真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2013年04月14日
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「伊吹山」は「古事記」の編纂時に重要視された山の一つとされ、「伊勢(斎宮)」と「大和(三輪山)」を結ぶ東西軸を底辺とした二等辺三角形の頂点に相当する。


今まで一度だけ伊吹山ドライブウェイで登ったことがあるのだが、今回の旅路で「伊勢」と「大和」を経由した流れで、今一度登ってみたいと思ったのだ。

・・・がしかし、そのドライブウェイが4月20日まで閉鎖されていることが分かり断念、なので午前中はかつて一度だけ参拝したことのある「南宮大社」へ向かうことに。


この「南宮大社」は、金山彦命を主祭神として祀る全国の鉱山・金属業の総本宮とされるが、旅路の過程で知人から・・・祭神の金山彦さんは「幾何学」の神様だから・・・との助言を受けての参拝となった。

本殿に参拝後、かつて裏山に登ったことを思い出して歩を進めると、社殿の裏手に見つけたのは「聖武天皇」に纏わる石碑で、「上の画像」はこれを映したものである。

石碑には「聖武天皇大仏建立勅願所」とあり、今回の「春の旅」は「聖武天皇」に思いを馳せての旅路でもあったので、ここでも「お導き」を実感することになった。 


歴史によると「壬申の乱」の成功は、尾張氏が「天武天皇」についたことが大きいと伝える。

その「天武天皇」が野上の行宮に坐した頃、この「南宮大社」へ戦勝祈願を行ったと社伝にあり、また天武の後を追ったとも思える行動をした「聖武天皇」との縁も深く、大仏建立を願い霊泉を汲んだという「聖武天皇行幸曳常泉」も本殿の左手、上記の石碑の近くにあった。



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去来する感慨を胸に山頂に向かう道すがら、サササ・・・という音がしたので、フトその方向を見ると、なんと!野生の「鹿」と初めての遭遇である。5~6頭はいたであろうか・・・「中の画像」は、その内の一頭を撮影したものだ。

かつて、野生の鹿と遭遇したら、しばらく「睨めっこ」をするとになると聞いていたのは本当で、その見返り美人の雌鹿との「見つめ合い」は、20~30秒は続いたと思う。


こんなに山道が続くとは・・・と思いつつも、野生の鹿をシカと見届けた私は(笑)、元気をいただいてイザ山頂へ・・・。

そして南宮山(標高419m)山頂では、濃尾平野を一望できる素晴らしい展望が待ち構えていた。特に感動したのは、岐阜の金華山の向こうに「御嶽山」が確認できたこと。飛騨の「位山」の麓で見た木曾の「御嶽山」の山容が、遠望ながら目視で確認できたのが嬉しかった。


「下の画像」は、その南宮山の山頂部から、登りたかった「伊吹山」を撮影したものである。なかなか山容の全体を映せるところが見つからず、それでもやっと見つけた木々の合間の一コマ。

そして当日午後の、次なる訪問地は「京都」であった。

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最終更新日  2013年04月14日 10時35分47秒


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