真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2008年03月06日
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前回の日記を含めて、「天体の地上投影」という観点から、天空に光輝く一等星の「シリウス」について、これまで何度か取り上げてきた。

そこで今回は、古代日本における「シリウス」の祭祀について詳しく書かれた書籍を、以下にかいつまんで紹介しておきたい。


  《 「シリウス星と謎の古代空間」  伊東宏之 著/文芸社 2004年7月初版 》


私なりに感銘を受けたのは、シリウスはABCと三重の連星からなり、その三つの「星」はそれぞれ、日本列島の中央部にある三つの「山」に投影されているとする仮説だった。

記述によると、「シリウスA」は「富士山」に、「シリウスB」は「朝熊山(伊勢志摩地域の霊峰)」に、そして「シリウスC」は加賀の「白山」に、それぞれ投影されていることが考えられるとのことで、それはアフリカのドゴン族の「シリウス」にまつわる伝説とも絶妙に符合しているとのことだ。

地図で確認するとすぐ分かるが、「シリウス」が投影されたとされる三つの山を線で結ぶと、ほぼ「正三角形」となるところも、その配置が示す特徴のひとつとされていた。

この書籍は出版当初から入手していたのだが、今年の「立春」の前後から気になり始めて何度か読み直しており、かなり信頼性の高いものだと感じている。

特に「シリウス」との関連で、伊勢神宮の本来の祭祀のあり方や、白山信仰との深い関連等における洞察は、他に類を見ない卓越した悟性を感じた。

前回の日記では、「シリウス」の地上投影を「伊雑宮(伊勢内宮の別宮)」とする説を紹介したが、それは伊勢志摩地域における「シリウス」の投影地と解釈することもできよう。つまり、上述の「シリウス連星」の大規模な地上投影の、その縮小版と見立てることができるというわけだ。





ところで、私の信頼するサイトの情報によると、この転換期において、「国常立神(クニトコタチ)」は、「富士山」に立たれたとのことである。

そして、時を同じくしてその妻神である「豊雲野命(トヨクモヌ)」は、九州の「阿蘇山」に立たれたということである。

太古から日本列島を代表する二つの火山(休火山)に、永らく隠遁されていた二柱の夫婦神が立たれ、いよいよ「二本(にほん)立て」となったことで、我が国の「日本(にほん)」という国号に託された、本来のはたらきを取り戻すことになるそうだ。

しかし、その託された「日本」の役割が、これから果たして行けるようになるかどうかは、私たち日本人の「目覚め」にかかっているとされ、今年から3年間が正念場ということである。



実に様々な情報が飛び交う中、その氾濫しすぎるくらいの情報源から、今の自分にとって必要なものを選別し、それをいかに活用していくかは、その人自身に任されている。


願わくば、以下の「回文の歌」のようにありたいものだ。


・・・・・・永き世の 遠の眠りの 皆目覚め 波乗り舟の 音の良きかな・・・・・・

・・・なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな・・・






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最終更新日  2008年03月06日 22時50分12秒


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