さんぽ すすんで にほ さがる

小学生時代



 2年生の時“K・Aちゃん”と下校中、遠足で一緒だった3年生の男子“なぞなぞ君”になぞなぞに答えられないと雪玉を投げつけられたりしていじめられた。お母さんに相談しても本気で聞いてくれなかった。
でも後日、実は”なぞなぞ君”は私のことが好きだったのだと知った。

 ★好きなこと★ 学校で私はブランコが好きだった。休み時間になると急いでブランコをしにいった。でも一学年上の気の強い女子が怖くてなかなか「代わって。」とは言えなかった。休み時間ぎりぎりにやっと替わってくれた。
 春に桜の花びらを集めた。一生懸命拾って箱に詰めたけど、虫がわいてしまい捨てた。うんていのそばで、磁石を使ってサテツを集めた。みんなも協力してくれたけど、今考えるとなんのために集めていたのだろう。幼いころの好奇心は素晴らしい。

 ★両想い★ 2年生の時に、同じクラスの男子S君と両想いになったが、私のことが好きだと知っていながら毎日のように、S君に「S君の好きな人だあれ?」と聞きすぎて嫌われ、淡い恋は終わった。低学年の時は近所の公園で妹と遊んだ。特に、草で虫たちの家を作るのが好きだった。また、虫が怪我をしていると、抗生物質の塗り薬を塗ってあげたりした。

 ★友達と遊べない★ 3年生か4年生の時に、母は私が周りの子達から悪い影響を受けることを怖れ、友達と遊ぶことを禁止した。遊ぶことがダメなら・・と、仲良しだったM・Aちゃんと彼女の新築の家でB物語から研究した。食器洗浄器がある家で、ミルクとチョコクッキーを出してくれた。何回か続いたが断られた。次にF・Yちゃんの家で、あるブロシュアーから研究した。
 私にこんな勇気があったとは驚きだ。多分母に、友達と放課後会うのは聖書を勉強するときだけだと言われたからだろう。 
 私は友達と遊びたかった。子供心ながら学校でいい友達関係を作りたかったから。友達と遊べなかったから学校でもみんなと共通の話題がなかった気がするし、誘いを断って意地悪だと思われた。かなり辛かった。 
 でも母から言われたことだから従った。親に従順が規則だから。でも、馬鹿だった。いくらでも友達と遊ぶことは出来たけれど、ムチが怖いのと、母に背く度胸がないのとで実行はしなかった。



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