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笑顔で、優しくソフトにということを心がけていたとき
壁にぶち当たっていたことがありました。
さて、昨日の日記の続き( 2009年06月25日
)
ということになるかなとも思うのですが
それは、力というものについて。
笑顔で、優しく、ソフトにというとき
いつの間にか図に乗るというか
優しさ、ソフトさが
相手にとって、弱さと受け取られて
いわゆる反抗期に出てくるような
相手が力を見せる態度にでてくることがあったり
自分の方が力が勝っているんだと
不満や文句が次々と出てきたり
そんなことがありました。
「せんせが、優しいから
うちの子が伸びないんです。」
であったり
「正直なところ
先生は、ちょろいって言っているんです。
もっと、きつく叱ってやってください。」
もうずいぶん昔のことになりますがそういう声を頂いたこともありました。
過去、何度かこのテーマに関する
日記を書いたことがあって
使いたくないのだけれど力を見せたとお話したことがあります。
また、
『いったい、自分のなかで
何が起こっているのか』
( 2009年04月29日
)
そんな風に自分の心の内側を見ることクリーニングすることで
いい方向にと考えてどちらもうまくいきました。
そして、問題が出てくるということが
むしろいいことなのではないか
いいかたは、少し変ですがトラブルが起こることによって
クリーニングする機会を得られているのではないか
そんなことを考えていました。
水曜日に奥野先生とお話したときに
何から始まったか解りませんがそういうお話になって
「人って、嫌やけれども
しっかりせんといかん
頑張らんといけん。
というのが抜けていない。
しっかりせんといかん
頑張らんといかん。
ちゃんとせないかん。と思ったら
いつの間にか、厳しくなってしまうんだ。
それと、善悪の感情を持っているから。
善が素晴らしい、
悪があかんという感情を持っているから
相手を責めてしまうんやなぁ。
そして、子どもが
不満や不平を言えるのは
その先生やお母さんが
優しくなっているからなんだ。
つまり、 『お母さん、間違っている』 とか
『先生、なんで?間違っているで』
ということが返ってくるのは
その先生、そのお母さんが
ソフトになってきているからなんだ。
だって、先生やお母さんが厳しい人で
口を挟んでも言うことを聞いてくれないと思えば
子どもは、絶対そんなことは言わない。
『前に、あんなんだった。こんなんだった。
私は、辛かった。私は、耐えたんだ。。。』
とか
愚痴や不満がぽろぽろっと出てくるということは
それは、ものすごいいいことなんだ。
よくなったら、いってくるんだ。
それは、いま気づいたことなのではなくて
前から、思っていたけれど、言えなかった。
言える先生、言えるお母さんになった
ということだから、大いに喜んだらいい。
よかった。良かった。と喜んだらいい。」
そんな風に話してくれました。
そして、子どもがいわゆる
反抗期になるかについても
「なぜ、反抗期になるかなんだ。
そこを、反抗期にならないように
という風に考えるのではなくて
まだまだ
自分自身の喜びが必要なんだなと
自分がゆったりやし、
可愛くやし、笑顔やし
そういうことが足らないんだな
という所に戻ってほしい。
どうしたら、いいんだろうと
絶対、考えないでほしい。
そんなもん、いっぱい方法があるから。
あぁ、もっと、自分を楽しもう。
変に頑張らないでおこう
という気持ちを持ってほしい。
そして、みんなと仲良くしよう
という気持ちを持ってほしい。」
そんな感じでお話してくれました。
自分がいい状態であれば何を言っても、いいように伝わるし
自分がいい状態であれば優しい言葉になると思うし、伝わる。
自分がいい状態であることがいろんなことに影響があるって
とても面白いことですね。
ヒューレン博士が話していた
『自分には、100%責任がある』という言葉前よりも、ぐっと自分に近い言葉になりました。
自分自身のゆとりがどれだけあるか
ゆとりがあれば、笑顔がありゆとりがあれば、智恵がある。
大事なことは、
その笑顔とゆとり、智恵
ということでしかないんですね。
( 2008年10月23日
)
< 今日の動画
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