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保険の異端児・オサメ
保険って、思ったように保障してもらうためのもの。でも、思ったように保障してくれません。それは、普通に考えれば保障されると思われる言葉に「からくり」が仕込まれているからです。そのからくりを暴くのが私の役目です。
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2010/07/26
テーマ： ニュース(95917)
カテゴリ： カテゴリ未分類
３５２億円確定
７月２４日の新聞にでていました
簡易保険でおきた保険金の不払いが約２６万７千件
計３５２億円に上ったとの調査結果を発表した
不払い額はこのうち２９６億円についてはすでに支払いを終えた
簡保不払いをめぐる一連の問題は２００９年の判明以来、決着に向かう
不払いの内訳は、
証明書の記載を見落とすなどで、
実際より保険金が少なかった事例が
約８万件、計約７１億円。
保険金を支払っていなかった事例が約１８万７千件、計約２８１億円だった。
生保の不払い約１千億円プラス簡保の不払い３５２億円
この額を見て
たんなる不払いで済まされて良いのでしょうか？
怒りがこみ上げて来ました
不払いと言っていますが
契約を履行されていなかったのですから
契約違反、大げさに言えば詐欺行為にあたるのではないでしょうか
証明書の記載を見落としていた？
数件などであれば見落としていたと言われても納得できますが
８万件、７１億円です。
常識では考えられないと思います。
あきらかに故意にしていたとしか思えない件数です。
また、顧客から請求がなかったから支払っていなかった？
請求がなくても支払いに該当する書類があるから
支払っていない件数が分かったのでしょう。
これは何も請求がなければ払いようがないのは当然です。
ところが複数契約があり
何かの支払いに該当する書類が届いているのに
その中の１件分しか支払っていなかったケースで
その他の該当する契約について支払っていなかったもの
それらについて、それぞれに請求がなかったから支払っていなかった。ということです。
支払いに該当するものが、あればすべて支払うのが保険会社の義務じゃないですか！
末端で一生懸命働いている者は常に上司から言われた通りに仕事をしているだけだと思われます。だから末端の社員もある意味、被害者になると思います。
だから私は怒っているのです。
保険会社の支払わない手口は一貫しています。
私たちができないだろうと思うことを保障条件にして出来たら保障する。
知らないだろうと思うことを保障条件にしてできたら保障する
ないものを出してきたら保障する
これが一般的な保障条件になっているのが少なくないと思われます。
そして約款は何を書いてあるのか分からないと皆が思っていると思われますが
どうとでも受け取れるように書いてあるから意味が不明になるのです。
ああ言えばこう言うというように言い返せるようにできているのです。
だから、約款で戦うと１００％負けるのです。
約款以外のところで戦わないと勝てないのです。
それは説明責任です。
できないことを出来たら保障すると書いてある説明をしてくれなかったと訴えれば良いのです。
出来ないことをできたら保障すると説明されたら保険に入っていないからです。
とにかく保険は疑ってかかることから始めなければなりません。
これが現実です。
不払いの件数、額を見てそれがまともな会社がすることではないと認識すべきです。
これって
まるで消えた年金と同じ構図ですね。
こんなこと
一般的な会社がすれば
即、逮捕、事件です。
何故、こんなに寛大な処置ですまされるのか理解に苦しみます。
指摘されたから支払えば良いのではないと思いますが・・・
皆さんはどう思われますか？
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