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帰宅したとき、玄関をしめたときに「お帰り」と迎えてくれる我が家のキントト。昨日は、様子がおかしかった。いつもなら「早よ~メシくれー」水槽の上の方に上がってきてくるのに水面をジャンプした瞬間、底に沈んでゴハン(えさ)を上げても食べない!良く見ると体のところどころが白くなっている。なんとなく元気ない。なんとなくヤ・バ・イ。
朝の畑仕事から帰って、水槽を除いてみるとアップアップして苦しそう。インターネットで「金魚の病気」で検索してみると「白点病」の症状。金魚に寄生虫がついて体から栄養を吸い取るそうだ。

早速インターネットにあった「グリーンF」を近所のホームセンターで購入して、即行で薬浴。水槽の水も総入れ替え。夕方になっても元気にならない。
このブログを作成しているとき我が奥さんが玄関から「よこになった。」と叫び声。見てみると苦しそうにお腹を横に向けて一生懸命エラを動かしている。少しでも生きようとがんばっている。人間は、そばで見ているしかない。もっと早く異常に気づいてあげればと後悔しきり。ほとんど動かなくなりクチとエラだけを必死で動かそうとしている。すこしでも酸素を送ってやろうと手を添えて水槽の上にあげてやっても前のようなかわいい抵抗をしてくれない。
10分くらいたったころ、完全に水槽の底に横たわってしまう。もう少しすればオーナーの娘が塾から帰ってくる時間。そこまで「がんばれ」と思いながら、車でお迎えに行く。
玄関に入ったときには、すでに・・・・・。
思えば、娘が小学校5年生の時に数匹もらってきてこの子以外は一週間でいなくなった。
今娘は、中学校3年生。水槽が汚れていても文句も言わず、エサをもらえなくても文句も言わず、健気なヤツだった。私の帰りを迎えてくれる唯一の家族(?)
今、住居人(住居魚?)のいない水槽にエアーポンプからくみ出す水の音が寂しく響いています。
本当に小さい命でも一生懸命あきらめもせず最後までエラとクチを動かしていた。
寂しい気持ちが一杯の一日でしたが、この小さい命を通して我が家族は大きなことを教わったようです。
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