマンベールチーズくるくるくる目が廻るくるくるくるお腹がなくよねぇ お願いだよお願いだからあのお月様を 撃ち落してじゃないときみに 齧り付いちゃうぞ
2006年11月02日
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きみの許可なしでは自分の存在はあり得ないのだと思い知った憎まれるより蔑まれるより忘れ去られるのが悲しいでもそれは仕方の無い事それだけの理由が…あるのかどうかそれすらも今の僕にはわからない混濁している私の夜が渦をまいている守れない約束はしたくないけれど信じて欲しい僕の姿が無くなってしまってもきみが存在する限りもしくはキミが僕を忘れてしまうまではI …
2006年10月24日
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視線で人が殺せたり物が壊せたりしたらもう少し この世界は棲み易いかも知れない足を踏まれたぐらいで僕は世界を壊そうと大人気なくあぁ、でも気が付いてしまった世界を破壊して廻るより僕がココから退場すれば効率的かつ能率的キミ達の住まう世界なんてもう 知ったこっちゃ無い
2006年10月13日
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真夜中に遠雷が鳴り雨粒の走る音が 追いかけてくるすっかり車の通りも無くなった街路灯が燈るだけの道に傘も無く佇み耳をすませていたもう9月の夜だ時の流れが僕を忘れたのだろうか僕が時間を無視したのだろうかいつからぼくはこうしているのだろう
2006年09月10日
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真夜中に雨の音で目が醒めてあぁあぁぁあぁぁぁあぁあああ…また泣いてしまうじゃないかキミの唇キミの瞳キミの指キミの夢キミの声永遠に満たされないゆるぎない時間の壁の中隠された迷宮の僕はもうどうしようもなく飢えてそれでも滅びる事が叶わないで秘密を唇の端に銜えたまま愛の背中越しに隙を伺っている空蝉の夜に
2006年09月08日
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左の目に穴が空いて世界は欠落してもしくは私が世界から欠落して夏の終わりに傾いたままの魂は月が無い夜に嘘吐きな月の光の下でゆっくりと佇んでいる嘘がばれてしまうその日まで不安定に揺らいでいる
2006年09月02日
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切り裂いてしまおう喰らい尽くしてしまおう何もかも 数多の魂を満たされる事の無いまま永遠にでもキミがそんな顔をするから僕は世界ではなく自分を喰らい尽くす
2006年08月25日
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仮面が一つ部屋の中に転がっているやけに頼りない薄っぺらなぺらぺらの仮面が埃を被って虚ろに中空を見つめている 誰にも聞こえない呟きがいつの間にか部屋を埋め尽くし僕は身動きがとれなくなる 無限に存在する自我の中からこの一つを選び被るそんな作業すらが出来なくなるほど擦り切れ疲弊しているのだろうか 誰だってしている事なのに 何時しか僕の目は床の上から無貌の自分を見上げていた
2006年05月21日
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どうにも力が出ませぬ…。
2006年05月01日
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ひとりでいることって 大事な事かもしれないひとりでいられるって 貴重な事なのかもしれない何かを決めようとしている時 何かに迷っている時ひとからの助言や励ましはとても嬉しいけれど最後に決めるのは自分だから心に決めたもう少しキミの傍にいてもいいかい?
