October 14, 2005
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 藤壺の死後しばらくして、冷泉(13歳にして天皇)は、お喋りな僧侶
 から自分が「帝(光源氏の父)の子供」ではなく「光源氏と藤壺が一夜
 の過ちを犯してできた不義の子」だという出生の秘密を知らされます。
 驚きを隠せない冷泉は、光源氏に帝の位を譲りたいと言い出すのでした。


【登場人物】☆=女性 ★=男性

 ★光源氏 = ひかるげんじ
 ☆藤壺 = ふじつぼ
 ★冷泉帝 = れいぜいてい(本人は今まで、光源氏を兄だと思っていた)





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最終更新日  October 14, 2005 08:24:01 PM
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Re:薄雲・うすぐも・第5歌(10/14)  
evikun  さん
うーん、公然の秘密だったってことなのですね
知らぬは当人ばかりなり。

そしてなぜ、帝の地位をゆずることになったのか、皇位継承権はその時代、それほど、自由だったのですね。いまとは違いそうですね。

さいきん、皇后さまの歌をとりまとめたものが、宮内庁検閲(ちがうか、監修?)のもと、編という形で、出たと聞きましたが、読売新聞のコラムで読んだかぎり、せつなそうなのです。平安の時代や、義経を自由自在にあやつった上皇の時代とは、違うのかな、なにが、とか、思うのでありました。 (October 15, 2005 01:02:00 AM)

Re[1]:薄雲・うすぐも・第5歌(10/14)  
evikunさん
へえ~、皇后さまの歌集が出るのですか!検閲と慣習と編集ってある意味、同じですものね。さてさて、藤壺と光源氏との関係はやはり、皆、知らないんです。知っていたのは当事者の2人と光源氏を手引きした王命婦(おうみょうぶ)という藤壺の侍女、そして今回登場した僧侶だけなんです。この僧侶は天皇家の人達の身体健全や悪霊退散を祈るためにいつも傍に控えていました。夜、天皇家の人達が寝ている間も、屏風越しに控えていたり…で、藤壺のプライベートな事は全て知っていたんです。この僧侶が冷泉に真実を打ち明けた理由は、仏教では「知らずに犯しつづける罪」は「知っていて犯す罪」よりも重いんです。罪だと知っていて犯している人はいつかは反省してやめる事ができるけど、知らずに繰り返し続ける罪は際限がないからなんです。そこでこの僧侶は真実(子の冷泉が親の光源氏より上の立場にいるのは親への不敬)を話して聞かせたんです。 (October 15, 2005 09:12:13 AM)

Re[2]:薄雲・うすぐも・第5歌(10/14)  
evikun  さん
編集者ドンファン大佐さん

編集されるのは嫌いなので、やっぱり編集する側になりたいと再確認するevikunです。ごぶさたです。

僧侶の行動に、紫式部が伝えようとしていた(?)仏教の世界がこめられていたなんて、おどろきです。やはりこれからも読み解いてくださいね、続編待ってます。

それにしてもタイも仏教の国、お線香があるので、ひさしぶりに私もお線香、上げています。仏壇ないんで、そらに向けて。。
(November 7, 2005 04:43:18 AM)

Re[3]:薄雲・うすぐも・第5歌(10/14)  
evikunさん
お線香というのは、お線香の煙(仏さまはお線香の香りが大好きといわれるそうで…)を奉納しているという考えもあるようですが、近所のお坊さんから聞いた話で「お線香の香りで自分の汚れを清めて、綺麗になった自分の心を仏さまに奉納する」という考え方もあるそうです。タイのお線香ってやっぱり中国のみたいに長いやつですか~??? (November 7, 2005 08:29:24 PM)

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