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田中およよNo2
「なんだかなー」の気分の時にふらっとよっていける、人生の雑貨屋ページです。ちょっといいんじゃないの、なんだかこれ面白い、こんな考えやものがあってもいいんじゃないか、ってものを並べていきます。
コメント新着
2006年12月22日
テーマ： 小説書きさん！！(608)
カテゴリ： ほどよく
えーっと、前回で思わせぶりなこと 書いたから
と、いっても、今回は純粋な小説じゃなくてプロット。
脚本の案ですよね。
人物の設定と、なにを訴えたいかという企画意図、そして内容である梗概を書くんだね。
地の文章だから読めると思うな。
テーマがあって、「魅力的なおじさん」だった。
これは、応募もしてないから、題名も書いとくけどね。
全部掲載したいけど、１０エントリーくらい使わないといけないので、ね。
題「灰色の掟」
人物
安岡義之（五〇）正邦の公設第一秘書
高原旭（二五）高原の息子 イギリス帰りの駆け出しの秘書
高原正邦（五二）進歩党衆議院議員、財務大臣
浦上誠（四九）高原の私設秘書
里中恵理菜（四〇）東京地検特捜部検事
小田中芳樹（四〇）二世議員 進歩党衆議院議員
高原亘（故人）
企画意図：
正しいことってなんだろう。
人に喜んでもらうこと、ありがとうといわれること、そして困った人を助けるようなこと。それが、良いこと。
でも、大人になるとどんどん変わっていく。
嘘をつくこと。ちょっと小太りで、好みのタイプじゃない女性にも「癒しだよね」って僕は言う。多分、女性のほうも僕に対して「老けてる」とか言わずに「落ち着いている」って言うだろう。
悪い手段をつかっていい方向に世の中や自分の周りをもっていくことが大人の条件だと僕は思う。だけど、最近のニートとか、引きこもりとか言われる人はそうは考えていないようである。彼らは非常に理屈っぽい。曰く、人生を無駄に過ごさないためにも、人にも自分にもよい職業につきたいと。間違っていない。でも、それじゃ何もできない。
きっと、少しでも悪いことがあると、良い事はできないと彼らは教え込まれ、守っている。正直な生き方だ。
だけど、その中でも一つだけ正義はあると思う。信頼してくれた人を捨てるようなことをしてはならないと。
誰かのために悪い事を請け負うことがあったとしても。
正しい事に正直に生きる必要なんてさらさらない。ただ、君の信念と人の思いに誠実に生きること。それができる生き方は、多くの傷を孕んでいたとしても、充分に魅力的なんだと私は思う。
梗概：
安岡邦夫（五二）は国際線の到着ロビーで人を待っていた。から高原旭（二五）が安岡に手を振る。
「お帰りなさい、おぼっちゃま。留学ご苦労様でした。お父さんがお待ちです」安岡が頭を下げる。
「ああ」軽く旭は挨拶をする。
車に乗り込む安岡と旭。運転手は浦上誠(四九)である。浦上がイギリスはどうでした。御飯はまずかったんじゃないですかと聞く。
「誠さんの料理ほどではないよ。で、誠さんの最近はどうなの」
「私は私設秘書ですから、たいしたことないですよ。冠婚葬祭に出席してみたり、後援会のなんや、陳情を聞くくらいです。番頭で仕切ってる安岡さんとはえらいちがいですよ」
苦笑いをする安岡に旭が畳み掛ける。
「金庫番はまだ安岡さんだよね」一瞬、険しい表情を見せる安岡だが、口元を柔和にゆがめる。
「私以外はできませんから」
瀟洒な住宅街の高原家。部屋では高原正邦（五二）が安岡、旭、浦上を待ち受ける。高原が旭に留学はどうだったかたと聞くと、旭は答える。
「実に堂々としていました。私もこの国できっちりと政策を議論できる議員になっていきたいです」
高原は頷きながら、嬉しそうに旭の肩を叩いた。
「明日から私の秘書だ。義之君、教育を頼んだよ。あ、それから浦上君。また後援会から巨人戦のチケットの依頼が入ってるから頼むよ」言い残して、高原は足早に国会に向かった。旭の肩を安岡が叩く。
「ぼっちゃんは大臣になるお方ですから、これから色々勉強しないといけません。坊ちゃんは見てるだけでよろしい。私が行いますから」
旭は小首をかしげた。
…ここまで。
この後、高原と旭はちょっと、険悪になったりするんだよね。
でも、旭の父親が関与した汚職事件の濡れ衣を着せられた浦上を救うために、再び団結するって流れにしていたと思う。
でも、政治って書いていくと舞台設定に時間とかを多く割くから、結構、難しいのだよね。
