Divertimento

局地的な大雪による車の立ち往生などを防ぐための新しい予報についてです。気象庁は降雪量や積雪の深さの見通しを６時間先まで確認できる予報を今月１０日から始めます。  東北地方や北陸地方ではここ数年記録的な大雪で車が立ち往生するなど交通が雪でまひする事案が相次ぎました。こうしたことを受け 気象庁は２４時間前から現在までの積雪・降雪量の情報をウェブサイトに掲載した「現在の雪」のページをリニューアルし、新たに６時間先までの「予報」を加えた「今後の雪」のページを掲載します。新しい予報は１時間ごとの降雪量の予報に加え、積雪の深さも確認できます。情報は１時間ごとに更新され、６時間先の積雪の深さと降雪量について５キロメートル四方ごとに色分けをして表示されています。  ★青森地方気象台　安藤昭芳　観測予報管理官 「雪が強く降っているところほど赤く予想されていまして、弱い雪のところは水色や青で表示されます」  県内では２０１２年に横浜町の国道２７９号でスリップした大型車が道を塞いで車が次々と動けなくなり一時４００台が立ち往生しました。気象台は大雪のおそれがある場合には警報などの情報とともにこの新しい予報も活用するよう呼びかけています。  ★青森地方気象台　安藤昭芳　観測予報管理官 「細かな面的な予想が発表されるようになりますのでお出かけする地域でどれくらい雪が降りそうか確認して交通渋滞ですとか大規模な立ち往生に巻き込まれないように対策を行って欲しい」  新しい予報「今後の雪」は今月１０日の午後１時から気象庁のホームページで運用が始まります。