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2008.08.05
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カテゴリ: 乱読癖
久々本の紹介です。
DSCN0087.JPG

宇宙エレベーターとは、まさしく宇宙空間にエレベーターで行くというものなのですが、原理は地球の軌道を回る人工衛星から、紐を地上にたらしていき、地上に届いたところでアンカーにつなぎ、それを伝ってエレベーターを昇らせるというものです。「エレベーターなんか付けたらその力で人工衛星が落ちちゃうじゃん」と思われますが、その時は人工衛星を地球の引力から飛び出るように噴射して、エレベーターの昇降に耐えられるようにすればいいのです。
以前は現実的に不可能に近い代物だったのですが、急速な技術の進歩で実現が可能な構想となってきました。カーボンナノチューブなどの新素材を駆使すれば、現在ある技術で実現可能なのです。
では、このエレベーターを使って何をするのか?たとえばロケットやシャトルによる宇宙空間への物質搬入コストが劇的に下がるほか、気軽な宇宙旅行が出来るようになる。また地上で製造不可能な合金、新薬の開発など、エレベーター実現により様々な方面に新活路が見出せるようです。
本書はその宇宙エレベーターの夢見物語的な話に留まらず、技術的な克服点、テロなどの安全保障面、資金調達方など、実現にむけた様々な方向から検証している内容となっています。
2029年とは本当にすぐのことです。そのときには実現は無理だとしても、近い将来エレベーターで宇宙空間に行くことがステータスになるのかと思うとワクワクします。

「宇宙旅行はエレベーターで」
ブラッドリー・C・エドワーズ
フィリップ・レーガン著

ランダムハウス 講談社





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Last updated  2008.08.05 10:04:36
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