見解(4) 一部UP!



途中は後回しでいいから、先に0nizeの見解をUPしてくれという声がありました。
見解を、企業に出す報告書的に結論から書いてくれとの声もありました。


しかし、私の結論としては既におふらいん氏の掲示板で発言したとおり、
転落氏は 転落≠ナノルという確証を出せないし、
おふらいん氏は 転落=ナノルという確証を出せないから
結局のところどっちが正しいと断言できないというものです。


また、見解(4)は(1)~(3)の上に成り立つものであり、
それを省略し、先に(4)をUPすると一部訳が解からなくなる可能性があります。


見解は結論ではなく、「ものの見方、意味のとり方」です。
見解について結論は無いと思っています。
ですから、見解(1)~(4)を読んで、皆さんがそれぞれ判断することを私は望んでいました。


なぜなら、両者共に確証が出せない現在となっては
(1)~(4)を読んだ上で、みなさんがそれぞれの見解を述べるしかないと思ったからです。
これらの事を理解して頂いたうえで、見解(4)をUPしたく思います。







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見解(4)






私自信何度も述べているように 「確証」 となるものが既にこの世に存在しない今となっては

それをYesともNoとも決定付けるような発言は出来ません。しかしながら、あえて私の愚論を述べさせてもらいます。







私はホスト情報やIPアドレス、UserAgentなどの信者ではありません。

そのような情報はどうにでも表示することが可能であり、

追跡にあったってはリアルタイムである事が大前提になるからです。

また、確証を得るためには(ナノル騒動に関しては) 2003年6月の時点での

ナノル氏の属するネットワーク管理者、転落氏の属するネットワーク管理者、

楽天広場のシステム管理者、少なくともこの三者の証言が必要となり

各々の運用管理規定に基づいたアクセスログに対する立証も必要になります。

それらは司法の介入、または事件性が高いと思われる正当な理由がなければ

取得すらも難しいものになります。


また、アクセスログの保管は永久的なものではなく、現時点では通常1ヶ月~2ヶ月、

長くて3ヶ月位しか保管されません。(少し前までは2~3週間が普通でした)

よって、

「転落氏とナノル氏が同一人物である」とする確たる証拠は、現在では如何ともし難く

その立証は困難であると思います。しかし、転落氏とナノル氏にはその言動

及び思考に共通点があり、その共通点だけをピックアップした場合、同一人物である

という想像や推測が成り立つと思います。


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ナノル氏とも転落氏とも、両者とメールのやり取りを行なってみて私自身が最も注目した点は

おふらいん氏に絡んだ理由、及びおふらいん氏に対して持つイメージが

両人ともその言葉の表現方法まで一致している点です。

おふらいん氏に対して持つイメージや意見が一致しても、普通はその言葉の使い回しまで

一致することは なかなか有得ない事だと思います。

その事に付加して、 ナノル氏が転落氏でないのであれば

互いに知りえない双方のメールの内容までそっくりに書けるものではないと思います。

全くの別人としても、ここまで発言を似せるナノル氏が無意識に転落氏を想像できる

文章を書き上げてるとは通常人の視点で見ても思われ難く、

ナノル氏は意図的に何らかの目的を持って文章を書き上げたとしか思えなくなります。

転落氏≠ナノル氏であるなら、あたかも転落氏を連想させる発言内容に関して

その理由の善悪に関わらず、転落氏はナノル氏に対してアクションを起こす必要性が

あるのではないでしょうか。


見解(1)をUPした時点で転落氏は私に対し、「そのような状況証拠があるなら

おふらいん氏が勘違いするのもある程度うなずける」と言っています。

転落氏がナノル氏でないのであれば、おふらいん氏はナノル氏に一杯食わされた形になり

また、転落氏もナノル氏の巧妙な罠の被害者であるといってもいいと思います。

であるなら、転落氏はナノル氏に対して何らかのアクションを起こす方が辻褄が合うのですが

その兆しは一向に見られませんでした。


このことから、ナノル氏が転落氏でない場合推測できることは

1・転落氏はナノル氏を庇っている。

2・転落氏はナノル氏に心当たりがある。

3・誤解を解いた後に、ナノル氏を追及しようと思っている。

4・もう追求だとか飽きた。おふらいん氏の誤解を解くのを最後にしたく思っている。

主にこれらの項目だと思います。


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まず転落氏は予てより、次のような事の見解を私に求めていますので

それについて答えておいてから、見解の続きを書きます。


「おふらいんが証拠だと言っている貴方からの情報の信憑性および、
その情報が本当だった場合に、おふらいんが言っている、DNA鑑定や
指紋鑑定ほどではないが個人を特定できるに足る証拠になりうるのかどうか。」



