Divertimento

次は鯵ヶ沢町の津軽港を巡る動きです。 　洋上風力発電のメンテナンス港として活用されることを目指し、県などで作る協議会が今年度中に先進地の視察や情報収集を行います。   　これは県や津軽地方１４市町村などで作る津軽港利用促進協議会の総会で決まりました。 　それによりますと青森県の日本海側の２つの海域が洋上風力発電の有望区域に指定されていることを受け、風車や発電設備のメンテナンスなどを行う港として、鯵ヶ沢町の津軽港が活用されることを目指します。 　そのための情報収集として国内の先進的な港湾施設を視察するとしています。 　具体的にはことしの秋に、秋田港か能代港を協議会のメンバーが視察するということです。 　メンテナンス港は大型資材の組み立てなどを行う大規模な基地港湾とは違い国の指定は無く、発電事業者が選定します。 　協議会の担当者は「洋上風力関連の会社を津軽港周辺に誘致して地元雇用につなげたい」と話しています。