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一月はいく、二月は逃げる、三月は去るなんて書き出しで去年の始まりを書いたような気がする。さてもう二月、時々25度で半袖なんて日もあるけど、まだ小寒い日もある。確実に春は近いけど、今年の春はことのほか暗い。去年の暮れから、政府を巻き込んだ○L社、再生計画に翻弄された波乱の幕開けだった。毎日メディアを通じた報道で、これからの行く先を心配する毎日で、ブログを更新する気力も無かった。負債総額は、8千億を越えるとのこと。あまりにも影響が大きいということで、事前調整型の会社更生法適用、要は倒産だ。ちゃんとした技術は持っているわけだけれど、回復の道筋が描きにくい状況で、不安が以前残る。ただやり遂げなければならないの一心だ。新しく選任された稲盛氏、回復手腕に期待がかかるが、リストラは最小限という方針らしいが、血がどんどん噴出している状況の時に、そんなこと言っていて大丈夫?なのと思わざると得ない。だったら、影響はあるかもしれないが、スイス航空のように、一日ふつかは飛行機は止まるかもしれないが、きっちり一旦潰して、「あなたがこの会社で飛びたかったら、給料は今までの3分の2だよ。それでもよければ雇ってあげるけど。」って、仕切りなおしたほうが良かったんじゃない?って思うこともあるけど、当事者じゃないからこんな事言えるのかも。それと、政府の対応。将来に渡って国際線を運営する会社が2社必要かどうかとか、税金を投入しておいて、ダンピング施策はとんでもないとか、最初から足かせ手かせが多すぎる。今まで親方日の丸体質で、儲からなくても潰れないと思っていたのが原因だと言う。それを切り替えろ!と言いながら、営業戦略も無いままに、黒字になれって、どんな魔法の方法があるのか、前原大臣に聞いてみたい。空港特別会計で溜め込んだお金で次々空港作って、赤字でも飛ばさせた責任、前の自民党のせいかもしれないけど、国はどうしようとしてるの?暗い話ばかりじゃやっていられない。飛行機から見られる美しい景色に下のようなものがあります。虹に似てるけど虹じゃないんだよ!色が7色ないでしょ!雲に近づいたわずかの瞬間にしか見えないです。これでも見て少しは憂さを晴らしますか!この現象の名前、知っている人、山が好きな人ですね。
2010.02.04
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皆さんは、ジェット旅客機と聞いて、どんな機体を思い浮かべるでしょうか?僕らがまだ小さかった頃なら、空の貴婦人と呼ばれた、DC-8などがあります。特に胴体の長い-61は、貴婦人とは名ばかりで、着陸の際、腕に青筋を立て、おもわず、「どっこいしょ」と声がでるくらい、その操縦桿は重かったそうです。そして、やっぱり、みんなが思うジェット旅客機の代表、それはB-747じゃないでしょうか?!米軍の輸送機として設計され、そしてコンペで、競争相手のギャラクシーC5Aに敗れ、民間に転用したのが大当たり。大量輸送時代の申し子と言われ、時代を風靡しました。そのジャンボが、いまJ社の重荷になっているという。ガソリンは食うは、段々古くなってきて維持費がかさむ、そのキャパシティーに合った路線が段々なくなってきてるという。ヨーロッパどころか地球の反対側へも、いまや双発のB-777で行ける時代になった。売却しようにも、そんな燃費の悪い飛行機は売れないという。移り変わりの激しい世の中で、いつまでも優位を保つのは難しいと思うけど、自分もいつかは一線を退いていくのかと思うと、なんとなく一抹の寂しさを感じる年末です。とりあえず、なんとか体力を保ちつつ、来年も無事に飛べるようにと祈る気持ちです。
2009.12.17
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