私は、ある問題で自分を卑下する事があるのですがよく注意してくれる?指摘してくれる?方がいるのですが何回も言われてるのに治せない自分はダメ人間だなと思う事があり、少し考えてみた。
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「人と接する時、いつも自分を作ってしまう」
「ありのままの自分を出したら嫌われる気がする・・・・・」
「ついつい周囲に合わせてしまってストレスを貯めている」
周囲に対して自分を出せないままに、苦しい思いを抱えていないか? 本来の感情や自分の意志を押さえ込んでしまうことを、心理学では「抑圧(よくあつ)」と呼びます。 抑圧している心は、一体どうしたら解放することができるのでしょうか?
1. 自分の「感情の動き」に着目する。
「自分を出せない」という人に多いのが、様々な「感情」に対する感じ方が鈍いという傾向です。これは過去の心理的外傷等によって、自分の感情を抑圧することに慣れてしまった影響と言えます。
子供の頃に哀しくて泣いたら、更に激しい罵倒や物理的な暴力を受けた。 おかしいから笑ったら、大人から激しく怒られた。 悲しいことや辛いことが多いから、「悲しさ」や「辛さ」は自分とは関係の無いことだと切り離した・・・・・
このような経験が続いていくと、人はネガティブな感情だけでなく、楽しさや喜びといったポジティブな感情に対しても感じ方が鈍くなっていきます。 自分の行動や発言と感情がリンクせず、自分がどんな心の動きをしているのかがわからなくなってしまうのです。
まずはポジティブな感情である「快適」「楽しさ」「喜び」といったものに着目をしてみましょう。 例えば温かいお風呂に入った時、あなたの気持ちはどんな状態でしょうか。 お風呂から上がって冷たい水を飲んだ時、どんな気持ちを持ちますか? 「現在の自分の感情」がどんな状態にあるかを知ることが、心を解放するための大切な一歩となります。
2. ネガティブな心と向き合おう
感情を長いこと抑圧させてきた人は、特に「怒り」や「嫉妬」「哀しみ」といったネガティブな感情を処理することが苦手です。 ストレスを溜め込んでしまいある時一度に爆発させたり、心を許した相手に対してだけネガティブ感情をぶつける「依存」の状態になってしまうこともあります。
「怒り」や「哀しみ」といった感情が自分に湧いていると思った時には、「感情を吐き出す手段」を作ってみる。
例えば怒りの気持ちを文章に書き出してみるのも、怒りを放出する手段のひとつです。 誰にも見せない文章であれば、誰かを傷つけたり、あなたが傷つけられる心配もありません。 自分の心のままにイライラした気持ちを言葉にしてみてください。
また言葉にならない怒りの感情を、「体を動かす」という方式で発散するのも手。 大声を出す、思い切り走る、ボールを打つ等、エネルギーに変換する形で怒りを表してみましょう。
大切なのは怒りや哀しみが現れた時に、それを「抑えこもう」としたり、「誰かにぶつける形で癒そう」としないことです。 そして怒りや哀しみが冷めた時、自分の「怒り」のポイントがどこにあるのかを探してみてください。 子供の頃からずっと溜め込んできた不満や欲求が、そこに隠されているかもしれません。
3. 「今の自分」を認めてみよう
「ありのまま」の自分を外に出すのを抑えてしまうのは、「ありのままを出したら、嫌われてしまう(見捨てられてしまう)」という恐怖の心があるため。 なぜ「自分を出したら嫌われる」ということが決定事項になってしまっているのでしょうか?
それは長年の「自己否定」の習慣によって、あなた自身があなたのことを「好かれるはずのない人間」「価値の無い人間」と思い込んでしまっているからなんです。
自分のことについて、ネガティブな評価を下したり、周囲に向かって卑下をするのがクセになっていませんか? まずは「自分のことを悪く言う」という習慣をストップしてみましょう。 「自分には外見の魅力がない」「才能が無い」「不器用だから」「トロいから」・・・・・ こんな言葉で自分を悪く規定すればするほど、本来持つ魅力や能力は萎縮してしまいます。
そして毎日の行動の中で、少しでも「良い点」「頑張った点」があったら、どんどん自分を褒めてあげてみよう。 「面倒だったけど、手を抜かずに仕事した」 「帰宅する時、一駅分を歩いてみた」 ほんのちょっとの良い点でも「そんなことは当たり前」と思わずに自分を賞賛していくことが、「今の自分」を認めて赦すことに繋がります。
「今の自分で良いんだ」と考えられるようになることが、自分を作らずに周囲と接するためには必要なのです。
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