田中およよNo2の「なんだかなー」日記

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2005年04月20日
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テーマ: ニュース(100306)
カテゴリ: 超硬派
会社は株主のモノである。

答えが分かりきっている。
いろんな理屈をつけて反論する人がいても、会社を所有しているのは株主である。

あるいは質問のたてかたが間違えているのだ。

「会社はなんのためにあるのか」

この質問には社員と答えてもいいかもしれない。
なぜなら、会社は社員が働く場所であるからだ。
役職の上下に関わらず、社員が多くの時間をつぎ込んで働き、生活の糧を得ているからだ。


また、土着的な場所に縁があってやってきた人々をお客と呼ぶのだ。

日本は会社が売買されるモノという感覚がまるでない。
経営と所有が分離するのはおろか、会社とは所有されうるモノである前提が希薄だったのだ。
オーナー企業であっても資本で会社というモノを支配しているのではない。
血縁で君臨しているのだ。

資本、つまりカネ、を仲立ちにしているモノであれば売買や交換ができる。
しかし、血縁を交換することなど、できない。

つまり、今までの日本は「モノ」と「カネ」の資本主義ではなかったのだ。
会社という「場所」を中心とした、いわば土着的会社主義だったのだ。
その会社主義を成立させていたのが、一所懸命に働く社員は勿論のこと、「縁」が引き連れてくるお客と過大な間接融資を本音にした、「血」というマジカルで過小な資本金という建前が絡み合った日本というシステムなのである。

これは、どちらがいいか、という問題でもない。


再び質問を考えて欲しい。
「会社は誰のモノか?」
「会社はなんのためにあるのか?」

きっと、この二つの質問が放つ亀裂の間に、現在の日本経済のアクチュアリティは蠢いているのだから。

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最終更新日  2005年04月21日 01時14分36秒
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