んじゃ。
サンはあるのかな。
なかったら、作っていけばイイサ。
※もっと、「なんだかなー」なら『 目次・◎こんなん書いてました。 』まで
と、いっても、今回は純粋な小説じゃなくてプロット。
脚本の案ですよね。
人物の設定と、なにを訴えたいかという企画意図、そして内容である梗概を書くんだね。
地の文章だから読めると思うな。
テーマがあって、「魅力的なおじさん」だった。
これは、応募もしてないから、題名も書いとくけどね。
全部掲載したいけど、１０エントリーくらい使わないといけないので、ね。
題「灰色の掟」
人物
安岡義之（五〇）正邦の公設第一秘書
高原旭（二五）高原の息子 イギリス帰りの駆け出しの秘書
高原正邦（五二）進歩党衆議院議員、財務大臣
浦上誠（四九）高原の私設秘書
里中恵理菜（四〇）東京地検特捜部検事
小田中芳樹（四〇）二世議員 進歩党衆議院議員
高原亘（故人）
企画意図：
正しいことってなんだろう。
人に喜んでもらうこと、ありがとうといわれること、そして困った人を助けるようなこと。それが、良いこと。
でも、大人になるとどんどん変わっていく。
嘘をつくこと。ちょっと小太りで、好みのタイプじゃない女性にも「癒しだよね」って僕は言う。多分、女性のほうも僕に対して「老けてる」とか言わずに「落ち着いている」って言うだろう。
悪い手段をつかっていい方向に世の中や自分の周りをもっていくことが大人の条件だと僕は思う。だけど、最近のニートとか、引きこもりとか言われる人はそうは考えていないようである。彼らは非常に理屈っぽい。曰く、人生を無駄に過ごさないためにも、人にも自分にもよい職業につきたいと。間違っていない。でも、それじゃ何もできない。
きっと、少しでも悪いことがあると、良い事はできないと彼らは教え込まれ、守っている。正直な生き方だ。
だけど、その中でも一つだけ正義はあると思う。信頼してくれた人を捨てるようなことをしてはならないと。
誰かのために悪い事を請け負うことがあったとしても。
正しい事に正直に生きる必要なんてさらさらない。ただ、君の信念と人の思いに誠実に生きること。それができる生き方は、多くの傷を孕んでいたとしても、充分に魅力的なんだと私は思う。
梗概：
安岡邦夫（五二）は国際線の到着ロビーで人を待っていた。から高原旭（二五）が安岡に手を振る。
「お帰りなさい、おぼっちゃま。留学ご苦労様でした。お父さんがお待ちです」安岡が頭を下げる。
「ああ」軽く旭は挨拶をする。
車に乗り込む安岡と旭。運転手は浦上誠(四九)である。浦上がイギリスはどうでした。御飯はまずかったんじゃないですかと聞く。
「誠さんの料理ほどではないよ。で、誠さんの最近はどうなの」
「私は私設秘書ですから、たいしたことないですよ。冠婚葬祭に出席してみたり、後援会のなんや、陳情を聞くくらいです。番頭で仕切ってる安岡さんとはえらいちがいですよ」
苦笑いをする安岡に旭が畳み掛ける。
「金庫番はまだ安岡さんだよね」一瞬、険しい表情を見せる安岡だが、口元を柔和にゆがめる。
「私以外はできませんから」
瀟洒な住宅街の高原家。部屋では高原正邦（五二）が安岡、旭、浦上を待ち受ける。高原が旭に留学はどうだったかたと聞くと、旭は答える。
「実に堂々としていました。私もこの国できっちりと政策を議論できる議員になっていきたいです」
高原は頷きながら、嬉しそうに旭の肩を叩いた。
「明日から私の秘書だ。義之君、教育を頼んだよ。あ、それから浦上君。また後援会から巨人戦のチケットの依頼が入ってるから頼むよ」言い残して、高原は足早に国会に向かった。旭の肩を安岡が叩く。
「ぼっちゃんは大臣になるお方ですから、これから色々勉強しないといけません。坊ちゃんは見てるだけでよろしい。私が行いますから」
旭は小首をかしげた。
…ここまで。
この後、高原と旭はちょっと、険悪になったりするんだよね。
でも、旭の父親が関与した汚職事件の濡れ衣を着せられた浦上を救うために、再び団結するって流れにしていたと思う。
でも、政治って書いていくと舞台設定に時間とかを多く割くから、結構、難しいのだよね。
んじゃ。
サンはあるのかな。
なかったら、作っていけばイイサ。
※もっと、「なんだかなー」なら『 目次・◎こんなん書いてました。 』まで
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