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二階に上がったり、その部屋まで行って
「いま何を取りに来たんだろう?」
とか思ったりすることありますか?
または、何か思い出そうとして
『のど元まで、ここまで
出かかっているのに。。。』
というときありますか?
数か月前に、自分もこういうことがあって
これは、まずいかもと思ったのですが
『思い出す』力
が不足している
『思い出す』力
が衰えているとき
この物忘れ、起こるようです。
では、なぜ 『思い出す』力
が
弱くなってしまうのでしょうか。
脳の中では一つの事柄を記憶するのに対して
映像は映像だけを集めた映像の場所
音は音だけを集めた音の場所
言葉は言葉だけを集めた言葉の場所
というふうにに別々に保存されます。
この脳の中の様々な場所に保管された情報を
芋を掘りだすように、たぐりよせること
これが「思い出す力」です。
脳細胞も筋肉と同じで
記憶をつなぐこと、「思い出す」ことをするほど活性化し
それぞれの情報をつなぐシナプスは太くなります。
筋肉を鍛えれば、動きが良くなるように
記憶のニューロン、シナプスが太ければ
簡単に思い出すことが出来るし
逆に、記憶の回路を使わないでいると
除々に細くなっていってしまい
「思い出す」力が弱くなってしまうのです。
だから、脳トレというと
すぐに記憶力がとりあげられますが
この「思い出す」力も、大切だなと思います。
日記を書いてみたり
夜、今日一日のことを思い出したり
『 思い出し笑い
』したり
昨日の日記のように
『どうだった?』
と尋ねてみたりすることは
思いだす力を鍛え、
賢い脳を育てることにつながるんです。
ちなみに、
冒頭に書かせて頂いた
「思い出せない」ときは
元いた場所まで戻ること
「喉元まで、出かけて出てこないとき」は
そのことの周辺の情報を思い出すと
出てきやすくなるんですよ。
次回は、この思いだす力を使って
学力を上げていく方法を書いてみたいと思います。