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2011/04/12
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カテゴリ: カテゴリ未分類






日割りで保障される保険(医療保険、ガン保険など)は
生命保険などの一括で保障される保険と
保障される仕組みが異なるため

「保障(日額)を増やす」と保険料負担が増えるので
損することが確定しています。



こう言うと、疑問に思われる方がいると思われます。
保障を増やしたら保険料負担も増えるのは当然であり
日額5千円の保障が日額1万円にしたら増やした分の
保障をしてもらえるので問題ない!と



ところが、そこに落とし穴があります。
その考え方が間違っていることを証明しましょう。



例えば、35歳、男性、終身医療保障、保険料は終身払いで
日額1万円、1入院60日、保険料¥3,600
日額5千円、1入院60日、保険料¥1,800

これらの保障は1入院60日の範囲内で
実際に入院した日数分を保障されます。


これだけで見比べると
問題があると思う方はいないハズ。


例えば入院を10日した場合
日額1万円で保障される額は10万円


保障は常に倍にしたら倍の保障なので問題ないと思うでしょう。
ところが、保障される差額を確認すると差額は5万円です。


そこで経過年数による保険料支払いの累計と
実際に入院したシミュレーションをしてみましょう



5万円多く保障してもらう為に


●5年経過時では
日額1万円の保険料¥3600は¥216,000
日額5千円の保険料¥1800は¥108,000

差額は¥108,000。


5年経過した時点では
保険料を¥108,000多く支払っているのに対して
10日間の入院での差額は5万円
20日間の入院での差額は10万円

5年経過時では
日額5千円から日額1万円にしたメリットが得られるのは
22日以上の入院をしなければなりません。



■10年経過時では
日額1万円の保険料累計は¥432,000
日額5千円の保険料累計は¥216,000
保険料の差額は¥216,000です。


そこで入院を
10日間入院での差額は 5万円
20日間入院での差額は10万円
30日間入院での差額は15万円
40日間入院での差額は20万円

10年経過時では
日額を5千円から日額1万円にしたメリットが得られるのは
44日以上の入院をしなければなりません。


このように経過期間が長くなるほど
保障を多くした価値がなくなります。


だから
差額ベッド料や収入の補填などの理由から
保障を増やしても、その加入目的に合致した内容にならないのです。


反対に
保障してもらう立場である契約者が
保障する立場である保険会社の役割を
自分に対して果たしていることになります。



手厚い保障と言われ
保障をいっぱい付けて保険に入っている方!
その前に自分が支払っている保険料で何日分の保障になるか
計算してみましたか?


入院保障の保険は
保障を増やすと損するのでいっぱい保障してもらうという考えは駄目
常に「困らない」を基準に考えることです。



結論
日額保障は1ヶ月に病院から請求される医療費負担額を補える額が
ベストであると言えます。


入院保障の保険に入りたいと思われるのであれば
入院保障日額は5千円。

これ以上でも以下でもありません。


※但し、住民税非課税世帯、70歳以上の方は
保障に対しての保険料負担が高すぎるでの
病院から請求される医療費を直接支払ったほうが安いので
保険に入るメリットはありません。


これが医療保険の考え方です。

どっちが保険会社









さらに詳しい内容をこちらで確認できます。
宜しくお願い申し上げます。










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最終更新日  2011/06/04 11:25:16 AM
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