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『イチロー』という字が目に留まり
録画をかけておいた
『MLB2008日本人
メジャーリーガーの群像
大記録をつかめ!
~イチロー 8年目の挑戦~ 』
という番組を今朝見ました。
200本を目の前に
スタンスとしては
やらなくてはいけないこと
とイチロー選手は
今シーズンの開幕前に話していたのですが
やりたいことではなくて。
なぜ、やらなくてはいけないのか?
それは、去年つかんだ手ごたえが
あったからなんだそうです。
イチローにとって
去年は特別なシーズンで
打率.351 238安打は
7年間の中でも高い成績を残し
打撃ホームのわずかな修正が
この好成績につながった
このままヒットを
打ち続けられるかもしれない
とシーズンが終わった後に
話していました。
「これまで、感じていた感覚とは
ちょっと先に行っている
いつもならグランドに立つのが
ちょっと億劫になる瞬間もあったのですが
まったくなかったのです。
すごく気持ちよかった。
これまで感じてきた感覚とは
ちょっと違う感覚を感じている
という感覚でやってきた
それは、ちょっと
頼もしかったです。僕自身に。」
と、番組の中でも話していました。
そして、記録達成をより確かなものにするために
コンディションを万全に整えようと
自宅に5台の
トレーニングマシーンを揃えます。
「2008年のシーズン、
多くのシーズンもそうですが
どうしても外せない記録がある
これをするために
すべてのことをやっておきたい。
もし、200本というのが
一番解りやすい記録だと思いますけれど
達成できなかったときに
後悔したくなたくないんですよね。
考えられるすべてのことをしておきたい
『絶対やってやろう』
という気持ちが支配していました。」
と話していました。
でも、イチローさん
ご存じの方も多いと思うのですが
すごくスランプだったんですね。
そして、スランプの出口を探していたとき
それは、打球のなかに
隠されていたといいます。
この時期、ヒットだ
と思った打球が抜けてくれない
そんな経験を何度もしました。
いったいなぜなのか
原因は、自らの心のなかにある
と考えていたそうです。
「抜けるものが抜けてくれない。
越えるものが超えてくれてくれない。
それがどこからきているかと分析すると
打者というのは、
ピッチャーが投げてくれないと
打ちにいくことができないので
受け身の立場にいるのです。
受け身の立場にいるんですが
自分から攻撃していかないと
ヒットは出ないというのが
バッティングなんですね。
これを攻撃的にバッターの方から
攻撃を仕上げていくスタイルにできれば
おそらく抜けるはずのものが抜けるんです。
でも、受け身の立場で常にいて
バットを振っていくと
抜けるはずのものが
抜けていかないのです。
5月から6月にかけては
ちょっと、受け身になっていましたね。」
そう話していました。
そんななか、イチローは
意外なプレーからきっかけをつかむんです。
6月18日のマーリンズ戦、第三打席
ワンボール・ツーストライクからの8球目。
空振り三振。
155キロの明らかな高めのボール球を
思いっきりスイングしたイチローは
この空振りで久々に
攻撃的な自分を取り戻したと語っていました。
「これは、ちょっと嬉しかったんです。
僕のなかで。
というのは、
僕打てると思ったんです、あの球。
打ってると思って
思いっきり振ったんです。
これは、結果ではなくて
そこの感触が大事なんです。
あのボールを打てると思った自分がいる。
それまでならば、
ほんとは見逃したいと思う自分がいる
受け身の状態の自分ならば
絶対に手は出したくない、見逃したい球なんです。
あれをハッキリと
打てると思った自分がいる
そして、思いっきり打ちに行った
それが嬉しかったですね。」
と話していました。
そして、スランプを脱出して
200本安打に近づいていくのですが
そのプレッシャーをイチローは
いつもと同じように
できる限りの準備をして
いつもと同じように
集中力を高めて打席に立つ
これがイチロー流の
プレッシャーとの戦い方だと紹介していました。
「プレッシャーは
克服なんてできないと
そもそも思っているので
とりあえず今この現状を
受け止めて受け入れて
このなかで、やる
普段のルーティンを崩さずに
やっていくことで
何かが生まれないかなぁ
と思っていました。」
と話していました。
で、8年連続200本安打を
達成するわけなのですが
達成したときに、敵地にも関わらず、
スタンディングオベーションが起こるんです。
でも、飛びあがるでもなく
ちょっと帽子のつばに手をあて
歓声に応えます。普段と変わらないんです。
後で、イチローさんが
「瞬間的には、ものすごく嬉しいですよ。
『ぬぁー』ってほんとは
やりたいくらい嬉しいですよ。
だけど、それは、してはいけないと思う。
自分の感情を
あからさまに見せるということは
相手に限界を見せることにもつながる
相手が僕の喜びや悲しみや苦しみ
そういうものを悟ったときに
すごくやりやすい相手にあるんですね。」
と話していました。
大記録を貫いても
イチローらしさを貫く
って素晴らしいですね。
自分のエフィカシー(自己効力感)を高く保つのは
タイガーウッズの心理学とも通じるものがあると感じ
(タイガー・ウッズの心理学) 2008年06月24日
ルーティンを大切にすることは
イチローさんの考え方の基本なんだ
≪イチローの心理学≫ 2008年09月26日
と前に聞いた話を確認するようでした。
最後に、「衰えを感じませんか?」という質問に
「体力的には、今のところ
変化は感じないんです。
でも、何かを達成した時に
満足感、達成感を
感じている時間が長いとき
衰えを感じるんだなと思っています。」
と答えていました。
自分に活かせるお話
子ども達にも応用できそうな
そんなお話がたくさん聞けました。
≪再放送≫は
MLB2008日本人メジャーリーガーの群像
大記録をつかめ!~イチロー 8年目の挑戦~
12月29日(月) 22:10~23:00 BS1
1月1日(木) 13:10~14:00 BS1
昨日から、年末年始にかけて
日本人メジャーリーガーの舞台裏を特集してくれるみたいです。
今日の動画は、ディズニーです。
マライアさんが歌う前に
ディスニーの方が
お話してくださっているのですが
イメージすること
夢をかなえるように扉を開くこと
大切なことだなと思いました。≪ 動画
≫