読書の部屋からこんにちは!

読書の部屋からこんにちは!

2006.10.31
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カテゴリ: 今月読んだ本
早いもので、10月ももうおしまいです。


今月読んだ本を、ざっと思い出してみましょう。

★「紀ノ川」有吉佐和子

★「安楽病棟」箒木蓬生

★「朝の歓び」宮本輝

★「過越しの祭」米谷ふみ子
     夫の家族(姑や小姑)との付き合いや、夫の家のしきたり、行事、
     そういうものに無縁で生きたいと思うけれど、
     意に反して巻き込まれてしまう嫁が主人公です。
     それって、私たち一般の主婦の気持ちでしょ?

     芥川賞の選評では、「主婦の作文」と言われていたけれど、
     なかなか興味深く読みました。

★「鍋の中」村田喜代子
     日常に不気味とか人以上の存在とか、そんなものがまだ生きている田舎。
     都会から来た孫たちとおばあちゃんの、どれがホントでどれがウソか、
     みんなでいっしょにばかされて、結局答えは出ないけど、
     まいいや、みんな元気で生きてるから。そんなお話でした。
     私は好き。

★「スティルライフ」池澤夏樹

★「長男の出家」三浦清宏
     おもしろいよ。普通の家の少年が出家するなんて、そんなことありっこないのに。


★「尋ね人の時間」新井満
     都会のおしゃれでスマートでクレバーな人々が出てきます。
     田舎でどんくさく生きてる私には、ちょっと世界が違うかな?

★「ダイヤモンドダスト」南木佳士
     信州のさわやかな空気が感じられる、きれいな小説でした。

     終わり方も、きれい。

★「由熙」李良枝
     作中の韓国人に、あまり共感を覚えないまま終わってしまいました。
     ここまでの7冊は 、「芥川賞全集」 で読みました。
     はっきり言って、疲れました。あまり続けて読むもんじゃありません。

★「非色」有吉佐和子

★「黄泉がえり」梶尾真治
     芥川賞で疲れた頭をマッサージするために、柔らかめの本を選びました。
     だけど、あまりおもしろくなかったなあ。
     設定はかなり興味深いけど、結局意味が分からずじまいでした。

★「赤ひげ診療譚」山本周五郎

★「モモヨ、まだ九十歳」群ようこ
     90歳にして、上京して一人でホテルに泊まり、ディズニーランドへ上の動物園へと、
     夢を実現させるおばあちゃん、モモヨ。
     だけど、ただ単に元気なだけの90歳じゃありません。
     モモヨの人生にも山あり谷あり、でも、人間ってみんなそうなんだよねえ。
     いつの時代でも、みんながんばって生きてるのよねえ。

★「君が世界を見捨てても世界が君を見捨てない」瀬戸しおり

★「魂萌え!」桐野夏生


以上、16冊でした。
今月もたくさん読めて、よかったよかった。
先月は英語の勉強が放ったらかしだったけど、今月はちゃんとやりましたよ。
さあてと、明日から何を読もうかな?





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Last updated  2006.10.31 21:52:12
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