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40人学級見直しへ、30年ぶり
これは、すごくいいことだと思います。
人数が多いと、統率を取ろうとするから強制したり、怒る場面とか多くなりますよね。
よく欧米の教室の様子を見ると1クラスの人数が少なくて
これなら、丁寧に対話できるって、感じます。
人数減らせなくても2人でできたりすると
フォローしやすくなりますよね。
さて、今週、高校生と話していて
「一生懸命しすぎているから もっと、上手にしてみたら
問題をガリガリ解こうとしないで 解けるって、感覚になるまで
もっと、解答・解説を読み込んでごらん。
一生懸命とか頑張ってと思うと 重たくなったり、圧倒されるから
上手にするには?と思ったら いろいろ工夫できるようになるから。
やってみてごらん」
そんな話をしました。
面接するからと意識している子に
こういう風に答えたらいいよと書いていたら書くものを見る前に
「ウソは、ついたらあかんねんで」
というので
「もちろん、ウソは ついちゃいけないけれど
上手に言うことは、大切だと思うよ。」
というと
「そっかぁ。」とうなずいていました。
最近、この上手にとか丁寧にって
大切だなと感じているんですが
昨日の奥野先生のお話を聞いたときに
( 2010年01月14日
)
聞かせてもらったお話を思い出したので思いだすままに、書いてみたいと想います。
「なかよくできるというのは 仲良くできる人としぃやっていうやん。
できへんかったら たとえ、親兄弟であってもほっときやって。」
「あれ、初めて聞いたとき
えっ、って思いました。」
「思うよなぁ。ほっときや、というのは
一生懸命するんとちゃうんやでという意味で
上手に付き合いやという意味なんだ。
親だからこうしなければならない 子だからこうしなければならないでもなく
反対に、『あっちいけ』 っていうてるわけでもないで
『上手に付き合いや』ということなんです。」
「上手にって、大事なんですよね。」
「そう。
一生懸命するから、腹が立つ。 一生懸命するから、嫌になる。
わかってくれないとね。
分かってくれたら、いいんだよ。 でも、みんな、分からへん。
だから、いかに 『上手に付き合うか』なんだよ。
一生懸命すればするほど 上手に付き合えなくなる。
なんでかというと 自分が正しいと思っているから。
正しいのは、善悪ではなく 損をしなくって、ゆとりをもって
いつも楽しくいけてるかどうか それだけなんだよ。 」
そんなお話を聞いてきました。
上手に生きる、ってそれだけで、豊かさやゆとりがありますよね。