真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2025年10月11日
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展示会【 燦然たるオブジェたち Vol.4 in 筥崎 】 ​の模様を、自作の立体作品を中心に撮影した画像が上である。

◎作者である私(山本裕一)の紹介文…数と形に興味を抱き1982年より立体造形に取り組む。綿棒を用いて同じ長さの軸線で組み立てられたスケルトン作品は現在に至るまで数百点にも及び、独自のテーマのもとに多種多様な形態を現している…(山口市在)Instagram・Tamanowo

初日の”立体造形”ワークショップでは、お二方の体験希望者があり、存分に工作を楽しまれた様子で、共に制作した作品を大切そうにお持ち帰りになる風情が嬉しかった。また、誘っていた友人も来てくれて、他にも会場に集われた皆さんと四方山話に花が咲き、閉場時間まで私も大いに楽しむことができた。


さて、下のリンク記事に書いたように、 先日訪れた「後鳥羽神社」において・・・来る展示会では「菱型30面体」(菊花紋章の原型)を基盤とする造形を中心に披露するように・・・と脳裏に浮かんだことで展示することになった、冒頭画像に映る3つの造形を簡単に解説すると、向かって左側の大きな白い作品は計33個の「菱形30面体」が結合した複合立体、次に右側の金色の作品は「菱形30面体」を拡大解釈した構造、そして手前の青と赤の二つの「菱形30面体」が合体した作品は〔陰陽和合〕を象徴した形象となる。

☆関連記事・・・​ 「菊花紋章」の原型を「菱形30面体」と洞察、そして…

実は展示会の直前に、会場からほど近い場所に鎮座する”日本三大八幡宮”の一社「筥崎(はこざき)宮」(福岡市東区筥崎)に参拝した折、当社境内のここかしこに点在する石灯籠(下の画像)に「菊花紋章」を見出すこととなり、改めて〈大いなるもの〉の導きを強く感じたところである。





次に上の画像は、当社の由来書を撮影したものだ。そこで当社に祀られる三柱の祭神の神名から、今朝になって確認できた重要事項があった。それは「筥崎宮」の鎮座地に関するものである。



そこで今回見出せたのは、「筥崎宮」を中心とした「祭祀線」であった。それは「冬至」の日の出を重要視した祭祀線で、「筥崎宮」ー「宇美八幡宮」ー「宝満山(標高829m)」と、2つの社の鎮座地と太宰府地域の艮(東北)を守護する「宝満山」山頂を直線で結ぶ『三点一直線』であった。

つまり、「筥崎宮」の祭神は由来書にある「応神天皇・神功皇后・玉依姫命」の《三柱の神々》であり、「宇美八幡宮」(福岡県粕屋郡宇美町)の鎮座する地所は「応神天皇」(母親は「神功皇后」)の生誕地、そして「玉依姫命」(神武天皇の母親)を主祭神として祀る「竈門(かまど)神社」(福岡県太宰府市内山)の神体山が「宝満山」となり、まさに「筥崎宮」に祀られる《三柱の神々》が上記の『三点一直線』に関連付けて俯瞰できたということになるのだ。

毎年「筥崎宮」にて、「宝満山」の山頂より昇り来る”一陽来復”の「冬至」の朝日を拝受することは、当社の祭神である《三柱の神々》の神々しい光を浴びる神事であり、おそらく古来より年間でも恒例の重要祭祀として斎行されてきたことであろう。



次に上の画像は、当社の由来書に記してある「敵国降伏」の扁額が高々と掲げられた楼門を撮影したものだ。

加えて下の画像はその扁額を拡大したもので、さらに下に続く画像はこの「敵国降伏」の”いわれ”が書かれたものである。





そして下の画像は、日本最大の国難と伝わる「蒙古襲来」(元寇)に際し、亀山上皇(第90代天皇)は国家安泰を祈念し自筆による「敵国降伏」を下賜されたという当時の経緯が、詳しく記された掲示板を撮影したものだ。



上掲画像の掲示板の内容については、まさに多くの難しい課題を抱えた今の日本の国状と相通じるものがあり、現今の日本人ひとりひとりが様々な問題の解決に向けて、それこそ真剣に取り組んでいくべき一大転機と感じる今日この頃である。

さあ、当展示会の期間は明後日の13日(月/祝)PM5:00までだ。最終日はAM11:00から在廊予定である。






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最終更新日  2025年10月11日 17時08分20秒


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