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2006年03月07日
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カテゴリ: 花・植物

3月1日のブログ に書いた「エルミタージュ美術館展」、その2。

 私は花に興味を持っているので、油彩のモチーフにどんな花が使われるのか注意して見た。だが展覧会の趣旨もあるのだろうが、花をモチーフに使っていた作品は、写真に示す一点のみ(ダニエル・ゼーゲールス作)。花輪に描かれていて判る花は、バラ、サワギキョウのようなロベリア、アザミ、ナスそっくりの花、くらい。(写真は350円のクリアファイルを接写したもので、いちおう、著作権料を払っています)

 後で知ったことだが、16、17世紀のフランドル地方はヨーロッパ園芸の中心地で、多くの花の画家を生んだという。ヤン・ブリューゲルは(1568-1625)その代表格で、花の背景が黒く塗られているのが特色とか(花にフォーカスするため?)。「花束」という絵では、バラ以外にチューリップ、アイリス、スイセン、アネモネなどが描かれている。

 上の写真に戻ると、明らかに「幼子キリストと幼き洗礼者ヨハネ」にフォーカスがあるが、他方、バラにもスポットが当たっている。そこで気になるのは、なんとなく現代のバラに比べ、花びらがシャッキリしないこと。これは描き方というより、バラが違うから?・・調べてみた。

 バラの観賞は、ギリシャ・ローマ時代から盛んだった。これらのバラは中世を通じて栽培されたものの、中世前半においてはヨーロッパで重要視されず、むしろイスラム圏で尊重されたという。しかし、十字軍を通じてバラの観賞がヨーロッパで見直される。改良されて見事な花になったのは、フランス革命(1789)の頃だったらしい。マリー・アントワネットのバラ好きは有名。

 こう考えると、16、17世紀のフランドル地方は、バラを改良する途上にあったということだろうか。





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最終更新日  2011年10月09日 18時09分45秒
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