『ナショナルトレジャー』とか/日記のようなもの(254) | ある日ぼくがいた場所

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モバマス日記

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2005.03.24

なんとなくストレスが溜まって、特に理由は無いんだけど楽しめる映画が観たい。そんな衝動に駆られて観てきました。仕事帰りに。

実際問題、冒険(謎解き・宝探し系)物って、今時作るの大変だと思うのですが、普通に楽しめました。

別に何か深いモノが残るとか深読みが必要とかそーいうのは一切なく、ただ観て、楽しむ映画。デートとかにも向いてるでしょう。かなり無難な選択になる筈です。

個人的な評価では、5点満点なら3.5点くらい。

で、と。
なぜ冒険(謎解き・宝探し系)物って、今時作るの大変なのか？
今更砂漠も密林も氷河(雪山)も海(深海)も、どんな舞台設定にしても、それだけでは目新しくならないからです。
CGに凝るとしても、観客側もすでに見慣れてしまっていて、CG技術だけではやはり客は呼べません。楽しんでももらえないしね。
爆発やカーチェイス、銃撃戦、お色気、などアクション娯楽物のお約束要素は「かじり」程度にこの作品にも入れられてますが、ほんの隅っこをちょっぴりかじった程度です。(女優さんは胸の谷間が無かったとしても好みでしたが、そんな事ではやはり観に行かない)

この作品の場合は、『アメリカ合衆国の建国の父達が隠した人類の秘宝を探す』がテーマになり、目新しいといえばだから『アメリカ合衆国の建国者達が』の部分になりますね。だからアメリカ合衆国独立宣言書とかワシントンとかベンジャミン・フランクリンとか、フリーメイソンとかドル紙幣の刷り込みとか、虚実取り混ぜてストーリー展開そのもので魅せていますね。

念のため書いておくと、アメリカの歴史を全く知らない人が見ても普通に楽しめます。あえて言うなら、テレビCMは見ないで劇場に行った方が楽しめるかと。ぶっちゃけ劇場に行って観なくとも良い作品ではあるでしょうが、だから昨日の私の様に『なんか映画観に行きたい』と衝動に駆られた時に普通に楽しめる物としてチョイスする分には無難なものかと思います。

さて、ホリエモンは次の選択枝に迫られましたね。
発表のタイミングから言って、高裁に負けたら、という判断になっていたのでしょう。

私が個人的にイメージしたのは、例えばホリエモンがニッポン放送株を買い占めてフジに提携を迫ったことが、買い占められた側からすればホリエモンに目の前で中指突き立てられたくらいのこととすれば、今回のソフトバンクの登場は、ホリエモンの顔を堆肥に突っ込ませてその後頭部を足で踏みつけてぐりぐりやるくらいの屈辱を与えたのではないかと思います。

個人的に言えば、別にソフトバンクは正義の味方でも何でもありません。(彼ら自身以前外資と組んでテレビ朝日の買収と経営参与に失敗してるし)　ソフトバンクの価値の大半は「Yahoo株」に依存してることは言うまでもありません。別に孫がすごいわけでも何でもありません。(まだ卵から孵ったひよこの段階でYahoo株を買ったという事は評価できますがね)　今回の場合は、プロ野球再編の時より、後から出てきて美味しいとこ取りという印象が強いですしね。

別にホリエモンがどうなろうが知ったことではありませんが、次の一手は楽しみですね。フジテレビ株を買い進めるのも一つの策ではあるし、その先深読みしてソフトバンクがライブドアを買占めて消滅させてしまうことがあればホリエモンと孫の連携プレイだったと勘繰ることも可能なわけで(二人は高校の先輩と後輩)。

フジサンケイグループから脱けると、企業価値が大きく損なわれるんじゃなかったんでしたっけ？

放送に関わる人の倫理なんてそんなもんです。

ライブドアに関して言えば、微妙にフジの株をちょびちょび買い進めながら5年くらい待つのも、『有り』かと。(フジ株以外に関してだから、ニッポン放送の経営方針とかに別に何も口出す必要も無いし)

ま、どーでもいいですけどね。笑

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