真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2010年03月04日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類


ブログでも何度も述べてきたが、桃の花も咲いていない季節に、本来は旧暦の祭事である「桃の節句(ひな祭り)」を、新暦の月日でおこなうのはこれ如何に・・・ではあるが、昨日のマスコミの「ひな祭り」の報道を見ていると、おのずと「お内裏様」と「お雛様」に意識が向かう。

※関連記事・・・2009年3月3日の日記・タイトル『ひな(型)まつり』
2006年3月3日の日記・タイトル『「おひなさま」の配置と「ひなまつり」の日取り』



その一連のマスコミ報道を見ていてピーンときたのは、2月28日の日記で公開した画像だった。その画像を真横にすれば・・・「お内裏様」と「お雛様」を象徴的に表現できるのでは・・・ということで掲載したのが本日の画像である。

まず向かって右の造形は、赤色(陽)の内側に緑色(陰)のある形象(陽の中に陰がある型)、そして向かって左の造形は青色(陰)の内側に橙色(陽)のある形象(陰の中に陽がある型)にして、その左右の「ひな型」は中央にある黄色の円環を境界域として交わり、その円環の中心で結ばれている。

そういう観点からみれば、この画像の造形表現は、《陰陽和合》における理想的な「むすび」を、普遍的にあらわした「ひな型」ということもできよう。



ところで昨日、この陰陽和合の「ひな型」に触発されたのであろう・・・素晴らしい本との出会い・・・があったので紹介したい。



◎書名・『 生命を支配する陰陽の法則 』 著者・内海康満  発行所・徳間書店





【この陰と陽というのは相反する二つのエネルギー(気)のことだが、実はこの二つのエネルギーが万物の存在を可能ならしめる根源的要素なのである。

しかも陰陽には、厳然たる法則性が備わっているがゆえに、古来より「陰陽の法則」と呼ばれているわけである。

本書は、森羅万象にあまねく行き渡っている「陰陽の法則」を土台としながら、それにのっとって性と交わりの真実を解き明かすものである。

一つだけ肝に銘じておいてもらいたいのは、女性も男性も、陰陽の交わりの法則を識(し)ると識らないとでは、その後の人生の展開が天と地ほどの差を生んでしまうということである。

すなわち、人の幸・不幸を恐ろしいまでに決定づけてしまうものがそこにあるということである。】


3月3日の夕方、この本を書店で手にしてパラッと捲ったところを読むと、そのページに書かれたキーワードや文章内容が、不思議なことにどんどん私の体に染み込んでくる感じがした。

これは是非とも今、読ませていただこうということで入手したが、その書かれている内容がなかなかに強烈なので、今のところは違和感も無きにしも非ずの心境だが、この陰陽論に基づく実践道がわかりやすく紐解かれている良著との出会いに、興奮冷めやらぬ今日この頃である。



加えて3月3日は、「3」のゾロ目の月日にして、「3」といえば本日のテーマの「陰陽和合」を暗示する月日ともいえる。

これは、最近のブログで何度も取り上げてきた「三つ巴」の御紋にもつながる。そもそも、その御紋の原点は「オリオン座の三ツ星」とされており、その三つの星が一列に並ぶ「三ツ星」を円環状にシンボライズしたものが「三つ巴」の紋章ということである。

いわゆる男女関係においても、それを一昔前の日本的な「結婚」に例えるとすれば、より良いかたちでの婚姻関係の成立は、新郎新婦の仲立ちをする「仲人(媒介者)」の裁量なり技量が、実のところは大きな役割を担っていたといえよう。

その意味でもこの書籍は、これからの時代の陰陽和合の仲介を司る素晴らしい指南書と感じた。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010年03月05日 00時49分47秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

サイド自由欄

《 立体工作のご案内 》「綿棒」で立体を作ってみよう!
http://plaza.rakuten.co.jp/opektal/diary/201209180000/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆【YouTube】『スケルトン立体』を作って楽しもう!
No.1…《綿棒工作》の「準備編」(以下のURL)
https://www.youtube.com/watch?v=uAtddr1KZWU&t=216s
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎【Facebook】(以下のURL)
https://www.facebook.com/yuichi.yamamoto.10485
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*livedoorブログ(造形作品の紹介など)
http://blog.livedoor.jp/tyctm237/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎連絡先
tyctm237★yahoo.co.jp
(ご連絡の際は★を@に)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: