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【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】
★一年の商売繁盛と家運隆盛を願う「初えびす」が一月八日から十二日まで東山区の恵美須神社で始まった。
九日の「宵ゑびす」は笛や太鼓の囃子が流れる境内では、千両箱や米俵などで飾った縁起物の吉兆ざさや福をかき集めるという熊手などを買い求める人でにぎわった。
福の神「えべっさん」の誕生日の一月十日に、福をあやかろうとする庶民の願いで、ゑびす祭が始まった江戸時代、西陣や室町の呉服関連のだんな衆がひいきの芸者を連れて社参したのが起源と言われている。
九日の宵ゑびす・十日のゑびす大祭と残りゑびすの十二日まで境内で福ざさ授与がある

★東山区・京都国立博物館で天皇陛下即位二十年を記念し、京都御所で歴代天皇がはぐくんだ宮廷文化の全貌をひもとく特別展「京都御所ゆかりの至宝-甦る宮廷文化の美」が一月十日から開幕し、二月二十二日まで開館(月曜休館)。
平安遷都から明治維新にかけて天皇の住まいとなった京都は、美術や文学、信仰などさまざまな面で日本文化の中心となってきた。
今回の特別展では、京都御所や宮内庁に伝わる品をはじめ、天皇の下賜品や御所建物に付属する障壁画の名品などを一堂に集めて展覧。御物八件、国宝七件、重要文化財二十二件を含む約百三十件で宮廷文化の奥行きと広がりを紹介する。
★上京区・茶道表千家の初釜が一月十日から家元茶室「不審庵」で始まった。
千宗左家元が濃い茶を練り、京都各界の招待者が一椀を飲み回して子雨まじりの冷え込みの中、新春の風情を楽しんだ。
初釜は家元・不審庵内の茶室残月亭と九畳敷で行われ、干支の丑にちなんだ当代永楽善五郎さんの交趾(こうち)の水指や四代江岑作の茶杓「遅牛」などの道具を取り合わせて濃茶を煉り、床には、千家再興の基になった「小庵召出状」と、三代元伯宗旦筆の「春入千林処々鶯」の軸が掛けられ、結柳と曙椿が初春のめでたさを告げていた。
京都での初釜は十四日までで、約千百人が参加する予定。

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