2006年03月02日
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夕べご飯を炊きながらお湯割の焼酎を呑んだいつものようにやっつけ仕事で生のまま 喉に放り込むようにして呑むのとは違ってなんだかとてもゆるやかに酔いがまわりなんだかとてもやさしい気持ち静かな夜寒くても大丈夫外は冬だけど大丈夫大丈夫
2005年12月05日
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冷たい硝子細工のチェスの駒白い曇り硝子のクイーンが深いエメラルドグリーンのキングを追い詰める僕はポケットに手を突っ込んでそんなゲームの行方をただ 見つめているねぇ 風が冷たいねもう耳たぶの感覚が無くなった猫のように丸くなってどこか暖かいところで眠りたいどこか秘密の隠れ場所どこか誰かのいるところさて 捜しに行くとしようか盤面の王様は入城してまだ暫くゲームは続きそうだけど
2005年12月03日
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椅子に座ったまま 床に落ちたCD-ROMを拾おうと身体をまげると お腹がつかえたぷにゅぷにゅいかんなぁ いかん 遺憾それでもお腹が空いたので乾麺の饂飩を茹でる寒いし 眠いし出汁をとるのも面倒でいかんと言いつつ 手を抜いて缶詰のミートソースを開けてオリーブオイルと 絡めて食べる…このまま 寝ちゃったらぷにゅぷにゅ どころじゃなくなるなぁ…などと思いつつも出かける前に一眠り
2005年11月24日
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賞味期限切れのポーク&ビーンズもらい物のホールトマトの缶詰と一緒に鍋にあけてちょっと干からび気味の玉葱安かったグリーン・アスパラ…意外なところで乾燥わかめはどうだろう…そんなものを追加して固形コンソメを一つくつくつことことあぁ そういえば誰かが歌っていたお家に帰ろうシチューを食べようそうこんな くたびれた 夜は暖かい シチューを 食べよう
2005年11月15日
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こんな時間にキーボードを叩いているしょぼしょぼの目をこすり眠気醒ましにお茶でも入れようかとふと 気がつくいつの間にか 虫の音の消えたことをそういえばここのところ 熱いお茶を啜っているあぁ 時が 移ろいゆく金木犀の香りも数日前の記憶僕は何処へゆく
2005年10月24日
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悪戯な月が 星を隠して僕は世界を見失う夜を渉る風の囁き蟲の謡う夜想曲それは素敵で 気持ちの良いものだけど捜している手がかりには遠くて自分自身も遠くまで来てしまったのに気付くでも 迷っているわけじゃないよ眺めを楽しみ長めの散歩そんなものだと思って大丈夫 僕の羅針盤は約束の地を指しているまた手紙を書いたらボトルに入れて 波に託すよあなたに届くのを願って
2005年09月22日
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雲が低く垂れ込めて電車の走る音がいやに近く聞こえてくるゆるやかに ゆるやかに眠りの波が押し寄せて少し汗ばみながらも夢に堕ちる餌をねだる猫の声ももう僕を起こせない夏は このままいってしまえばいいさここでじっとしているからどうか僕をやり過ごしていってくれ夢の殻にこもり深いところで内側から戸を閉めて鍵をかける
2005年09月07日
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眼と耳が疲労しつくしてこの夜は 鼻と舌先だけが頼り今宵は 甘く 熱く 焦げた苦味の カラメル・ソース独りで 熱いコンロのうえ 鍋の中身をかき回している頬を伝う 汗の雫プディングもバニラアイスも 何の用意も無くただ焦がしているそう最後にはきっと 甘いミルクが 必要になるそれまで齧りかけのチーズのことも忘れてゆっくりと ただひたすら 掻き回す溶けかけの キャンディ・スティック
2005年08月03日
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気が向いたら一杯おごるよギネスとクラマトーのレッド・アイ罪の深さを嘆く無かれ嘘に癒される 夜もある何か 楽しい事を考えようほら 霞む月の裏側で誰も知らない猫が名も無い歌を うたっている
2005年07月18日
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電池の切れた時計のおかげで濡れた髪のまま 駅まで走る汗は頬をつたいぬるい風は はりつくばかり肌寒いほどの冷房の車内考えているのは昼のメニューカツカレーと冷やしたぬきのローテーションにも飽きてきたかな 好い加減麦とろ御膳にでもしてみましょうか熱く 煮え滾るように 毎日を生きているあなたにはぬるく ぬるま湯につかっているように見えるでしょうねでも僕には せいぜいチョコレートが溶けるくらいの温度が 精一杯ただでさえ 暑苦しいのだしとりあえず麦茶を一杯 いかがです?
