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2005/10/22
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環境省が、環境税の省案をまとめたそうです。


自動車業界が猛反対しているので、スンナリ自民党の部会を通過するとは思えませんが、私はこの動きは支持します。2400円という金額が化石燃料使用の抑制として妥当なものなのか、既に灯油の価格が上昇していますが、寒冷地の暖房の確保に影響が出ないか、ということへの検討は必要だと思いますけれど、民主党には、原案に近い形でまとまるように、国会への働きかけを強めて頂きたいと思います。

また、政府の中に、「森林環境税」を導入しようという動きもあるそうです。輸入木材に対して課税され、税率10~20%程度の関税をかけるという案です。日本国内では、最近自然環境保護の動きが強まっていて、完全ではないにしても、森林保護のムードがありますが、その分、木材を輸入に頼り、アジア諸国の森林資源が奪われているという問題があります。こうしたことへの対策にしようという税だと思いますが、貿易自由化の流れに逆行するので、導入には紆余曲折が予想されるそうです。

白神山地を抱える青森県で、第2回世界自然遺産会議が開催されました。ここでは、開発途上国が貧困のために森林を不法利用せざるを得ず、森林資源が危機にさらされている実態が明らかになったそうです。

私は、貿易の自由化と森林資源の保護とは別問題だと思います。アフリカや中国の砂漠はもともと森林だったのに、地球が寒冷化した時代に、人間が「まき」として燃やしてしまい、森林が供給する水蒸気や地下水脈が失われて砂漠化したという説もあります。森林の不法な伐採などを放置すると、スマトラ、ボルネオなどの島は陸上部分が砂漠化して、地球温暖化にも悪影響を及ぼしかねません。「森林環境税」という手法がよいのか、貧困対策のODAのようなことが良いのか、私には何ともわかりませんが、アジアの他国のことだ、というようには言っていられない問題だと思います。





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最終更新日  2005/10/22 09:14:38 AM


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