真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2013年04月06日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
215.JPG


「上の画像」は、その社殿を撮影したものである。

かつては「熱田神宮」に次ぐ大社であったとも伝わるこの神社は、宮簀媛(みやずひめ)による勧請と伝わり、尾張国造 尾張氏の祖先を祀った古社とされ、遠く周囲を見渡せる見晴らしの良い山頂(東谷山・198m)に鎮座していた。


前日の雨模様とは打って変わり、清々しい朝に参拝させていただくことができ、設置された展望台より周囲を見渡しながら、「尾張国」に今ある自分を実感することができた。

昨日の会合にて歴史に纏わる四方山話では、「熱田神宮」の御神体である「草薙の剣」の本質とは、かつては南方の夜空に輝いていた「南十字星」のことだとお話しさせていただいた。

この説は、とある書籍からの受け売りなのだが、私には真実に思えて仕方がないので、機会がある毎にこの話をしてきたこともあり、最近はこの【「草薙の剣」=「南十字星」説】の話をすると、不思議にも手応えのようなものを感じるようになってきた。


日本神話では、日本武尊が御東征の帰途、尾張国造の御女 宮簀媛命を妃に迎え、やがて「草薙の剣」を尾張国に止めて崩御されたことになっているが、この記述もおそらく「南十字星」の天体運行と深いかかわりがあるのであろう。

その昔・・・この山頂部から観測できたであろう「南十字星(草薙の剣)」に思いを馳せつつも、一昨日まで滞在していた「伊勢神宮」の真実の御神体とされる「太陽(八咫の鏡)」との兼ね合いに胸が膨らむところである。

224.JPG

この「下の画像」は、この「尾張戸神社」の御神前から東方を撮影したもので、その美しく連なる東方の山脈は、一見して一年の太陽運行を知る暦の役割を果たせたことが見込まれる。




・・・この神社の鎮座する山頂部は、おそらく古代より「尾張国」の言わば「天体観測所」、つまりこの地域の「祭政の拠点」として機能してきた聖地であり、それを掌握して周辺地域を治めてきたのが祭神の尾張氏の祖先だったのであろう・・・などと感じつつ下山した。

つづく





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013年04月06日 18時22分09秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

サイド自由欄

《 立体工作のご案内 》「綿棒」で立体を作ってみよう!
http://plaza.rakuten.co.jp/opektal/diary/201209180000/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆【YouTube】『スケルトン立体』を作って楽しもう!
No.1…《綿棒工作》の「準備編」(以下のURL)
https://www.youtube.com/watch?v=uAtddr1KZWU&t=216s
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎【Facebook】(以下のURL)
https://www.facebook.com/yuichi.yamamoto.10485
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*livedoorブログ(造形作品の紹介など)
http://blog.livedoor.jp/tyctm237/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎連絡先
tyctm237★yahoo.co.jp
(ご連絡の際は★を@に)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: