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石井、母校・清風学園で"金"言!/柔道 http://www.sanspo.com/sports/news/080912/gsi0809120434000-n1.htm
「柔道の北京オリンピック金メダリストの石井慧さん
過激な発言や、トンチンカンな発言するから
調子に乗っていると言われていますけど
せんせ、どう思います??
『プレッシャーはありましたか?』と言われたら
『いや、外国人のプレッシャーなんか
斉藤監督に比べたら
への突っ張りにもなりません。』
とか言っていたじゃないですか?」
と、ある男の子に、聞かれました。
その男の子が通っている学校は石井選手の母校なので
やっぱり、話題にのぼるようです。
「あれね、石井選手のお父さんも言っていたのだけど
勝った人の束の間のご褒美だと思うよ。
若くして、頂点に立つときは
なぜか、みんなあんな感じになるんだよ。
でもね、あの言葉は、もっと深い意味があって
遠征で外国人選手と練習試合して
負けちゃうたびに、斉藤監督から
『気を抜いて
ぽんとひっくり返されたら
いままでのこと、
全部無くなってしまうんだぞ』
と、こっぴどく怒られてたらしいんだ。
だから、相当怖かったんだと思うよ。」
と、答えました。
そして、彼がなるほどという顔をしていたので
「実は、斉藤監督と石井選手は
早くから、世界の柔道が
今まで考えていた柔道とは違って
JUDOになっていることに気がついて
世界に出て、肌でその違いを感じたらしいんだ。
そして、勝つポイントは
試合が経過してから3分後
外国人選手の体力が落ちるときに
相手を仕留めにいくために
持久力をつけたんだって。
『カップラーメンの石井ちゃん
3分たってから、動き出す
3分からが、石井ちゃんタイム』
とか言ってたよ。
そして、
『一本柔道なんておかしい
勝ち方にはこだわらない。』
と、言っていたけれど
決勝戦以外は、すべて一本勝ちで
状況上で、一番勝ちやすい勝ち方で
最後まで、勝ち抜いたみたいだよ。
だから、言っていることと
現実は、ずいぶん違うみたいだね。
彼、勉強家で、イチロー選手の本とかも読んで
「その状況をゆっくり見極めて 自分の型にこだわらず
『適者生存』する。
その環境に対応するのが一番大切!」
って、言っていたよ」
と、お話すると、
「いろんな解き方があったとしても
その時に、一番強い勝ち方をする。
勉強も、これと同じですね。。。」
と言っていました。
そんなお話をしてから
数日が経つのですが
昨日、帰って報道ステーションを見ていたら
少し前まで成績が低迷していたゴルフの宮里藍選手が特集されていました。
宮里選手は、自分が得意だった
距離の出るドロップボールを捨て
アメリカのグリーンでは有効な
左から曲がってきて、落ちたところから
短い距離で、ボールがぴたっと止まる
フェードボールの打ち方をマスターしてから
長いスランプを脱出したと紹介されていました。
そのフェードボールのフォームをマスターするときに
1分くらいかけて、ゆっくり
カラダ全部の細胞に
意識を行きわたらせながら
素振りをしていたというのです。
いま、世界では、どの勝ち方が
世界の流れになっているのか
そして、それを自分の世界に
ゆっくり、行き渡らせる
ソフトの上野投手( 8月27日の日記
)
バトンを工夫した陸上の400Mリレー
( 8月23日の日記
)
そして、水泳の北島選手( 9月5日の日記
)
共通するものがあるような気がします。
ここでも、
『ゆったり、ゆっくり』
なんだとおかしくなりました。
気づけよ。って言われているのでしょうね(笑)
報道をみたら、
石井選手、母校を訪問したようなので
男の子に、今度、教室で会った時に実際に会って、何を感じたのか
聴いてみたいなと思います。