☆葉 祥明美術館 in 阿蘇

私の日記(10月14日)
葉 祥明さんの絵に魅せられた私は、
彼の美術館が鎌倉以外にも
熊本県の阿蘇にもできている事を知り行ってみました。

阿蘇・長陽村の美しい丘の上にありました。

美術館長を勤めるのは葉さんの弟さんです。
構想は5年程前・・・少年時代の昭和30年代に時々訪れて、
数々の作品のモチーフにもなっている阿蘇の草原の維持が
困難になっていることを知った葉さんが
「草原維持の運動の盛り上がりに寄与できれば」と発案されたそうです。

美術館は、葉さんが阿蘇の高原のイメージに合うように
書いた絵をもとに設計。
私にはあの大好きな「赤毛のアン」の
「グリーンゲーブルズ」を思わせるイメージの
メルヘンチックな木造の洋館でした。

祥明美術館

美術館

(この2枚の画像は開館当時のものです。☆写真提供Yumicさん☆)

今日はあいにく工事の車が多くて正面からは写せませんでした。

実際は絵本の主人公”ジェイク”の犬小屋が入り口に置かれ
中に入ると右手に喫茶室・左手にはカード・絵本などのグッズ
が置かれたショップになっていました。

ショップ

そしてその中のドアを開けると(*^^)/。・:*:・゚´★,。・:*:・゚´☆
目の前に絵本の世界が広がってきました。

祥明さんの絵(フレーム)

素敵な絵と一緒に詩人でもある葉さんの素敵な言葉も展示してありました。


☆子供は世界の宝です

動物は地球の宝です

もちろんあなた自身も地球の宝です

人はこのことを忘れてはいけません


そしてあと一編。。。
ちょっと自分への戒めみたいに感じた文がありました。


☆母親というものは無欲なものです

我が子がどんなに偉くなるよりも

毎日元気でいてくれることを

心の底から願います

どんな高価な贈り物よりも

我が子の優しいひと言で

十分すぎるほど幸せになれる

母親というものは

実に、本当に無欲なものです

だから

母親を泣かすのは

この世で一番いけないことです


葉さんの本

葉さんの本の特徴は
大きなキャンパスの中にポツンと対象物が書かれていますね~♪
それについてもご自分の思いを書かれていました。


世界・自然・地球は広大なもの
そう言うところに各々の人間の営みの表れである
家・自動車・動物・植物がある
広大な自然の中のポツンと小さな存在、命の存在
それを表現したい
人間も動物も本来つつましい存在
そんな気持ちを知らない間に表現してみたい
人や家など真ん中にボーンと大きく書けない


こんな葉さんの言葉も添えられていました。

展示室から戸外にでるドアがあり、そこを開けると絵本の主人公
ジェイク・はちぞう・リトルエンジェルが遊んでいる草原に
なっていて散歩コースとして楽しめるようになっていました。

なんと!なんと!\(◎o◎)/!
そこで葉 祥明さんにお会いする事が出来ました。

今この家の周りに木を植えられていて
あの絵のイメージの外観が出来上がりつつありました。

周りには工事の車もあり作業の真っ最中でした。
葉さんも一日だけの帰郷で
その植える木の位置などをご指示されていました。
とってもラッキーヾ(@^▽^@)ノな私達!

5時には帰られるとおっしゃるお忙しい中
私達と気軽におしゃべりしてくださったり。。。
快く一緒に写真を撮って下さったり。。。
プレゼントに買った本にサインしていただいたり。。。
とても夢のような時間を過ごす事ができました。

サインの葉さん

葉さんの座っていらっしゃるベンチや後ろに見えるベンチ
こんなベンチも庭のあちこちにあり、
そこには無造作に絵本が置かれていて
日向ぼっこしながら自由に読めるようになっていました。

美術館をバックに

(美術館の裏をバックに葉 祥明さん)

帰り際には葉さんの方から
「又来てくださいね!」と握手してくださいました。
とても夢のような一日でした。

あの葉さんの優しいまなざしはいつまでも忘れられません。


戻る



© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: