真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2015年02月17日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
IMG_3892 (640x477) (2).jpg



この加唐島には、百済王(第25代)の「武寧王(ぶねいおう/462〜523)」が生誕したと伝わる場所があって、近年では日韓双方の歴史研究家の間でも脚光を浴びており、九州国立博物館で現在開催中の展示会「古代日本と百済の交流」では、その加唐島が武寧王生誕の地として大きく取り上げられている。

◎当展示会の案内⇒ リンク

ここで以下に、4~7世紀における〈半島〉と〈列島〉の、相互の歴史に詳しい書籍を紹介しておきたい。この本を読めば、九州の歴史や日本の古代王権の委細にわたる様相が観えてくるだろう。

※書籍の紹介・・・『 百済の王統と日本の古代 』 兼川 晋 著作  不知火書房(2009年初版)


また、ここ加部島東方の湾岸には、肥前国一ノ宮「田島神社」が鎮座しており、参拝の際に本殿裏手の小山に登ると、そこには自然の磐座が累々と連なっていて、古代より連綿と続いてきた朝鮮半島との交流や、特に戦国時代には太閤秀吉率いる大名達の戦勝を祈願する社として重視されていたことが窺えて、折り重なる歴史の深みを感じることができた。

◎田島神社の紹介⇒ リンク

この下の画像に映る巨石は、社殿裏手の森林の中にある「太閤祈念石」と呼ばれる大岩石である。

IMG_3931 (640x480).jpg

そして当日の夕方には、上記の博物館で催されている展示会を見学することができ、初めて見る国宝の「七支刀(ななつさやのたち)」や「七子鏡(ななつこのかがみ)」を拝観していると、その刀と鏡の名称に共通する「七」の意味するところは・・・おそらく「北斗七星」の「七」に違いない・・・と、確信めいた思いが湧いてくるのであった。



その円環状に七つの乳が配置された意匠は、「七角形」に強いこだわりを持つ私としては大変興味深く、何度もじっくりと拝見したことを憶えている。


前回ブログまでの「北辰北斗の地上投影」シリーズでは、「北斗七星」のそれぞれの星の投影地について記したが、本日の記事とも深く関連していたと感じる今日この頃である。

IMG_3947 (480x640).jpg





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2015年02月17日 04時08分44秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

サイド自由欄

《 立体工作のご案内 》「綿棒」で立体を作ってみよう!
http://plaza.rakuten.co.jp/opektal/diary/201209180000/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆【YouTube】『スケルトン立体』を作って楽しもう!
No.1…《綿棒工作》の「準備編」(以下のURL)
https://www.youtube.com/watch?v=uAtddr1KZWU&t=216s
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎【Facebook】(以下のURL)
https://www.facebook.com/yuichi.yamamoto.10485
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*livedoorブログ(造形作品の紹介など)
http://blog.livedoor.jp/tyctm237/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎連絡先
tyctm237★yahoo.co.jp
(ご連絡の際は★を@に)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: