真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2013年01月21日
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会期中の会場では、飛び入りを含めて何度か音楽の演奏会が開かれている。中でも圧巻だったのは、私の出展した作品(「永久の星」の拡大バージョン)の中で演奏が披露されたことだ。

今日の上の画像は、知人が「虚鐸(きょたく)」という大きな尺八を吹いている姿を映したものである。

普通の尺八は一尺八寸だが、この「虚鐸」なる竹楽器は二尺七寸もの寸法があり、その低くて深い音色に聞き惚れた。なんでも、この「虚鐸」が演奏できる人は、全国で5~6人位だそうである。

他にも、この竹で組んだ造形の中で、「篠笛」や「能管」などの竹製の楽器の演奏があり、まさに「竹」に纏ろう「音」と「形」の響き合いを、存分に堪能することができた。


また下の画像は、竹の造形の中で三味線を弾き、その伴奏に合わせて謡を披露している女性の後ろ姿を映したものである。

年齢は若いのだが、自分の歩んできた芸の道を辛辣に語り演じる姿は、眩しいくらいに輝いていた。次回はぜひ和装での演奏を聴いてみたいと思わせてくれた美しき「大和撫子」との出会いであった。


昔から日本人は、「男のたしなみ」として「尺八」、そして「女のたしなみ」として「三味線」と聞くが、その言わば男女を象徴する2つの楽器が、この竹の造形の中で演奏されたことは、私にとって思い出に残る嬉しい出来事であった。


さて、美術展の会期も本日を含めて残すところ4日となった。私は最終日まで連日ギャラリーに詰めている予定。(※最終の24日(木)は午後4時まで)

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最終更新日  2013年01月21日 06時59分59秒


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