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2008年01月14日
五十鈴川の調べ・・・(4)
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さあこれから「禊」を行じるために、各々が施設の玄関にてパンツから褌に履き替え、ピューピューと寒風の吹きすさぶなか、厳冬の「五十鈴川」に向かって、二列になって歩いていった。
私は薄手のジャージの上下を着ていたが、かなり気合が入っていたためか、道中も寒さは感じていなかった。約10分で「禊」の場である川岸に辿り着き、川に入水する前の説明を聞いて、みんな褌一丁になって準備運動に入った。(参加者の内、女性は5人で白衣だった。)
「エイッ!・ホー!」などの掛け声と共に、舟漕ぎの仕草を何度か繰り返した後に、いよいよ川の中ほどに静かに進んでいく。そして、腰の上まで水に浸かったところから、合図の掛け声と共に一気に首まで浸かるのである。
かつて雪降る真冬に、真っ裸で海に入ったことがあるが、意外と海中は暖かかったことを覚えている。しかし、五十鈴川の川中は、海に比べるとかなり冷たい感じがした。
それでも気合が入っていたのであろう、私は五十鈴川での「禊」を存分に味わうことができた。
禊を終えて川岸に戻り、体を拭くことも忘れてジャージを着つつ、思わず空を見上げると、そこには満天の空に輝く星々を堪能できて、実に感慨深いひとときであった。
おそらく、それまで張っていた気が緩んだのであろう、濡れた褌の冷たさが身に染みたのは、不思議にも暖かい部屋に戻ってからであった。
自らの予想を越えた「禊」を経ての朝食後、いよいよ正装に着替えての「正式参拝」の時が近づく。
この神宮の正式参拝は、神宮の「正殿」を囲う垣根の内側に入っての参拝を許されることから、「垣内参拝」とも言われる。
三列に並び整列して神宮の参道を踏みしめ、五十鈴川に架かる宇治橋を渡る。橋の途中から少し下流の方向に、早朝の「禊」をした場所が見えてきて、ああ・・・今後はこの橋を渡るたびに、あの「禊」の体験を思い出すであろう・・・と感じた。
内宮の正殿に向かう参道は、何とも言えず清清しき気持ちで歩むことができ、約100名は垣内の神前に勢揃いした。そして、御神前で額づくという特別な礼拝を経て、滞りなく「正式参拝」をさせていただくことができ、有り難き幸せを噛み締める一時であった。
正殿の参拝の後は、近くにある別宮の荒祭宮(あらまつりのみや)の参拝であった。
実は私にとって、今回の神宮参拝の主目的は、この「荒祭宮」の参拝にあった。
昨日の外宮参拝の項でも記したように、外宮の境内にある別宮「土宮」は、もともと外宮の祭祀の中心だったという説があるように、内宮の祭祀の中心は、もともとは「荒祭宮」だったという説もある。
このお宮の祭神は、「倭姫命世記」の記述によると、イザナギ命が黄泉の国から戻って禊祓いをしたときに誕生した「八十禍津日神(やそまがつひのかみ)」とされる。また、この神は「瀬織津姫神」と同神とされ、天照大神の荒御魂とされている。(この「瀬織津姫神」という女神は「祓戸四柱」の一柱にして、諸々の罪や穢れを祓い清める「水」の神である。)
ここで思い出すのは、伊勢の海岸にある「二見興玉神社」の夫婦岩(めおといわ)。夏至の日の出は、この二つの岩の丁度真ん中から太陽が昇ることになっている。そして最近知ったのは、この伊勢鳥羽地域の霊峰「朝熊山(あさまやま)」の山頂から見ると、夏至の日の出の太陽は、あの「富士山」の頂上から昇ってくるそうだ。
富士の高嶺から昇る夏至の光芒は、古代人にとっては格別の「聖なる輝き」だったに違いない。
古代の祭祀においては、「山宮」と「里宮」との天地を結ぶ祭祀があったことが伺えるので、朝熊山は山頂の「山宮」で受ける太陽の光を、「里宮」に受け流すという儀式が、ある時代までは行われていたと思われる。その「里宮」こそ、朝熊山の西方にあって古くは「磯宮」と呼ばれた現在の伊勢神宮の御神域であり、その要となる社が「荒祭宮」であったことが推考されるのである。
ある説では、日本の場合もエジプトやメソポタミやと同様に、「日神(太陽神)」は本来は男神であり、天照(アマテラス)はその日神と聖婚する「日女(ヒルメ)」だったということだ。
つまり、もともとは祀る側であった「日女」が、いつの頃からか祀られる「日神」に成り上がったということが考えられるわけである。
思えば今年は年始から、知人との会話において「水」にまつわる話が多く、この度の「伊勢詣で」に携帯した「五十鈴」の造形も意味深であったと感じる。
また、2007年3月10日の日記等で取り上げた「瀬織津姫神=イシス女神=シリウス」の関連性も、今さらのように思い出す図式であり、図らずもこの度の「五十鈴川」での「禊行」に参加できたのも、・・・これは瀬織津姫神(八十禍津日神)のお導きかもしれない・・・と考えてみたくなる。
神宮の正式参拝、そして別宮・荒祭宮の参拝の後、多くの参拝者で芋の子を洗うように混雑してきた参道を経て、五十鈴川に架かる宇治橋を渡り終えた私達は、そこで少しばかりの自由時間を得た。
(つづく)
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最終更新日 2008年01月15日 09時57分29秒
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