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移動中、夕方の情報番組を見ていたら
自殺者3万人とか
うつの人が増えているとか
子供の異常行動が増えているとか
というような特集をしていてそのVTRを見た後で
精神科医の和田秀樹さんが
「どの事例もそれぞれ個々の
特殊事情があるとは思いますが
ここに共通するものとして
脳のある伝達物質セロトニンが
不足していることが
原因のひとつだと言われていて
これは、治るものなのです。」
と話していて、
僕もこれですべてが解決するとは思いませんが
『同じことを考えている人がいたんだ』
とちょっと嬉しくなりました。
単純な喜怒哀楽ではなく
「しみじみと嬉しい」
「しみじみと楽しい」
「しみじみと美しい」
「しみじみと哀しい」
などといった 「しみじみとした情感」 とそれによる 満足感や満ち足りた幸福感 を
作り出すことに関与しています。
そして、もうひとつセロトニンには重要な働きがあります。
それは、あることを体験したときに
セロトニンによる
「しみじみとした気持ち」が起こると
そのときの体験を記憶として
蓄える働きがあるということです。
「体験を記憶として蓄える
ちょっと前の日記(6月18日)
とつながる話ですよね。
セロトニンを増やす方法としては
「リズム運動」の習慣をつけること
朝の光を浴びることなどがあります。
「しみじみとした気持ち」
社会変化の激しい現代生活ではついつい忘れてしましがちな感覚ですよね。
大切にしたいなと思います。
古文を習い始めると最初の方で習う
「あはれなり」
(訳:趣深い、しみじみと深く感じ入っている)
この言葉を思い出しました。