備忘録

備忘録

丹羽宇一郎が報道2001で挙げていた数字



・世界は過去50年間で、数字的にこう変わった。 人口 は2.4倍になり、 自動車 は10倍、 石油消費 7倍、 電力 21倍に増えている。その中心が中国。

・1kgの 鶏肉 を作るのに、2kgの穀物が要る。1kgの 豚肉 を作るのに、4kgの穀物が要る。1kgの 牛肉 を作るのに、8kgの穀物が要る。つまり、8人を養えるはずの 穀物 から、1人を養う牛肉しかできない計算になる。農業生産が人口に対して落ち込んだら、肉が食べられなくなることを意味している。

・1kgの 小麦 を作るのに2tの が要る。1kgの 牛肉 を作るのに、20tの水が要る。世界の水の量は14億立方kmと言われている。そのうち真水は、わずか3%(氷河などの形で存在)。残りは海水。…日本の一人当たりの水保有量は世界の平均の半分である(これは中川農水相の発言)。

(参考)加藤紘一の2008年の春か夏ごろの「報道2001」での発言。「100カロリーの牛肉は15倍の1500カロリーのトウモロコシを食べさせなければいけない。豚100カロリーは800カロリーのトウモロコシがいる。鶏は4倍、卵は2倍。だからこの順番に値段が高くなっている。




・日本の 植物油 の消費量は、今から40年前は、年に一人あたり3本しか使っていない。20年前は8本。現在は9本になっている。
・この40年間、 脂肪fat が3倍に増えている。 たんぱく質 に関しては、昔は牛肉が月1回だったのが、今は4回とっている。 炭水化物 は、40年前は1日ごはん5杯。今は3杯になっている。/ カロリー 的には、日本人は依然、炭水化物の量が多い。昔は七十数パーセント、今は58パーセント。

・日本の 残飯 は、700万t/年。金額にすると、11兆円ぶん。この量と金額は、世界の食糧援助の総量と同じ。また、11兆円というのは、日本の農水産業年間生産額と同じ。その裏には、世界に8億人の飢餓人口がいる。


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