2005年07月17日
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意識が 薄れそうなほど日差しが濃くてペットボトルの水もぬるま湯になっているぐったり ぐら ぐらあぁ でもラーメンを茹でるんだ他に食べるものも無いからせめて 梅干をいれて暑気あたりには 気をつけて鰻の骨煎餅があったけれど食い合わせは 大丈夫かしらぽりぽり
2005年06月28日
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雨音が叩くのは記憶の扉目が醒めきらない朝のひそやかな訪問者私が紛失した鍵を事も無げに見つけだす忘れ去られた迷宮埃の積もった回廊雨の降り始め少し湿った土の匂い私が僕だった時あなたをどう呼んでいただろう手がかりは見つけたけれど捜査を続ける根気を今の私は持ち合わせない久しぶりにうたた寝を続ける雨の朝今日はまだ猫も遊びにやってこない
2005年06月22日
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薄汚れて 手垢にまみれた言葉しか 持ち合わせが無く頼みにしていた 独りよがりの自尊心も すり潰されて指の隙間から 時間が砂のように こぼれ落ちるのにまかせる怠惰に 無常に 感覚を閉ざし己がいかに無力かを 噛み締めるだけど嘆き悲しむために 残り時間を費やすのは 止めておこう少し眠ったら斃れていった妖精達を 蘇らせるべく新たな精霊達を 生み出すべくそう もう一度 立ち上がろうまた 彼方の地平を目指そうIf you can dream itYou can do it夢見ることができるのなら成し遂げる事も叶うはず破産した事のある漫画家が残した言葉キミは哂うかも知れないけれど僕はメモしてもう一度 立ち上がる
2005年06月12日
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ねむい ねむい眠い 眠い お化けが出てきそうだ今日も朝は早くて空が白み始めると 同時に活動を始めて薄紫の大気がシャツをはらませ眠気をくすぐる気まぐれな月を右の肩越しに少し痛む背中を気にしながら覗いてみるさて では 行ってきましょうかね
2005年05月28日
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子供の頃みたいに缶を蹴りながら歩いたすれ違う車のライトが夜歩きできなかった頃とは少しだけ景色を変えている夕暮れを もう ずっと背中の向こう遠く 置き去りにして今 夜を歩いている羅針盤の無い船のようにあてど無くいったい どうしてあんなことをしてしまったのだろう僕の中で 何かが狂っていたのか白いおろし立てのシャツを着てカレー饂飩を注文するなんて今日という日のささやかな僕の Regret
2005年05月28日
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良いお天気久しぶりに早起きをしてお茶をのんださてさて顔を洗って 出かけましょう
2005年05月22日
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ゆっくりと 散歩しよう他人を欺くための言葉と自分を騙す為の証拠を捏造しながら指先は架空のキーを叩くあからさまに君の事 だましていると うそをつこう僕にはもう 何も わからないからせめて 君の笑顔にすがろう目をつぶったまま最後はキミに賭けよう
2005年05月16日
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きっとあの人には白いブーケが似合う艶やかな花の季節舞い散る花びらのなかに微笑み 佇む姿はせつなくなるほど 綺麗なのだろうどうかどうか お幸せに世界の片隅からささやかな祝福を
2005年05月03日
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何故に 毎年 この時期はあぁ もう 愚痴るのもよそう縁側で ネコがカリカリ 餌食べているからってこっちがかりかり することも無いうっとおしい ネクタイを締めてさて 出かけるといたしましょうはぁやれやれ
2005年05月02日
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なんてね 適当に言葉をつくってみたりふらり ユラリと泣きたくなるような 春の宵にゆらり フラリと歩きましょ眠らずに みる夢も あるのだと寝言を呟きながら陽炎より 頼りなげに歩きましょ軽く 軽く浮いてゆけ あの月まで春の宵
2005年04月15日
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電池が切れたままほったらかしになっている雨の日に聞きたくなった ラヂオ引き出しの隅に 眠っていた 単三電池を引っ張り出すノイズ混じり途切れ途切れ波の様にうねる音ガリガリと猫が爪を立てているような 選局ダイアルチューニングインジケーターは切れたままだけど私の胸には淡い光が ひとつ 燈った
2005年03月28日
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うつ うつ として身体がだるくて 手足が重くて気分がはれなくてかわりに 扁桃腺がはれてぐで~ん朝 軒先でかりかりご飯食べに来る野良さんが「くしゅんっ!」凄い 憂鬱の虫が吹き飛んだくしゃみ猫に 感謝♪
2005年03月13日
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あまく せつない薫りに 身をゆだねよう月は綺麗だし 夜気は清浄星の囁きも ここちよいこんな夜なら きっと 魔法が使えるはず指先に 小さく燈る炎に秘密の指令を与えてみようか満ちた酒盃 水鏡ならぬ酒鏡に過去や未来を 映してみようか一本の香が燃え尽きるまでのひとときの 夢に酔うひとしずくの 精油の匂いひとよだけの 惑星のゆらぎ
2005年03月01日
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日差しが ぬくいどうやら溶けずに 残ったようだお腹がすいた冷たいご飯に お味噌汁のお豆腐だけのっけてぼーっとしながら 箸をすすめるお茶を啜ったらふにゃふにゃと また寝てしまおう春は‥まだかなぁ
2005年02月28日
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