回線の種類によっては、その発信元が会社・学校・病院・公的機関・ネット喫茶

などの場合、時によっては個人にまでたどり着く可能性もあります。


しかし一般的にいえば、この部分だけをとれば、 ネットワーク管理者または

システム管理者の証言があれば
個人を特定できるに足る証拠になりえます。

逆になんら証言がなければ、それに足る証拠にまでは至らないと思います。

それは先に述べたように、司法の介入または事件性が高いと思われる正当な理由がなければ

証言の取得すらも難しいものになります。

ましてナノル騒動のように何ら事件性のない議論に関しては、

そもそもがネットワーク管理責任者の証言を取得するということは不可能です。


だからこそ今回のことに関しておふらいん氏が、状況証拠から ある程度の憶測や

推測に基づいて仮説的根拠をうちだすのは、Internet内での一般的許容範囲であると私は思います。



また、おふらいん氏のページに掲載されたナノル氏と転落氏のIPアドレスを比較して、

その比較から同一人物と言い切れるかという転落氏の質問については、

過去におふらいん氏の掲示板上に書いたとおり、

IPアドレスが合致しても同一人物とは言い切れません。

これはIPアドレスの割り当て方式にもよるのですが、IPアドレスが固定IPアドレスという前提で

尚且つ個人契約の場合、双方のIPアドレスが一致すれば同一性は極めて高いと思いますが、

これらの前提が無い場合は、例えIPアドレスが同じでも同一人物の可能性が高いとは言い切れなくなります。


しかしこれについても、複数存在する点を繋げて行き、線として捉えた場合

同一のネットワーク管理下の回線を使用し(複数共に)、おふらいん氏の掲示板にアクセスして、

見解(1) に出てくるような条件を満たす者となると、その数は一気に絞りこまれます。

転落氏は、あくまで「点」の一点に関して強く反論を主張しますが、「線」としてものを捉えた場合

その流れ全体を見る必要性があり、点の反論だけでは誰もが納得しないと思います。


また、ナノル氏は私とのやり取りにおいて、ciscoの Open Proxy サーバを経由して通信を行なっています。

Open Proxyサーバの管理者は極めて甘く、 アクセスログを取得することは極めて容易です。

今更、「もし」は禁物ですが、もし当時私が該当Proxyのアクセスログを取得していたなら、

絞込みは1人単位まで可能だったと思います。


私がナノル氏とやりとりをしてたのが2003年6月。

おふらいん氏からナノルに関しての質問がきたのが2003年の11月か12月です。

時既に遅し。その時点で、もはや手遅れでした。

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逆に、転落氏の反論ですが 見解(2) に書いたとおり、

一部弁護のしようがない事項を除いては納得できるものがあります。


(先に見解4をUPしてるため、見解2と3は不完全なままです)


それに対して、 見解(1) 見解(3) の一部にあるような

転落氏の言い分に反対的な意見について、転落氏は「自分が自分であるという当たり前の理によって、

私は転落はナノルではないと自覚しているから。」と説明し、 見解(2) の主張をします。

これら転落氏の主張に対し、 信用が出来ない とする声もありますが、

まことしやかに流れる転落氏の噂について、転落氏は私に個人情報まで

明かした上で納得がいくように明確に説明してくれました。


転落氏は、思い込みの激しい人々にはそれらの事すら説明したくないと断言していますし、

本人がそういう意思を示した以上、それらは私の口から話す事でないと思っています。


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また、転落氏の発言に含まれる言葉は「懲らしめる為のツール」として使用される場合が多々あり

それは本人も認めてるところです。

それについて賛否両論はあるでしょうが、ネットでは良くあることだと思います。

言葉を「懲らしめる為のツール」とすると、それを真面目に受け取るユーザと価値観が異なり、

その点において転落さんとユーザの間にギャップが生まれます。


皆が皆、Internetに古くからある 暗黙の了解

ルール ネチケットガイドライン を理解し、それらを実践してたなら

転落氏も認める「言葉は懲らしめる為のツール」というものも見極めれる、

あるいはそれに流されなくて済んだかもしれません。


しかし、残念ながら楽天広場の多くのユーザは、『初期インターネットで「育ち」、技術的に注意されて、

その情報転送やプロトコルの性質を理解した人々』ではありません。

多くが『インターネット利用者の共同社会には初めてその環境を体験する人々』であり

『Newbies』なのです。


転落氏がかつてそのページに大切に掲げていた『崇高なハッカー精神に則った運営』は

いい意味で知識の実践者、その伝道者たらんという心構えだと私は解釈しています。

その意味で、私は転落氏の考えに賛同する部分もあります。

しかし、もし『Newbies』相手であるなら、転落氏はその伝道方法を少し逸脱して実践してしまったのではないでしょうか。


転落氏が尊敬する真の伝道者のひとりは、かつて次のように言ってました。


「Internetとは、本質的に価値相対化と個人主義を際限なく促しつづける土壌なのである。
その価値相対化の極致にあって、尊法というHackerの行動にもとめられ得る倫理と、
人間としてのHackerが持つ道徳との間隙に、ノブレス・オブリージュは道を見出すのである。」と。


(ノブレス・オブリージュ=尊き身分を持つ者にはそれ相応の果たすべき社会的責任と
義務がある。という意味の欧米社会おける基本的な道徳観)

(Hackerの行動にもとめられ得る倫理と道徳=技術の知的探求の実践においては、善も悪もなく
事の善悪を超えた概念で行なわれているため、技術探求の結果として法に触れる場合も
あるという矛盾から生まれるもの)


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転落氏の言葉を信じて、ナノル氏≠転落氏とすると、次のような疑問が湧きます。

その疑問とそれに対する推論を、私は次の様にまとめます。






※ちょっと休憩します。続きは夜にでも。











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