Divertimento

青森県内で、これまでに新型コロナウイルスに感染した人の中から変異型への感染が確認されました。変異した新型コロナへの感染確認は、県内で初めてです。変異した新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、２０２１年１月に県内で発生したクラスター関連の患者です。県によりますと、２０２０年１１月２５日から２０２１年１月中旬までに県内で感染が確認された人のうち、６１人分の検体を国立感染症研究所に送って、遺伝子解析を依頼したところ、このうちの１人から変異株が確認されたということです。今回確認されたのは、全国で相次いでいる「英国型」「南アフリカ型」「ブラジル型」とも異なっていて、国内ではこれまでに空港検疫を中心に９３例のみとなっています。県は今後も遺伝子検査を依頼するなどして、状況の把握に努めるとしています。また、県内では３月５日上十三保健所管内で３０代の男女２人が新型コロナに感染したことが確認されました。これで県内で感染した人の累計は、８２０人となりました。