この文書は、各組織が採用し自身の利用のために適合化できるネットワーク・エチケット(ネチケット)ガイドラインの最小限の組み合わせを提供するものです。そのため、適合化がしやすいように、そして特定の項目を(できるだけ)簡単に見つけられるようにわざと箇条書きに記述してあります。また、個々の利用者および管理者のためのガイドラインの最小限の組み合わせとしての役目もします。このメモは、インターネット技術特別調査委員会(IETF)のネットワーク責任利用作業部会(RUN; Responsible Use of Network Working Group)の成果著作物です。
■〔英語の場合〕大文字小文字を混ぜて使いましょう。 UPPER CASE LOOKS AS IF YOU'RE SHOUTING.のように大文字だけで書くと、あなたがシャウト(大声で叫ぶ)しているように見えます。〔本当に必要な時以外にシャウトを使うことは、読み手にとってとても迷惑なこととされています〕
■強調のためにはシンボル記号を使いましょう。That *is* what I meant.の*is*のようなもののことです。下線(アンダーライン)には、アンダースコア記号「_」を使いましょう。_War and Peace_ is my favorite book.のように書きます。
FLAME ON: This type of argument is not worth the bandwidth it takes to send it. It's illogical and poorly reasoned. The rest of the world agrees with me. FLAME OFF
■質問を投稿する前に、文献資料(コンピュータマニュアル、新聞、ヘルプファイル)を使うことを検討しましょう。答が他の方法で簡単に手に入る質問をニュースグループに尋ねると、RTFM (read the fine manual;良いマニュアルを読め…fで始まる言葉には普通はもっと低俗な意味の言葉が当てられますが)という不機嫌な返答が返ってきます。
インターネット史において、ネットは新しい多様な情報サービスで爆発しました。Gopher, Wais, World Wide Web (WWW), Multi-User Dimensions (MUD), Multi-User Dimensions which are Object Oriented (MOO) はこれらの新しい分野の一片に過ぎません。情報検索能力は爆発していますが、「利用者側の危険負担責任」 (Caveat Emptor)は不変に残っています。これらのサービスに関するより多くの情報は、推奨文献目録の文献[14,28]を参照してください。