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2012年02月06日
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5年後6年後というと
今年中学に入学する子たちが
大学生になる頃ですよね。

東大だけじゃなくて
他の大学も賛同するだろうなと

少し前に日記に書きましたが
こういう動きになってくれてとてもいいなと思います。

京大の山中先生が


「なぜ、アメリカに人も資金も集まるのか。
 それは、ここに来たらワクワクするから。」

そんな趣旨のことをお話していたのですが
多くの留学生が日本に来たくなる

また、海外に留学したくなる人が増えること
そんな条件が整っていくことはいいことだなと思います。

さて、昨日の日記のつづきです。
『しつける』ということなんですが。。。

「しつけというのは
 2つしかやり方がありません。

 褒めるか、叱るか。


 これ、動物で実験をすると
 すぐにわかります。

 たとえば、T字の道があって
 ゴールが右と左にあったとして

 ねずみに道を右に曲がっていくと


 右にチーズを置いておく
 左に猫を置いておく

 右が褒める、左が叱るですね

 もうひとつは、コンビネーション
 アメとムチを使い分ける。

 どの方法がいいでしょうか。

 これは、実験しているものなら
 どれがいいかよく知っているんです。

 褒めるだけ。
 叱っちゃダメなんです。

 メモしてらっしゃる方がいらっしゃいますが
 これはあくまで、動物の実験なので(笑)

 人は、こうはうまくいきません。

 人には、認知的不協和
 というのがあるからなのです。」

というお話のつづきです。

「どうやってこのことが見つかったのか
 最終的に見つかった経緯はこういう実験です。

 2つのグループに
 どう考えてもつまらないことを

 延々と1時間ほどやってもらいます。
 そのあとに、バイト代を支払います。

 ところがこのバイト代が違うんです。

 片方のグループは時給2千円。
 もう片方のほうは時給百円。

 2つのグループに、それぞれ

 『面白かったですか。』と
 さきほどやった作業に点数をつけてもらいます。

 そうすると、差が出るのです。
 どちらが、面白かったと評価したと思いますか。

 2千円の方。
 こう考える方が多いと思います。

 実は、百円の方が多かったのです。
 これが、認知的不協和です。

 認知的不協和とは、こういうことです。

 人は、行動と感情に
 整合性を求める生き物であるということです。

 心と行動が一致するようにしようとするんです。
 やりたいから、やるとか。

 しかし、日常生活において
 一致しないときってありますよね。

 こういうときにどうするか。

 心と行動が一致しなかったら
 どちらかを変えて一致しなくてはなりません。

 つまり、心を変えて行動に一致させるか
 行動を変えて心に一致させようとするか。

 人は、どちらを選ぶのでしょうか。
 答えは、一つしかないのです。

 なぜならば、
 行動は事実だからなのです。

 やったしまったことは、
 事実として変えられないので

 心を変えようとします。
 心を変えることは、たやすいことですよね。

 これが、認知的不協和です。

 2千円もらった方は
 認知的不協和は、起こらないのです。

 つまらない仕事をやったのですから
 なぜ、やったのか。

 バイト代をもらったから。
 なんの矛盾も起こりません。

 でも、百円の方は金のためにやったでは
 やはり、ちょっと納得いきませんよね。

 あれ、つまらなかったのではなくて
 意外と面白かったと考えるわけです。

 これは、子どもへのしつけという場面でも
 応用していくことができます。

 子どもにゲームをさせるとします。

 これを止めさせるのに
 2つの方法を試してみました。

 『こら、もういい加減にゲームをやめなさい。』

 もう一つは、

 『そろそろ、勉強始めたらどう?』と言うのです。

 で、子どもたちにアンケートを取ると

 2番目の方がゲームは
 それほど面白くなかったと答えるのです。

 もう少し、説明すると

 『こら、もうゲーム止めなさい』と言われると
 子どもにとっては、何の矛盾もないのです。

 自分は楽しくて続けたいんだけど
 お母さんに言われたから、止めたと。

 『そろそろ、ゲームはやめたらどう?』は
 子どもたちの心の中で、矛盾が生じます。

 ゲームは、楽しいから続けたい
 でも、そろそろ、勉強もしなくちゃいけない。

 あんなに面白かったのに
 私はやめてしまった。

 それほど、面白いものではないかもしれない。
 心のなかで、自分で会話を始めるのです。

 言い方、話し方一つで、
 子どもの心の中が変わっていくのです。」

叱るということと同時に
褒めるという話も聞いたのですが

ちょっと長くなったので
また続きはまた書いてみますね。

『記憶を楽しむ』(2012年01月21日)

井手綾香/風をつかまえて





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最終更新日  2012年02月06日 14時52分50秒
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