「桜が綺麗に咲いてますし、お花見行きませんか?」
「花見…か。そういえば最近行ってないな。」
「え?悠斗さん、お花見は日本人の…とか言って、好きそうなのに。」
「私にどういうイメージを持っているのだ…。それに人が多いと…どうもな。」
「悠斗は子供が嫌いなのよ。」
「人ごみの香水の香りもだめだと聞きましたわ。」
「酒に酔わなくても酔っ払いとけんかするよな…。」
「誰が喧嘩がしたくてうずうずしている大馬鹿やろうだ。」
「そ、そんなこといってな…―――「問答無用!」
「ひぃぃっ!!」
解説しよう!悠斗の耳は超強力地獄耳で、どんな悪口だって聞き逃さないのだ!!(特に姫之輔の言った事。
そんなこんなで、当たり前に刀でぼこぼこにされる姫之輔。
現在進行形でぼこぼこにされている。
「それじゃあ、場所取りしてきてくれる?幸一。」
「あー、はい。わかりました。」
「怪しいマルヤ系の奴が来たら、『沖南道場の一番弟子です。文句があるなら師匠にどうぞ』と言っておけ。」
「は、はァ…。」
「で、でもこんな子供で大丈夫なのかい?やっぱり別の誰かが…」
「「「うるさい」」」
「わ、わたし子供じゃないですよ!!こう見えても15歳です!!」
「でも――…」
「よかったな、幸一。姫之輔が代わりに行ってくれるらしいぞ。」
「え?ぇえっ!?」
すいません。前編が続きます(ぇ
カドルコア世代 2006年05月28日
お花見だよ!(沖南家)全員集合!! … 2006年04月10日
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